【背すじをピン!と】10巻の感想!感動のラストに涙が止まらない…
2月に完結を迎えた『背すじをピン!と』最終10巻が発売です。
表紙を見ただけでも泣けてくる。1巻と比べると、笑顔なのは一緒。それに加えて、自信たっぷりのふたり。物語を通して、成長してきたのが分かります。
キラキラ輝いてまぶしいぜ!
10巻では、夏の全国大会の終幕と、2年後の鹿高メンバーそれぞれのエピソードが描かれる。突然、2年の時が進んだのにはめっちゃびっくりしたなあ。その時の驚き具合はこちらで。
噛みしめるように、何度も何度も最終回を読んでは泣き、読んでは泣きしたのを覚えています。あの最終回は反則ですよ…!今まで読んだ漫画のなかでも、屈指の最終回。
ありがとうの気持ちいっぱいで書いた最終回の感想。正直、これ以上のものは書けないな、なんて思っております。
描き下ろしページがまた素晴らしい
ここからは少し10巻収録のあれこれについて。
10巻を買って、真っ先にカバーを外してニンマリ。最終巻でも横田先生はやってくれるぜ!背表紙もまたいいんだよな…。これだけは買った人だけの特権ですね。
そして、最終回後の描き下ろしページ!アニメのエピローグっぽい。言葉はなくとも、つっちー、わたりちゃんの成長がありありと見て取れる。御門くんのフォローもナイス!
個人的にいちばんグッときたのは、柏小春ちゃんの笑顔。彼女を推し続けて良かった。
めちゃくちゃ楽しそうな表情に、こちらまでニッコリ。御木くん・ターニャペアが帰国して、仲良し3組がやっと揃ったんだものね。
これにて、背すじをピン!と、真の完結です。たくさんの感動をありがとう。
彼らの今後を妄想するのも、楽しい。つっちーとわたりちゃんは、大学に行っても楽しくダンスを続けてる気がする。たまに地域の大会とか出たりしてね。
宮大工くんと柏小春ちゃんは、公私ともどもベストカップルになってると思います!
プロトタイプ 読切版『背すじをピン!と』
本編に加えて、連載のプロトタイプである読切版が掲載!思えば、読切版が掲載されたのが、ブリーチが表紙の2011年46号。
横田先生の作品がジャンプに載ったのが嬉しすぎて、まだ持ってますもん。
読み返してみると、絵のタッチが全然違う!今よりリアル寄りかな。真澄くんの顔が不気味すぎるほどに。
エピソード的には、ちょうど連載版の入部〜文化祭編を圧縮した感じ。つっちーは、読切版でもかっこいいんですよ!わたりちゃんを連れ戻すときのセリフ、好き。不器用だけど、まっすぐな言葉は心に響く。
物語は終われども…
読切から始まったせすピンの物語は終わりを迎えてしまった。
けれど、真澄くんの「"誰か"の"これから"を変える場所であってほしい」の言葉の通り、人は変わっても、鹿高ダンス部は続いていく。キャラクターたちの人生も、続いていく。
毎週毎週、楽しみで夢中になったジャンプ作品は久しぶりでした。改めて、背すじをピン!とに、横田先生に、ありがとう。
ふとした拍子に読み返して、熱くなったり、楽しくなったり、涙を流したりするんだろうな。
まだ読んだことないよって人は、ぜひとも一度手に取ってほしい一作です。
(2017.6.12追記)
ジャンプに横田先生が帰ってきた!新連載『シューダン!』も名作の予感がプンプンしてます。
横田卓馬先生の新連載『シューダン!』に期待大!ジャンプのサッカー漫画のジンクスを破れるか?
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『カルデアエース』神×神×ガチオタの座談会が最高な件。絶対ストーリーが読み返したくなる!
カルデアエースフラゲ祭りじゃあ!4月15日発売のはずのカルデアエースが続々と各店舗に入荷されたようで、マスターたちによる争奪戦が勃発した形。雑誌じゃなくて書籍扱いだからとかなんとか。
発売を心待ちにしていた身としては、ありがたい限り。早速買いに走ってきました。メロンブックスでは売り切れ。
Twitterの情報を頼りに、紀伊国屋書店 新宿本店で無事ゲットできました。
Fate関連書籍の特集も充実していて、眺めているだけでも楽しかった…!頭上には高橋李依さん、田中美海さんのサインも。
ずっといたい気持ちを抑えて、カルデアエースのために帰宅。真っ先に読んだのは『女子大生メイヴちゃん』だっ!
