『背すじをピン!と』が最終回!ありがとうの気持ちがとまらない。
『背すじをピン!と』が最終回を迎えました。突然の2年後から、予感はしていたものの。いざ目の当たりすると、寂しさよりも、ありがとうの気持ちでいっぱい。ダンスなんて全然知らなかった僕に、その楽しさを教えてくれたのはせすピンで。
主人公のつっちー・わたりちゃんをはじめ、どのキャラクターにもドラマがあり、どんどん物語にのめり込んでいきました。
いろいろ語りたいことはありますが、まずは良い意味で裏切られた最終回の感想をば。正直、めっちゃ泣いた。
背すじをピンと! side わたりちゃん
わたりちゃんの視点から紡がれる、もうひとつの物語。先週の横田先生の巻末コメントで、奥さんが1ページ目のネームで泣き出したとおっしゃっていたのもわかる。だって、1話の彼女の葛藤や、つっちーのことを一応覚えてたこととかが分かるんだもの。
真澄くんとリオちゃんが歴史を塗り替えた日から2年。ついに、つっちーとわたりちゃんたちの最後の大会がやってきた。一年生の頃を思い出すわたりちゃんと一緒に、読者である僕らまで物語を振り返れる。
ところでこのつっちーのTシャツ、2話で初めてダンスしたときのやつですよね。懐かし〜〜〜!細かいところへのこだわりが見えて、ほんと好き。
成長したライバルたちが登場!
2年経ったということは、同じく1年生だったライバルたちも3年生になっているわけで。満を持して、彼らの登場です。
まずは、御木くん・ターニャペア!ロシア留学から帰ってきた彼らの実力は、計り知れない。2年前の悔しさから、ロシア行きを決めたんだろうな。
御木くんの強キャラ感が半端ない。自信に満ち溢れているといった表情で、別人みたいだ。
ターニャは、可愛らしいといった印象から、綺麗なお姉さんになっちゃって。あらあらまぁまぁ。ロシア留学を終えた今、より意思疎通が図れるようになった彼らの活躍に注目したい。
さて、待望のあのカップルが登場です。宮大工くん・柏小春ちゃんペア!まーた歳を重ねて綺麗になったなあ。宮大工くんは相変わらずだけれど、王者としての風格が垣間見える。
宮大工組、完全に夫婦…夫婦ですよ…。ストレートな物言いの宮大工くんを、柏小春ちゃんがフォローする。理想的な関係ですね。
柏小春ちゃん、めがっさ可愛いんですが…。びっくりした表情がたまらんですよ。悶絶するわ!最終回で、成長した彼女の姿が見られて本望です。
"楽しい"ダンス
鹿高のようすを見るに、部員がたくさん増えてるのは、つっちーたちが楽しいダンスを体現してきたからこそなんだろうなと。「できそう」と初心者にも寄り添ってくれるダンスは、真澄くん・八巻世代にはなかったもの。
楽しいダンスを追求してきたつっちーたちだからこそ、今の鹿高ダンス部がある。部員からいじられるって、愛されてる証拠よ。
もちろん先輩たちの良いところは引き継いでいると思います。御門くんが、1年生の朝木ちゃんとペア組むのは、2年前のひらりんを思い出す。八巻イズム、ここにあり。
朝木ちゃんに、過去の失敗談を語るわたりちゃんの優しさにもグッとくる。失敗してしまったからこそ、アドバイスできるんですよね。
たくさんの"ありがとう"
つっちー・わたりちゃんの番号"86"は奇しくも最終回の話数と同じ。1ページ1ページ嚙みしめるようにめくってきたけれど、もうすぐ、本当に物語が終わってしまう。
読み進めていくうちに、胸にこみ上げてくるものがある。わたりちゃんが、つっちーと積み上げてきた物語。
玄人おじさんだって、葉澄コーチだって、みちるちゃん先生だって、彼らのラストダンスを見守っている。
たくさんの人に支えられてきたなかで、やっぱり一番はパートナーであるつっちーなんですよね。優しくて、誠実で、困った人を見るとほっとけないひと。頼りないところもあるけれど、そこがまたチャーミング。
つっちーは、わたりちゃんにとって、僕らにとって、間違いなくヒーローだよ!
わたりちゃんからの"ありがとう"で涙腺崩壊。このふたりだったから、ここまで来られた。背すじをピン!と、感動のフィナーレです!
せすピンに、ありがとうの気持ちがとまらない。横田先生、素晴らしい物語をありがとう。いつもブログの感想をシェアしてくれたスタッフの方に、ありがとう。せすピンの連載を決めた編集部のみなさんにも、ありがとう。
大好きなせすピンが終わって、寂しくないと言ったら嘘になる。だけど、終わりがあるからこそ、物語は魅力的だと思うのです。
最終10巻は、4月4日に発売。収録話数的に、2〜3話の余裕がありそうで、『こがねいろ』の収録や、描き下ろしもあるやも?
ラストステップ、sideつっちーが読みたいなぁなんて。他にも、御木くんとターニャのロシアでの修行中の話とか、宮大工くんと柏小春ちゃんのほのぼのエピソードとか、ひらりんと御門くんの出会いとか。とかとか。
綺麗に締めてくださった最終10巻、今から発売を心待ちにしております!
最終回を読んで、1話から読み直すと、また違った風に見えますね。このとき、わたりちゃんは、こういう気持ちだったのかと。より今までのエピソードの深みが増す。本当に本当に素敵な最終回でした!
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闘会議から、オカンイベント昼・夜まで〜佐倉綾音さんに見惚れた2日間〜
2月11日の闘会議、2月12日の『オカルティック・ナイン』スペシャルイベントと、あやねる漬けの2日間。ほんっとうに幸せな時間を過ごさせてもらいました。改めて佐倉綾音さんに惚れ直したのです。
この気持ちを忘れないように、今回の遠征の日記のようなものをば。レポート織り交ぜ、思うがままに語っていきましょう!
ゼロズレ至近距離のあやねる最高かっ!
まずは、闘会議から。ユーザーも含めて、みんなで作品を創り上げていく『Project LayereD』のステージ。
ほぼ最前、2,3mくらいの位置であやれるを拝めたことは、一生忘れません。登壇前、ステージに置かれた水にストローついてたのが見えたとき、心の中でガッツポーズしましたもん。予想通り、目の前にあやねる登場!
彼女の立ち居振る舞いを余すことなく、至近距離で見られた神イベ。キャスティングしたバンナムの運営さんには頭が上がらない。本当にありがとうございます!
近かったもんだから妙にドキドキしちゃってやばかったですね、ほんと。間近で見ると、彼女の綺麗さに見惚れてしまう。背すじをピン!として佇むあやねる、素敵でした。
その日に初舞台の新人さんがおふたりいたのですが、新人に積極的にプレッシャーかけていくスタイル、好き。もちろんガチめじゃなく、冗談交えて。
あやねるも触れてた通り、柳晃平さんの場慣れ感が半端なかったなぁ。対して白砂沙帆さんの初々しさ。どちらも期待の新人さんですね!
演技良し、トーク良し、スタイル良し。ふとした会話の切り返しからも、彼女の理知的な面がうかがえる。飽和状態の声優業界でも、間違いなく残っていく人なんだろなと。
ステージからはけるとき、深く深くお辞儀をするあやねるを間近で見られて感極まる。あんな近くであやねるを拝めるイベントなんて、もう当分ないんだろうな…。参戦して良かったと心から感じる。
バラエティ色豊かな昼の部
続いて、オカンイベント昼の部。13列目と少し遠い位置からの参戦です。
昼の部ハイライト
・石川界人はなんJ民
・石川界人のPPAP
・佐倉綾音の生ジャスティス!
作品の雰囲気と違って、わちゃわちゃ明るい雰囲気のイベントに。終始笑ってた記憶しかない。イシグロ監督いじりと、ちーちゃんネタで盛り上がる盛り上がる。監督も舞台に上がれば良かったのに。
たくさん笑いましたが、その中でもいちばん笑ったのは、界人くんのなんJ民宣言。どうしても笑いが止まんなかったwもしかしたら、彼と一緒に実況してた人もいるかも!?
バラエティ色豊かなコーナーから、生アフレコに変わった瞬間の切り替えは、さすがプロの声優さんたち。普段は見られない貴重な貴重な機会だけに、本当にありがたい。生アフレコがあるイベントは神。
夜の部だけの特別な台詞が飛び出す!
最後は、夜の部。昼から大躍進、5列目での参戦となりました。円盤先行より、一般の方が席良いってどういうことさ!どちらにせよ、近めな席取れたからいいけども。
再びあやねるほぼ0ズレで大勝利!ただ、座っちゃうと前の人の頭で隠れちゃうという罠。その分、隣の梶さん、界人くんがよく見えましたね。
夜の部ハイライト
・りょーたすの乳袋の話
・いけ!ガモタン!〜ポケモンのBGMを添えて〜
・現ナマ90万円隠して立ち去ろうとするあやねる
・キャスト陣の舌なめずり
・スペシャルイベントだけの特別な台詞披露
暴走気味だった昼に比べるとスムーズな進行に。もちろん盛り上がるところは盛り上がるのは変わらず。アフレコの裏話や、作品について多く聞けたのは良かったなと。ナイス軌道修正。
いちばん心に残っているのは、生アフレコ。距離が近づいた分、キャストのみなさんの表情の変化が細かく見られたのが、さらに良かった。まるでキャラに憑依しているように、目まぐるしく表情が変わるのを、見逃すまいと集中していたのを覚えています。
梶さんが、本編では削られてしまったラストの特別な台詞を言ってくれたときはシビれた。イベント夜だけの特別な、貴重な一回限りの台詞。
ちなみに、特別な台詞がカットされた経緯と理由を含めて、最終巻のコメンタリーで詳細に語っているのだとか。
昼・夜どちらもを話していたのから察するに、よっぽど聞いてほしい裏話なのでしょう。俄然購入欲マシマシ!