スーパーケルトビッチ・メイヴちゃんの輝かしき大学生活。かーわーいーいー!続編が待たれる。
さて、メイヴちゃんの可愛さを堪能したあとは、メインディッシュ。奈須きのこさん、武内崇さん、島﨑信長さんによる座談会。
ボリュームたっぷり、ネタバレコミコミで第1部を語り尽くす、贅沢なコンテンツとなっております。
順にストーリを追う形で、三人の座談会が進んでいく。同時にストーリーを思い起こして、もうダメだ。泣けてくる。
たくさんのサーヴァントたちと駆け抜けてきた第1部の特異点。そして、年末に迎えた終章。リアルタイムで、あのお祭りに参加できたことを、僕は一生忘れられないと思うんだ。
座談会の中では、作り手だからこそ明かせる「実はあの時…」のエピソードも。
一番びっくらこいたのは、ソロモンに関する記述ですね。誰が気づくねんと。気づいていた人を探したいレベル。細かすぎるこだわりに、圧巻の一言。
また、多くのマスターを陥落させ、実装が待ち望まれているとあるサーヴァントについて。
クリエイター同士の好循環で新たな可能性が生まれるのは、本当に素敵なことです。いや〜早く実装されないかなあ。
もっと三人の話を聞いていたい、もっと語ってほしいと思わずにはいられない。読み終えた今、しみじみと幸せを感じている次第。これは読まなきゃ損ですよ。
早くエドモンのドラマCDも、荊軻さん、エレナちゃんの小説も読まなくては。最高のメモリアル本をありがとう。これからのFGOも楽しみにしてます!
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【冴えカノ♭】第1話 感想「詩羽先輩と英梨々の初めての出会いは…?」
『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』第1話の感想です。詩羽先輩と英梨々の出会いが描かれる「冴えない竜虎の相見えかた」はGirls Side収録のエピソード。
アニメに備えて、原作を読み直していた次第。Girls Sideめっちゃ好きなんですよね。少年ジャンプ的アツさが、冴えカノにはあると教えてくれた一冊。
ふたりが"神"に挑む姿に胸が熱くなる。紅坂朱音さんはアニメにも登場するんでしょうか。気になるところ。
前置きはこのくらいにして、アニメの感想へ!
冒頭、スマホで太ももをぺちぺちする恵ちゃんにやられる。フェティッシュの極み!ありがとうございます!圧倒的感謝。
豊ヶ崎高校の竜と虎、稀代のクリエイターふたりの出会いは1年前に遡る。
英梨々が詩羽先輩にいちゃもんをつけるところから始まったのね。きっかけは安芸倫也。
今回は影が薄いのに、やっぱり中心にいるんだよなあ。さすがは主人公。
柏木エリの絵にいたく感動した詩羽先輩と。
霞詩子の小説に大きく心を動かされた英梨々と。
違う出会い方をしていれば、ひとりの作者とファンという形で良好な関係を築けていたかもしれない。だがしかし、そんなにうまく事は進まない。
「感動した方の負けよ」
詩羽先輩の言葉はブーメラン。
英梨々は霞詩子を、詩羽先輩は柏木エリをリスペクトしているのに。どうしていがみあってしまうのか。素直になれないふたりがもどかしい。
時は現在に戻り、お互い求めていたサインを1年越しに手に入れられたふたり。もじもじしてる詩羽先輩と英梨々、可愛すぎかっ!