キャストのみなさんも、監督になぜ削ったのかと直談判するくらいに思い入れ深い台詞だそう。生で聴いたあやねるが裏で泣いちゃったと聞いて、彼女にとってもオカンは特別な作品なんだなと。
最後のキャストのみなさんのコメントからも愛が溢れてて、素敵なイベントの終幕でしたね。 楽しかった!と口を揃えているのを聞いて、こちらまで幸せな気持ちに。
あやねるがいつものうまいまとめ方というよりも、気持ちが前面に出るようなコメントをしていたのが印象的でした。
最後、舞台の端から端まで手を振ってくれるあやねるに惚れ直した夜の部。観客が求めていることを提供してくれるのはもちろん、それを超える可能性をも見せてくれる。
やっぱり佐倉綾音さんという演者がいる今、同時代に生きてることを幸せに思います。
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『からかい上手の高木さん』5巻の感想「想い出は、時が経っても色褪せない」
日本全国の男子を悶絶の渦に巻き込んだ『からかい上手の高木さん』の5巻が発売です!
表紙からすでに、西片くんがからかわれている様子が分かってたまらんですよ。女の子と一緒に水着買いに行くって、何そのご褒美。
大人になった高木さんの姿あり、水着回あり、究極の選択回もあり。さらには高木さんが逆に悶えるエピソードありと、5巻も身悶え、震えること間違いなしっ!お気に入りのエピソードをピックアップしてご紹介です。
想い出は、色褪せない。
表紙をめくると、大人になった高木さんの姿。これが噂に聞いた、衝撃のからかわれ回か…。何も知らないまま、その衝撃を味わいたかったなあ。
卒業アルバムを見ながら、昔を振り返る高木さんはどこか物憂げで。10年の間に、彼女に何があったのか。まさか西片くんとは結ばれてない!?母になれども、からかい癖が抜けてないのは彼女らしい。
途中までは、すっかり悲しい出来事があったのかと思っていたけれど。帰ってきた夫らしき男性の姿と、表札を見て納得。なんだよもう〜〜〜!心配したじゃないか!
すっかり勘違いして、読者がからかわれる神回でした。高木さんは、西片くんのみならず、僕らまで骨抜きに。
気になるあの子の水着姿が眩しい。
高木さんの水着姿が眩しい…。成長したら、数多の男を落とす未来が見える。今でさえ全国各地の読者諸君を悶絶させているというのに。
落ち着いた水着から、ちょっと派手な水着まで。めまぐるしく変わる高木さんに、心惹かれてしまうのは、男の性か。目そらさないでちゃんと見たほうがいいと思うよ、西片くん。
1枚布を隔てた向こうには、一糸まとわぬ彼女の姿があるのかも?とドキドキしちゃうのも仕方ないね。思春期の男の子だもんね。クラスメイトに見られたら恥ずかしいと考えちゃうのも、もっともだね。
実は、このエピソードの隠れたMVPは、真野ちゃんだと思うんです。女子のほうがそういう勘って働きやすいんでしょうか。西片くんの気配を察知して去るのぐっじょぶ。
究極の選択?あなたならどうする?
自販機のジュースから始まる、二択クイズ。いつもからかわれているお礼だ、と言わんばかりに高木さんを困らせようとするも、逆にやられちゃうといういつものパターン。黄金パターン、大好きです。
個人的ベストクエスチョンはこれだっ!
「一生テストで0点しか取れないのと、私とキスするの、どっちがいい?」
高木さんとキスするほうです(即答)
テストで0点しか取れなくたって、人生なんとかなるよ。むしろ成長すれば、テストで点取るよりも大事なことがたくさんあるよ。そんな厳しい現実は置いといて、微笑ましいふたりのやりとりから、いつも元気をもらっております。
西片くんの答えを聞いて、このしたり顔である。5巻でいちばん可愛い表情してるよ!
ナイスクリティカル!
5巻ラストを飾るはタイトル通り「クリティカル」なエピソード。何の気なしに放った言葉が、心を捉えることって、あるよね。狙ってないからこそ、心に響く。西片くん、やるじゃん!
当の本人はクリティカルさせたことに気づかず、相変わらずあたふたしてるところが、またいいんですよね。そんな西片くんだからこそ、からかいがあるし、見てるこっちも癒される。
ところで、クリティカルヒットした高木さんが完全に恋する乙女です。どうもありがとうございました。
巻を増す毎に、衰えるどころか勢いを増すばかりのからかいワールド!6巻はどんな悶絶エピソードが待っているのか。今から楽しみでしょうがない。ずっと、この幸せな時が続けばいいのに。
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【からかい上手の高木さん】高木さんの可愛さに悶絶する人続出!からかい女子ブーム、来たれり。
【ジャンプ】2017年10号の感想!「挫折を知って、強くなれ!」
ジャンプ2017年10号の感想。新連載、なかなかにワクワクさせてくれるじゃないですか。ラブコメ界の新星、現る!