黒タイツの描写に定評のある詩羽先輩、太ももぺちぺち恵ちゃん、モブの女の子も地味にグッとくる。足フェチの僕にはたまらない1話でした。
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【ジャンプ】2017年19号の感想!「個性をシンプルに磨き上げた強さ!シビれる!」
ジャンプ2017年19号の感想。
・僕のヒーローアカデミア
切島くんのシンプルに個性を磨き上げた強さ、シビれるくらいかっこいい。下手に小細工入れるより、倒れないで進む戦車のような強さを目指してほしいところ。
敵陣に飛び込むもよし、仲間を守る盾になるもよし。絶対に倒れない、壊れないヒーローになっていってほしい。
・食戟のソーマ
ちびっこ寧々ちゃん、めがっさ可愛くないっすか。一色先輩に敵意むき出しなのも、また可愛い。成長しても、一色先輩に翻弄されるところもグッド。
創真に負けて消えるのはもったいないよ…
・腹ペコのマリー
いや、腹ペコのマリー様、地獄の使いかよ。ユズちゃんにリビドーを感じるなど。ありがとうございました。
・左門くんはサモナー
熱いネビロスとの戦いを終えて、閑話休題。勝つならなんでもやるカス虫が帰ってきたァー!これでこそ左門くん。
散々ハンデをつけてもらっても、ベルゼビュートに勝てる気がしないんですが、それは。どう落とし所をつけるのでしょうか。
・火ノ丸相撲
ユーマは準決勝で全力出したし、今回は負けるんだろうなと考えていた時期が、僕にもありました。いやいや、これ最強の一角を喰う勢いじゃないですか。
最終ページのユーマがめっちゃいい顔してるんですよね。心底相撲が楽しいっていう。何度僕らを熱くさせてくれるんだ、川田先生は!
NEXT→2017年20号の感想!「プリンちゃん、陥ちる」
【FGO】ぐだぐだ明治維新クリア後の感想「真面目なノッブ、かっこよすぎじゃろ…!」
ぐだぐだ明治維新、メインシナリオクリアです。序盤は相変わらずぐだってるなあと、肩の力を抜いてプレイ。
しかし、ストーリーが進むにつれて、ぐだぐだイベントなのに、どんどん真面目になっていく。ノッブかっこよすぎじゃろ…。
新撰組vs織田幕府に別れて、PvPかと思いきや、最後にはまさかのレイドバトル。魔神柱再び。素材よこせ、サルバトスゥ!
年末で学習したマスターたちから「殺したかっただけで、死んでほしくなかった」に続く名言「ポイントを抑えれば長く殺せる」が飛び出す始末。一体どれだけの名言を生み出せば気が済むんだ…!
日輪礼装を外す賢いフレンド多数。目に見えてゲージの減りが鈍化したのには笑った。ご多分に漏れず、自分も素材求めてぐるぐる周回しておりました。
何をおいても、今回のイベントの功績は信勝くんを生み出したことではなかろうか。男も女も虜にする罪な弟。
守りたかった、この笑顔。彼のイラストがどっと増える勢いに戦々恐々としておりました。文明開化の音がするネ!
最後まで敬愛する姉のために有り続けた信勝きゅん。別れ際のセリフが泣けるぜ…。まぎれもない、彼も信念を持ったバーサーカーであった。
真のラストバトルは、誠と誠がぶつかり合う熱いバトル。土方さんvs沖田さん!負けるわけにはいかない戦いが、ここにある。
沖田さん大勝利〜!此度のぐだぐだイベントは幕を閉じたのでした。金色の茶室が似合うね。
沖田さんといえば、ショップのボイスが可愛すぎてじゃな…。「新撰組だけに!新撰組だけに!」って何それカワイイ。親父ギャグかます沖田さんもカワイイ。
ぐだぐだ明治維新、やっぱりぐだってるネタ満載なところも魅力ですよね。
ライオンの顔した西郷どん。
お前ら、ぐだぐだイベントでも喧嘩してんのかよ…。直流と交流はどうあっても交わらない運命なんですね。
今回のイベントで一番笑った衛宮丸。まさかUBWをこんな形で使うとは思わなんだ。
旗に詠唱が書かれてるのが細けえ!全然気付かなかった。
さすがメディア姐さん!メタ発言もなんのその!SN組、強し。
新しいノッブも続々登場。影の功労者は釘宮さんなんじゃなかろうか。
織田信長×新撰組の夢のコラボレーション!時代を超えた織新同盟!
おしん…おしんて。このネタが通ずる人が、今のFGOプレイヤーに何割いるのやら。
土方さんに、茶々、極めつけは信勝くん。稀代のバーサーカー祭り、ここに集結!ネタに真面目に楽しませてもらいました。
さてさて、次はどんなイベントが待っているのかなー?贋作英霊の復刻?それとも、1.5部Ⅱがくるー?