・背すじをピン!と
金ツバまだやってたんか〜〜〜い!めぐちゃんとゾノきゅんがダンス続けてるの、胸が熱くなるな。ゾノきゅん、やっぱりしたたかである。
彼らや八巻・秋子組・畔田・ナオミ組が挑むは、海外派遣選考会。勝った者だけが、真澄くんやリオちゃんと同じ舞台に挑むことができる。
なんと、八巻・秋子組は優勝どころか、二次予選敗退。通過点としか捉えてなかった慢心ゆえか。自信満々なのは悪くないが、心構えの差がこの結果を生んでしまったのではないか。
タツ小竹先生の言葉が沁みるなあ。この挫折を乗り越えて、さらに羽ばたいてくれると信じてますよ!
・僕のヒーローアカデミア
マグ姉…。ヴィラン組のなかでは好きなキャラだったのに。極道さん、めっちゃ強くないっすか。触れただけで相手を四散爆発させるって。死柄木の能力に通じるものもあるか。
彼の仲間には個性を抑える個性を持つ能力者もいるようだし、裏世界の闇は深い。
・ワンピース
駆け出したサンジが向かうのはもう、約束の場所以外にありえないでしょ!どれだけ頭で冷静になろうとも、心が黙っちゃいない。サンジとルフィが再開する日は近い。
・ぼくたちは勉強ができない
『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』の筒井大志先生の新作!古橋文乃ちゃんに惚れた。勉強教えていくうちに、ふたりへの恋心で揺れる主人公の姿が見える…見えるぞ…。
ジャンプに新しいラブコメの風が吹く。期待大な新連載です!
・食戟のソーマ
タクミage回。刈り上げた頭のタクミもかっこいいね。
・左門くんはサモナー
てっしーパパ回再び。ドラえもんのネタとか、今のジャンプ読者の何人が分かるんだ。めっちゃ懐かしいわ。ちょっと(だいぶ?)娘への愛情がよく分からない方向にいってるけど、いいパパだよね。
ベヒモスさんが料理上手いのには笑った。特製味噌汁飲みたい。
・火ノ丸相撲
天王寺戦、決着!まさに、ダチ高みんなで掴んだ勝利。誰ひとり欠けたとしても、この勝利は得られなかっただろう。火ノ丸の顔のどアップにはシビれた。気迫が紙面からありありと伝わってくる。
敗色濃厚だろうと笑う天王寺の姿、天晴れ。久世に負けて、王者の座から陥落したとはいえ、貫禄は王者のそれですよ。
ガッツポーズを見せる火ノ丸に高まらずにはいられない!本当におめでとう!!!
NEXT→2017年11号の感想!「背すじをピン!とに、ありがとう」
【背すじをピン!と】9巻の感想「舞台はスタンダードからラテンの部へ!」
背すじをピン!と 9巻の感想です。ちょうど1年前は、3巻が発売し、ジャンプでは柏小春ちゃんの可愛さが爆発していたようで。もう1年が経ったのかと感慨深い。
【背すじをピン!と】37話の柏小春ちゃんが可愛すぎる件についての記事で、スマートニュースに載ったのもいい思い出。思えば、ここから柏小春ちゃんにハマりだしたのかもしれません。
9巻おまけの柏小春ちゃんもめっさ可愛かった…!たった一コマ、されど魅力に溢れてる。
さて、9巻は夏の全国大会スタンダードの部が決着!結果発表は、涙なしには読めなかった。2016年いちばん熱くて涙を流したのは、せすピン72話です!
ラテンの部に移り、初めはギクシャクしていた八巻・秋子組が徐々にかみ合っていく姿に胸が踊る。影の薄かった畔田の覚醒もアツい。チャンピオン組へ果敢に立ち向かう二組のエピソードから、目が離せない。
どこまでもアツさが止まらないせすピン9巻の感想、いってみましょう!
ユー アー ザ ニュー チャンピオン!
ついに迎えたスタンダードの部結果発表。続々と順位が発表されていくなか、残ったのは、やはり現チャンピオン・咲本・サラちゃんペアと、真澄くん・リオちゃんペア。全力を出し切った挑戦の結果ははたして…?
優勝は、真澄くん・リオちゃんペア!見事なチャンピオン交代劇!やったあああああああああああ!
ここまでの道のりを考えると、胸にこみ上げる思いがある。
最後の大会として臨んだ全国大会。リオちゃんの覚醒。万年2位のイメージを塗り替えた演技。鹿高ダンス部みんなで作り上げた必殺技。すべてが結実した結果である。
真澄くん、リオちゃん、本当におめでとう!これからもふたりのダンスが見られるのが嬉しすぎる。72話については、以下の記事でも語っているので、良ければそちらもどうぞ。
【背すじをピン!と】72話は、今年いちばんアツくて泣ける回!
物語はラテンの部へ!
続いて、ラテンの部が開幕。元・天才少年、畔田満影の覚醒と、徐々にギアを上げていく八巻・秋子組、彼らを迎え撃つチャンピオン組といったところか。
スタンダードの部に引き続き、圧倒的な実力を見せつける咲本・サラちゃんペアに、他の2組が勝負を挑む展開、ものっすごくいい。ラテンの部だって、王者貫禄の可能性は十分にある。
一次予選の見所は、畔田の覚醒でしょうか。かつて「天才」と呼ばれた少年は、続々と現れる才能たちを見るうちに、諦めてしまっていた。
しかし、愚直に挑戦し続けたライバル・後輩たちの姿に感化され、見事覚醒!生き生きしたダンスが表情からも分かる。
畔田をアゲるナオミちゃんは本当にいい女。ぴったりのパートナー同士だよ!
一方で八巻・秋子ペアは絶不調。どうしたんだってばよ…。
刹那のシンクロ
ぶつかり、いがみ合う八巻・秋子ペア。彼ららしいっちゃらしいけど、今回は特にひどい。一次予選、ギリギリ通過じゃん…。
喧嘩ばかりでどうなることやらと不安になっていたら、刹那に見せるシンクロ。
ぶつかり合い、高め合う。どのペアとも違う、ふたりだけのスタイル。仲睦まじいカップルじゃないけれど、お互いをライバルと思うからこそ生まれるダンス。調子上がってきたね!
何にも真剣になれなかった八巻が、ダンスにハマったのは必然だったのかも。スカしてカッコつける彼にぴったり。サッカー部の友達の言う通りだ。そういや、この友達の名前はなんていうんだろ。
vs咲本劇場
白熱するラテンの部は、準決勝に突入!2年生組が猛追を見せるも、やっぱり主役はチャンピオン組か。スタンダードの部は2位に沈んだとはいえ、圧倒的だ…!
準決勝が始まるやいなや、チャンピオン組と八巻・秋子組がぶつかりそうなアクシデント勃発!
不測の事態に即対応して、ペア取り替えるなんて芸当、チャンピオンにしかできないですよね。無茶苦茶だけど、見てる側はテンション上がる!天性のエンターテイナー、咲本譲治の真骨頂!
それに対して八巻は。
「戻れ!! 秋子!! お前は俺と踊ってんだろうが!!」
八巻パイセンの男気溢れるセリフにシビれるぅ!かっこよすぎでしょ。サラちゃんへのフォローも忘れないあたり、いい男っぷりに魅せられる。
vs咲本劇場
会場中を覆うチャンピオン組優勢の流れを覆さなければ、勝利はない。八巻・秋子組が披露したのは…。
得意の足技を活かしたジャイブ!ぴょんぴょん跳ねる、最速のダンス!ぴょんぴょん笑顔で、1,2,Jump!
そういや80話タイトルの「Jの閃光」ってガンダム GのレコンギスタのED「Gの閃光」が元ネタなんでしょうか。細かいネタ仕込んでくるなあ。
ジャイブを積み重ね、ここぞというときに、ド派手なキックで攻める!八巻・秋子組の勢いが止まらない!チャンピオン組、畔田・ナオミ組も加わり、誰が勝つかまったく予想がつかない。
ああもうっ…!ああもうっ…!どれだけ魅力的な物語を重ねてくれるんだ、横田先生は!
次回10巻で、ラテンの部も完結し、まさかの展開へ。ネタバレ気にしない方は、ぜひ関連記事をご覧くださいませ。
良い意味で期待を裏切り続けてくれるせすピンは、どこに向かうのか。ジャンプ本誌でも追っかけ続けていきます!
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【3月のライオン】第16話 感想「放火部?いいえ、放科部です」
3月のライオン 第16話感想。愛すべき日常回。放課部のシーン、和むなあ。
放火部?いいえ、放科部です
実験のレポートのために、林田先生と零くんが訪れたのは、放課後理科クラブ、略して放科部。
どう見ても高校生に見えないのがひとりいますね?その名も野口英作。元ネタは1000円札の人かな。CVはうえだゆうじさん。ハチクロの森田さん役ですね。
放科部のシーンで、零くんが他の生徒と仲良く喋ってる…!と感動を覚える。ぼっちからの脱却。見てるこっちが涙しちゃうよ。
「一人じゃどうにもならなくなったら 誰かに頼れ でないと実は 誰もお前にも頼れないんだ」
林田先生の名言がまた飛び出す。頼り頼られ、世界は回っていく。
不器用な零くんは、なかなか人に頼ったり、頼られたりに慣れないようだけれど。林田先生の言葉で、ハッとしていたところを見るに、これからは誰かに頼ったり、頼られたりすることが増えていきそうだ。
獅子王戦の結果は…?