何が来るにしても、わくわくしながら待っていようと思います。
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『夜は短し歩けよ乙女Walker』は聖地巡礼に欠かせない一冊!花澤香菜さんの京都散策時の写真も収録!
映画『夜は短し歩けよ乙女』の公開に合わせて、ムック本「夜は短し歩けよ乙女Walker」が発売されました。
「◯◯Walker」と名のつく雑誌は多数出版されていますが、夜は短しのはタイトルともかかっていて、個人的にグッときます。Amazonだと花澤香菜さんの生写真がついてくると聞いて、即ぽち。
『夜は短し歩けよ乙女』のストーリー紹介、完成披露上映会レポート、姉妹作である『四畳半神話体系』の特集まで!夜は短しの世界をより楽しめる充実の内容となっております。
湯浅監督が作品に入れ込んだお遊び要素も紹介されていて、また映画が観たくなることうけあいです。ダルマのお酒キープのところは気づいたのに、他もあるとは!
特にオススメしたいのは、聖地巡礼特集。黒髪の乙女役・花澤香菜さんが京都を散策している姿が拝めるだけでも元が取れる。
見慣れた京都の地に花澤香菜さんがいるだけで、なんだか嬉しい気持ちに。ありがとう…ありがとう…。
そして、全53ヶ所にもわたる聖地紹介は読み応えばっちし!夜は短しだけではなく、森見先生のデビュー作『太陽の塔』から、最新作『夜行』まで。力の入れっぷりが半端ない。
実際に聖地巡礼をするときに役立つMAPつき。この雑誌を手に京都を巡る人が続出するかも?
映画観ただけでも京都に行きたくなってるのに、より行きたさがマシマシになってしまった…。いつか夜は短しWalkerをお供に、京都を巡る旅をしようと決意したのでした。
ちなみにWalkerとは別にオフィシャルガイドブックなるものも発売されているようで、こちらにも花澤香菜さんの撮り下ろし写真があるとな!?
おのれKADOKAWAー!ありがとうございます!
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【四月は君の嘘】クラシックコンサート2017@京都 感想
4/9(土)京都・八幡市文化センターにて、四月は君の嘘 クラシックコンサート2017が開催!
久しぶりにモデルアーティストの阪田さん、篠原さんの演奏が聴けるということで、ものすごーく楽しみにしておりました。
アニメの放映から2年以上が経ち、お二人ともさらに研鑽を積んで数々の賞も受賞されていると。普段は留学されているだけに、演奏を聴ける機会は貴重ですよね。
あいにくの雨模様でしたが、素晴らしい演奏で会場中に桜が満開になったのではないでしょうか。
プログラムは以下の通り。
1.24のカプリース24番:パガニーニ
2.ヴァイオリン・ソナタ第9番<クロイツェル>第1楽章:ベートーヴェン
3.愛の悲しみ ピアノ独奏版:クライスラー/ラフマニノフ編曲
4.エチュード イ短調 作品25-11<木枯らしのエチュード>:ショパン
5.エチュード ハ短調 作品10-12<革命のエチュード>:ショパン
6.ラ・カンパネラ<パガニーニによる大練習曲集から第3曲>:リスト
〜NAOTOさんによるゲストコーナー〜
1.HIRUKAZE:NAOTO
2.チャルダッシュ:モンティ
7.トークコーナー
8.愛の悲しみ:クライスラー
9.序奏とロンド・カプリチオーソ:サン=サーンス
10.バラード第1番:ショパン/イザイ編曲
〜アンコールに代えて〜
愛の挨拶/エルガー
愛の悲しみ ピアノ版で涙腺がダメになりました…。アニメの映像を組み合わせるのは反則だよ。ありがとうございます。
毎度思うのは、篠原さんと阪田さんはリアルかをり・公生だなと。
モデルアーティストをされているので、当たり前っちゃあ当たり前なのですが、二人がキャラと被る瞬間がある。
少し残念だったのは、ラストのバラード第1番のときのアニメの映像が、演奏とずれてしまっていた点。「あれ…?ズレてる」と演奏中気になって気になって。
次回以降のクラシックコンサートでは改善されるのを望みます。
四月は君の嘘を通して、音楽を通して、たくさんの人が繋がれる瞬間が生まれるクラシックコンサート。
クラシックをそれほど知らずとも、君嘘の物語を知ってさえすれば楽しめる。逆に、君嘘を知らずとも、クラシックを知っていれば楽しめる。
2017年もまだまだ開催される都市はありますし、ぜひ多くの人に足を運んでもらいたいコンサートです。
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映画『夜は短し歩けよ乙女』の感想!黒髪の乙女、銀幕デビュー!
なむなむ!
我が人生のバイブル『夜は短し歩けよ乙女』がアニメ映画化!公開を今か今かと心待ちにしておりました。
あの摩訶不思議な夜の出来事を、どう映像化するのか。期待に胸踊らずにはいられない!
観終えた感想は「オモチロイ!」の一言に尽きる。黒髪の乙女の可愛さ抜群、先輩のヘタレ感、ユニークなキャラたちが繰り広げる会話劇。
どれを取っても最高の映画でした。
『四畳半神話体系』とのリンクも随所で見られて、森見ファンならニヤリとすること間違いなし!
夜の街を闊歩する黒髪の乙女
夜の木屋町、夏の古本市、はたまた大学の学園祭、風がびゅうびゅう吹く京都の町中で。黒髪の乙女は夜を往く。
個人的には"おともだちパンチ"のシーンが大好きです。乙女のたしなみ。他の四本に包まれた親指こそ、愛なのです。
たくさん面白いシーンがあるなかで、一番笑ったのは詭弁踊りでしょうか。原作からも気持ち悪さは伝わってきましたが、映像になるとよりキモカワイイ!
学園祭のときのミュージカルシーンは圧巻。主役の星野源さん、花澤香菜さんを始めとしたキャストのみなさんの歌声に聞き惚れる。
『逃げ恥』のガッキーに続いて『夜は短し』では花澤さんの相手役とは!と嫉妬したのも良い思い出。ミュージカルシーンも込みのキャスティングだったのではなかろうか。
源さん、声優もイケるやん!
原作小説との違い
映画版では、原作と違うところもまた楽しめました。「ここをこう変えてくるのか!」と膝を叩いたものです。一部ですが気になった点に少しばかり言及を。
◯パンツ総番長の恋について
パンツ総番長が出会った運命の相手が、実は学園祭事務局長だった…というもの。まさかの展開でびっくりだよ!彼の女装癖を活かした妙改変。
ただ、象の尻は見てみたかったなあ。
◯東堂さんの鯉
原作では李白さんのバスに落下してきたのが、学園祭のシーンに変更に。パンツ総番長と紀子さんの恋のきっかけとなりました。
鯉だけに恋ってか!ダジャレじゃねえか!
◯ラ・タ・タ・タムの扱い
黒髪の乙女が幼少期に愛読していた絵本。先輩が彼女のために必死になって手に入れたものでもあります。
原作だと、古本市の神によって本棚に戻され、先輩と乙女が同時に手を伸ばす…というロマンチックなシーンでした。
映画ではラストまで先輩の部屋にありましたね。乙女を落とす最後の鍵こそ、ラ・タ・タ・タムだったのです!
顔を赤らめる黒髪の乙女、最高か!
物語のその後が垣間見える『夜は短し歩けよ乙女 銀幕篇』
映画化にあたって、嬉しいことがもうひとつ。来場者特典として、森見先生書き下ろしの掌篇小説が配布されるというではないですか!
1週目は「先輩」から「乙女」への手紙、2週目は「乙女」から「先輩」への手紙の形になっている模様。森見先生の著作『恋文の技術』を思い出しますね。
コミュニケーションツールが発達した現代で文通とは、なんとも趣があっていいじゃあないですか。
それにしても、特典を2週に分けるのはニクいねえ。いや、まだ2週に留まっているだけマシか。
特典商法は悪い文明!だが、夜は短し歩けよ乙女の世界をまた描いてくれるなら本望だ!いいぞ、もっとやれ!