獅子王戦最終局は、島田さんの勝利!憔悴しきった姿を見るに、勝ちが決まるまで、一時も気の抜けなかったのがうかがえる。
地元・山形から記者さんが取材にやってきてるのはグッとくる。地元の星、島田さん。期待を背負って、宗谷名人との対局に向かう。努力を積み重ねて、挑戦権を得た彼の姿に、感銘を受けないはずがない。やっぱり努力の人・島田さん、好きだなあ。
「研究会に入らない?」
「研究会に入れて下さい」
ふたりの台詞が被るのにほっこり。お互いに得られるものが、きっとある。研究会に入れてくださいって言うの勇気がいったろうな。だって、後藤だけを見て、島田さんのことなめてかかってたものね。
大荒れの研究会
島田さんの研究会に集まったのは、零くん、二海堂、そして重田盛夫くん。島田さんの同期のようで。CV津田健次郎さんがぴったりすぎる!ちょっとニヒルな重田くん。将棋のこととなると饒舌になるのが面白い。
研究会が進むうちに、二海堂vs重田くんの居飛車・振飛車論争が勃発!我の強い棋士が集まれば、そりゃそうなるわな。鎮火したように見せかけて、油を注ぐ零くんには笑った。
みんな、島田さんの胃をキリキリさせるのはやめてあげて!心なしか、髪まで抜けたような気がするよ。
島田さんの家を出てからも、零くんと二海堂の検討は終わらない。延長戦突入!いつの間にか将棋の話から、鳥の話にすり変わってたけどね。ほんと仲良いな、君ら。
残り6話で、どこまで進むんだろう。宗谷名人vs島田さんの獅子王戦はやるとして、その後切るところが見当たらないような。5巻以降でも好きなエピソードがたくさんあるし、全22話と言わず、クール置いて2期、3期とやってくれたら嬉しいな。
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第17話 感想「嵐のような香子の感情の移り変わりに惹かれる」
【3月のライオン】第15話 感想「A級同士のガチンコバトル!」
3月のライオン 第15話の感想。後藤と島田さんのゴリゴリガチンコバトル、たまんないっすね。どちらも歴戦の猛者感を醸し出している。
香子の歪んだ愛情
冒頭、零くんの眠る布団に潜り込む香子。
「触らないで でも離れないで」の台詞から、複雑な胸中が見てとれる。義理の姉弟が一緒の布団で寝るってイケナイ感じがして、ドキドキしちゃいますね。零くんに限って、獣にならないでしょうけど。
でも、過去回想で零くんに香子が跨ってたことがあったような…。そのときよりも、今回のは時系列は前っぽいが、はたして。
香子は、愛情に飢えている。彼女を歪めてしまったのは、他でもない父親と零くんで。将棋以外の道を、ちゃんと示してあげられていたらなあ。将棋のことしか頭にない幸田氏には難しかったか。
父と同じ棋士である後藤に惹かれたのは、将棋に対するコンプレックスと、父の影を見ているからなのかもしれない。自分に足りないものを、埋めるかのように。
後藤自身も、香子をストーカー呼ばわりするわりに、まんざらでもなさそう。時計をプレゼントしてみたり、ときには突き放してみたり。妻帯者なのに、何考えてるんだろうなーと。
零くんを見守る人々の優しさ
15話のメインは、島田さんと後藤の決勝戦ですが、時折挟み込まれるエピソードにほっこり。
なかなか家にやってこない零くんを心配する川本家の人々や、テスト範囲をかき集めてくれる林田先生、零くんに救われたと語る二海堂。
ひなちゃんの天使っぷりに心を撃ち抜かれ、二海堂の過去話にグッときて、林田先生の気遣いとドジっぷりにニンマリ。
零くんの周りは、優しさに溢れている。零くんは幸せ者だなあ。
後藤vs島田さんのガチンコバトル!
獅子王戦の決勝戦。後藤と島田さんの初戦は、お互い殴り合いのガチンコバトル。重厚さがウリ同士の殴り合いの迫力よ。今まで培ってきた経験と、くぐってきた修羅場の数を思わせる。
3番勝負の初戦は、後藤の勝利。どっちが勝ってもおかしくない。A級同士の白熱した戦いです。
続く2戦目。開幕前の煽り合いが面白くって。生え際を見つめる後藤と、彼のナルシストっぷりを責める島田さんと。対局は、盤に向き合う前から始まっているのです。ただ、二人とも、大人気ね…。
2戦目も、初戦と同じくガチンコ勝負。どっちも入玉して激しい戦いに!勝利を収めた島田さんの疲労っぷりが…。失ったものの大きさを知る。大丈夫かな、島田さんの毛根は…。
帰り道、後藤と香子のやり取りを見かける島田さんと二海堂。誰か、島田さんに想いを寄せる乙女はいないものか!毛根も失い、女性関係に縁がなくと、敗北感が強まっていくような。
なんのこれしき、むしろそれをバネにして後藤を破ってくれると信じております。次回、最終戦。
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【僕だけがいない街】9巻の感想!「雛月、賢也、佐知子、愛梨の視点から描かれる外伝!」
僕だけがいない街 9巻が発売です。アニメが放映されていたのが、もう1年も前。
続きが気になりすぎて、原作を一気に揃えたのも良い思い出。アニメと原作で展開は違っていましたが、うまく絡めて締めたのではないかなと。
さて、9巻は本編終了後に連載された外伝『僕だけがいない街Re』が収録!
雛月、賢也、佐知子、愛梨たちの視点で紡がれる物語。どのエピソードも、落涙必至。僕街ファンなら、買わない手はないっ!
表紙と裏表紙がもう、反則ですよね。手を四角にして、のぞき込む愛梨。その先には…。最終回を思い出さずにはいられない。
以下、三部先生自身が描いた『僕街』公式外伝の感想です。
雛月が踏み出した「明るい未来」
外伝のトップバッターを務めるのは、雛月加代。冒頭の「バカなの?」が懐かしすぎる。彼女を助けるために、悟がリバイバルを繰り返し奮闘した姿が目に浮かぶ。
てっきり悟とくっつくものだと思ってたから、子供連れで現れたときは、びっくらこいたよね…。
ただ、NTRとか言うのは無粋なもんですよ。だって、悟が昏睡してるとき、佐知子と同じくらいそばにいてくれたのは、雛月なんだから。
悟との突然の別れを経て、雛月が明るい未来を選んだからこそ、悟が記憶を取り戻すきっかけになった訳で。雛月と悟の思い出の地である"あの場所"から、一歩を踏み出すのにグッとくる。
賢也の「覚悟」
外伝のなかで唯一、前後編2話を使って描かれた賢也のお話。たまにいるよね、悟と出会う前の賢也みたいな子。
周りと自分は違うと思って、斜に構えちゃうみたいな。だからこそ、アジトでの仲間との触れ合いを通して、成長していく姿がたまらない。
賢也編では、多くの僕街ファンが知りたかったであろう、賢也から見た悟への想いが掘り下げられているのがいいですよね。
雛月のことを気づいていながら、何もしなかった自分と、踏み込んでいった悟と。ガツンと頭を殴られたような感覚だったろうな。
悟の覚悟に感化されて、仲間の良いところを吸収してどんどん成長していく賢也。何人の人に影響を及ぼすのか。まじでヒーローだよ、悟さん。
賢也もそうだけど、彼の父・母も両方とも素晴らしい人物だ。
我が子を信頼し、道を示す父。息子に不自由ない暮らしをさせるために質素な身なりを続けた母。この両親にして、この子あり。賢也を健やかに育て、見守ってくれてありがとうと言いたい。
佐知子の大きな「愛」
悟の一番の理解者であり、愛情を彼に注いできた藤沼佐知子の物語。形は違えど、佐知子もむかし、同級生を救ってると知ってほっこり。覚悟は遺伝するものなのかもね。
佐知子の日記をもとに、振り返る僕街の物語。佐知子がどれだけ、一人息子の悟を愛し、見守っていたのかがすごくわかる。偉大な母の愛。雛月を助けようとする悟の覚悟にも寄り添い、手助けもしてくれた。
何にも本気になれなかった悟。彼が初めて見せた覚悟に涙する佐知子につられ、涙がぽろり。かつては悲しい涙だったけれど、今回は違う。佐知子が流したふたつの涙に、乾杯。
愛梨の視点から見る最終回
外伝のトリを飾るのは愛梨。感動的な再会を果たした最終回の裏側で、何があったのか。どうして悟と愛梨がまた出会うことができたのか。
時が流れ流れて、写真の道に進んだ愛梨は、どうも停滞中のようで。まさか初っ端から辛い展開だとは…。
まあ、それものちにつながる伏線なんですけど。それにしても、表紙の愛梨の姿勢、たまんねえな!フェチい!フェチいよ!
ゆっくりゆっくり丁寧に描かれる悟を見つけるまでの過程。やっぱり愛梨可愛すぎません?誰もいないところに呼びかける姿にやられる。悟じゃなくても、恋に落ちるわ。愛梨の笑顔、優勝!
ふたりがどんな未来を紡ぐのでしょうか。人気漫画家と写真家って、なんだか素敵な組み合わせ。
意気投合して、すぐ仲良くなっちゃうんじゃないかな。世界が変わったって、記憶がなくたって、ふたりが過ごした時間は、なくなったりしないもの。
また本編を読みたい気持ちがむくむくと。
外伝を読んでからだと、あのシーンで、あのキャラはどう思っていたのかと、また違った視点で読めそうで。くぅ〜!三部先生、僕街ロスを埋めてくれて、ありがとうございます!
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『セイレン』2017冬最高のヒロインは、常木耀ちゃんで決まり!
『セイレン』4話視聴完了です。からかい上手の常木さんに翻弄された1ヶ月。毎週見終わったあとには、「セイレン優勝!」しか言えないオタクに成り下がっておりました。常木さん可愛すぎるでしょ!
せっかくなので、常木耀ルートを振り返っての感想をば。
今回は、いわゆるグッドエンドなのかな?