こうして出逢ったのも、何かのご縁
本のように、すべては繋がっている。最初は難しい言葉が並んでたので、原作を敬遠してしまってたんですよね。
でも、友人の勧めをきっかけに読んでみると、先輩と乙女が語る不思議な出来事に夢中になっていく。時も忘れてあっという間に読み終えてしまいました。
それからはことあるごとに持ち歩き、すっかりボロボロになるくらいに。数ある小説の中で、いちばん思い入れのある作品です。
ただ、一つ言えるのは、森見作品に憧れて京都の大学生になった男子は九分九厘、黒髪の乙女とのアバンチュールもなく、冴えないまま大学生活を終える(個人の感想です)。
きっと原作既読組が多かろうと思いますが、まだ読んだことない人はぜひ手に取ってみてください。言葉の難しさは、先輩と黒髪の乙女の軽妙な語り口で全然気にならない。
物語に夢中になっているうちに、すらすらと読み進められるはず。
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【冴えカノ♭】第0話 感想「プールだ!水着だ!サービス回だ!」
本放送に先駆けて、ついに『冴えない彼女の育てかた♭』がスタート!待ちわびた冴えカノ2期。
今日ほどAmazonプライム会員で良かったと思った日はない!ありがとうAmazon。これからもヘビーユーザーです。
1期の0話もお色気回だったし、2期もサービス回だと予想してた時期が僕にもありました。まったくその通りで嬉しいよ!恋と純情のサービス回、開幕です!
舞台は高級ホテルのプールサイド。
恵ちゃん、詩羽先輩、英梨々、美智留に加え、最強の後輩キャラである出海ちゃんまで!魅力的な水着姿がたまらない。
正気を保ってられる安芸くん、どうかしてるぜ!
胸を熱くさせるようなフェチいアングルが続く。並々ならぬこだわりを感じる。圧倒的感謝…!スタッフのみなさんに足向けて眠れない。
1期から変わらずフラットな恵ちゃん。ちゃっかり抜け目ない詩羽先輩。ポンコツヒロイン英梨々。ボディタッチ多めな美智留。あざとかわいい後輩・出海ちゃん。
冴えカノヒロインズの魅力が詰まりに詰まった0話でした。
終盤の恵ちゃんと安芸くんの掛け合いが本当好き。
やっぱりこの二人なんだよなあ。近づいてるような、そうでもないような。距離感が2期でどう変わっていくのが楽しみです。
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冴えない彼女の育てかた 感想 0話〜3話まで。
【冴えカノ】12巻で安芸くんが恵ちゃんとのデートをすっぽかして向かった先は…?
『四月は君の嘘』が舞台化!あの感動がよみがえる…!
『四月は君の嘘』の舞台化が発表されました!明日発売の月刊少年マガジンで何かしらの発表があるのは知ってましたが、斜め上すぎるでしょ!
アニメ化、実写映画化ときての舞台化。クラシックコンサート開催もこのための布石だった説…?
一体どんな形で君嘘の物語が描かれるのか、楽しみでもあり、怖くもある。
一番気になる音楽シーンはプロによる演奏ということで、音楽面は不安なし。当て振りだからこそ、キャストのみなさんの演技は余計に注目されそうな気がします。
現在発表されているキャストのみなさんは以下の通り。絵見、武士がいるのは嬉しい。映画では出番なかったですからね。
有馬公生役:安西慎太郎
宮園かをり役:松永有紗
澤部椿役:河内美里
渡亮太役:和田雅成
井川絵見役:山下永夏
相座武士役:横井翔二郎
それにしてもみなさん見目麗しく、とても中学生には見えないような…。やっぱり映画と同じく高校生くらいに改変されちゃうんでしょうか。
まだ全員キャストが発表された訳ではないので、凪や紘子さん、早希さんの登場もあるやもしれぬ。続報を待つのみです。
アニメのフィナーレイベントが開催されてからちょうど2年後の今日、舞台化が発表されたのはグッとくる。偶然だろうけど、繋がってる気がして。
加えて、宮園かをりフィギュア第2弾の発送メールの着弾が重なる。謀ったな、アニプレックス!
期待と不安が入り混じる舞台『四月は君の嘘』は東京が8月24日(木)〜9月3日(日)、大阪が9月7日(木)〜9月10日(日)の日程で開催予定。詳細は公式サイトでチェック!