まさか、キスまでしてくっつかないとは思わなかったけれど。海でイチャイチャしてからの、海中でのキス。初めてのキスはしょっぱい味がしたってか!あまりの眩しさに言葉を失ったよね。
感想を検索してみると、ものの見事に賛否両論。ぼくは好きですよ、5年後エンド。 再会したふたりが、どんな物語を紡いでいくのか。時が経っても、変わらず常木さんにからかわれる嘉味田くんの姿が見える。
どこでルート分岐を間違ってしまったのか。プールでバイトの話したのがまずかったのかも。誤解とはいえ、好感度下がった気がしますし。
物語が進むにつれて、嘉味田くんの性癖が明らかになってきたのも良かったですね。澄ました顔して、ド変態だよ!
特に3話の怒涛のフェチラッシュ。足の裏フェチは、まあわかる。何を隠そう、僕も足フェチですから。
ジャージの痕×へそを水平線に沈む夕日に例えたときは、「何言ってんだコイツ…」と驚きを隠せなかった。特殊性癖すぎでしょ。
その後もおもらし妄想するし、そそり立つパレオで先生を撃退するしで、嘉味田くんの勢いが止まらない。
性癖ネタも込みで、楽しめたルートだったなと。常木耀ちゃんは、ビッチに見えて、ちょろいヒロイン、略してちょろいん。
本編に加えて、キャラソン2曲両方とも素晴らしいんですよね。発売から延々とリピートしてるまである。
OPになってもおかしくないくらいアップテンポな『瞬間happening』。夢のために、一歩を踏み出した彼女の姿を見てからだと、2番がまた心に沁みる。
4話ラストの『アカネ色に隠して』は展開も相まって切なかったなあ。思わず言葉を失った、夕暮れのシーンを思い出す。
ところで、セイレンのゲームはきっと出るんですよね?トゥルーエンドで、常木さんがどんな表情を見せてくれるのか。
アニメを超える性癖が暴露されるシチュエーションが待ってそうでワクワク。常木耀ルートが補完されるのが楽しみで仕方ない。
アニメは残り2ルート、常木さんを超えてくるのかどうか。中の人補正も含めて、彼女が最強のヒロインなんだよなぁ。
『セイレン』で、佐倉綾音さんの代表作がまたひとつ増えたのではないでしょうか。 思わせぶりで、男心をくすぐるキャラを演じたら、あやねるの右に出る者はいないっ!
誰が何と言おうと、2017年冬クールNo.1ヒロインは、常木耀ちゃんです!とあるカワウソのつぶやき。は常木耀ちゃんと佐倉綾音さんを応援しています。
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ジャンプ2017年9号の感想。先週に引き続き、火ノ丸相撲がアツい。見せ方上手すぎでしょ。
・背すじをピン!と
むねのなかーにあるーもーのー♪ 逃げ恥マイスターの僕にとって、『恋』の脳内再生余裕でした。みくりさんも、津崎さんも可愛かったなあ。
つっちー、わたりちゃん、ひらりちゃんが3年生になって、頼り甲斐のある先輩になってるのに胸熱。「楽しそう」「やってみたい」って思えるダンスを伝えられるって素敵よね。
真澄くん、リオちゃんたちが残したものを昇華して、彼らなりの鹿高ダンス部を作り上げた。それだけでもう、こみ上げてくるものがある。ひらりんのパートナーである御門くんのキャラも濃いな、しかし。
なんか、今週のラストが、物語終盤感を醸し出しててなんだかなあ。終わらないよね…?僕は信じてるよ!
ところで、とあるカワウソのつぶやき。イチオシの柏小春ちゃんの出番はまだですか!?2年経って、さらに綺麗になった彼女を見たら…どうなっちゃうかわかんないっすよ。
・ワンピース
ブルック負けちゃったか…。さすが四皇といったところ。
「隠し玉」「三つ目族」「第三の目の真の開眼」と今週は、気になるワードがたくさん。サンジの合流も、プリンちゃんの謎も、どっちも目が離せない!
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ミリオの個性は、地道な努力の賜物。強力な個性だが、一歩間違えば戻ってこられなくなる諸刃の剣。後ろ姿が、どことなくオールマイトと重なる。
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田所ちゃんの笑顔、プライスレス!露骨なエロじゃなくて、もっとこういうのでいいんすよ。順調な堂島チームとは対照に、いがみあう城一郎チーム。だめだ、この親子…。
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・火ノ丸相撲
ひとりじゃ絶対にたどり着けなかった。ダチ高の仲間達、師匠、ライバルたちがいたから、今の火ノ丸がいる。対する天王寺だって、仲間達との激しい稽古で培った経験が、彼を最強の座に押し上げた。
仲間に支えられた者同士の戦い。まるで決勝の最終戦のような盛り上がり。きっと火ノ丸が勝つんだろうけど、もしかしたらと思ってしまう。
部長の叫びから、新必殺技を繰り出す流れはアツすぎるでしょ。目頭が熱くなって仕方ない。
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