映画『3月のライオン』後編の感想。誰も知らない感動のラストへ!原作がより楽しみに!
『3月のライオン』後半を観終えました。前半、後半ともに素晴らしかった。3月のライオンのファンで良かった。このキャストのみなさんで、実写化してもらえて良かった。
ただただ「良かった」と噛みしめるように感じています。原作のエピソードから、誰も知らないラストへ。漫画原作の実写化としては、屈指の名作になったのではないか。
原作ファンには絶対に見て欲しい。映画から入った人には、ぜひ原作を読んで欲しい。3月のライオンという作品の魅力が詰まりに詰まった作品です!
vs宗谷戦
新人王となった零くんが向かうは、宗谷名人との記念対局。学校で表彰されてる姿が気の毒で…。絶対大勢の前に立つのとか苦手そうなのに。
原作同様、宗谷名人の強さ・不気味さが伝わってきたのではないかと。ワインをかけられても動じない。
宗谷戦の前に、幸田さんが零くんを激励するのは、映画オリジナル。「目の前にいるのは人間だ」と気負うことなく戦えというメッセージ。良いお父さんじゃないですか。
将棋の父としては、申し分ないんだけどなあ…幸田さん。香子や歩にも他の道を示してあげられていたなら…。
ひなちゃんのいじめ問題
見たかったエピソードのひとつ。デリケートな話題だけに、どう描くのか気になっていたところです。
ひなちゃんやちほちゃん、そして過去の零くんがいじめられているのを見るのは、正直辛かった。漫画と違って、実写だとよりリアルで、その残酷さが増しているような。
「後悔なんてしないっっ しちゃダメだっ だって 私のした事はぜったい まちがってなんかない!!」
「ありがとう 君はぼくの恩人だ」
「約束するよ 僕がついてる」
「一生かかってでも 僕は 君に恩を返すよ」
このやりとりがやっぱり胸にくる。辛い経験のなかで、自分の選択が間違ってないと言い切れるひなちゃんの強さ。時を超えて、彼女の言葉が零くんを救う。
原作に比べると、あっさりいじめ問題が解決した印象を受ける。もちろん印象よりずっと見えないところでたくさんの配慮があったことだろう。
尺の都合か、三者面談のシーンはカット。国分先生の証拠に関するセリフは聞きたかったなあ。女性教師の壊れっぷりは原作超えてたよ。阿鼻叫喚っぷりが凄まじい。
お祭りのシーンで、ちほちゃんの梅シロップがちゃんと登場していたのは見逃しておりません。原作既読の人だけが気づけるグッとくるポイントではなかろうか。
クズ親父登場
3月のライオンの登場人物のなかで、どうしようもなく救えないクズが一人。甘麻井戸誠二郎。
他の女と子供を作って、妻子を捨てたクズ親父。クズ中のクズ。伊勢谷さんの演技がハマりすぎてて、なぜかテンションが上がってしまう。
クズっぷりと小物っぷりが同居する演技に、ため息しか出ない。誠二郎そのもの。
ただ、どんなにクズでも、娘たちの前で"人間のクズ"扱いする零くんはちょっとやりすぎた感じ。守りたい気持ちが強いあまり、暴走してしまったか。
父との別れは、姉妹3人で決めたこと。あかりさんのビンタはシビれるぅ。三者三様、誠二郎に別れの言葉を告げて、さようなら。
後藤と因縁の対決!
後編のクライマックス!獅子王戦決勝、因縁の後藤との対決。
最愛の妻との別れを経て、将棋だけに集中した後藤と、本当の家族が亡くなり、家族のように接していた川本家を離れ、独りになった零くんと。
ともに、将棋しかないもの同士のアツい戦いが幕を開ける。
窮地に立たされ、ガシガシと頭を叩く零くん。どん底でも、ボロボロでも、指さなきゃいけない。だって、将棋に全てを懸けたプロの棋士だもの。
ただし、零くんは、一人なんかじゃない。川本家の人々、二海堂、島田さん、幸田さん、将棋でお世話になった人たち。零くんは、みんなに支えられて今ここにいる。
どうなる?どっちが勝つ?と手に汗握りながら、対局の行方を見守っていた。涙を流す零くんを見て、もうダメなんじゃないかと。
結果は、零くんの大逆転勝利!やったあああああ!ついに宗谷名人とのタイトル戦だ!
負けた後藤のすがすがしい顔が心に残ってる。憑き物が落ちたような。因縁の相手とはいえ、負け際は天晴れ。
誰も知らない感動のラストへ!
後藤との対局を終えて、駆け出した零くんが向かったのは、もちろん川本家!
謝罪を受け入れ、また家に迎え入れてくれる優しさに泣いた。あったけえ、あったけえよ…。
着物の試着をしているとき将棋を「好きです」と答える零くんにも涙。
嘘から始まった将棋だったけれども、今となってはちゃんと好きって言えるようになったんだと。好きに勝さるものはないですよ、ほんとに。
零くんが歩を誘うシーンで、また涙がポロポロ。過去回想のシーンはこのための伏線か。将棋をきっかけに失った家族との絆を取り戻すのは、また将棋で。
幸田さんが香子に諦めるなと諭すシーンも将棋の盤面から。
いや、それはもっと早く言ってあげればよかったのでは…と突っ込まずにはいられないけれども。まあ自分で気づけなければプロにはなれないという厳しさだったのかもしれない。
獅子王のタイトルをかけた戦いで、宗谷名人と零くんが向き合って、終幕。ちゃんとひなちゃんからもらったマスコットを大事に持ってたのがアツい!良かった…ごみとして捨てられてないで…。
原作の"これから"
映画で迎えた3月のライオンのひとつの終わり。ありえたかもしれない結末。
"映画には、当初予定していた最終回をそのまま提供しました"と羽海野チカ先生は、後編のパンフレットのなかで語っている。かつ、今後の展開を示唆するコメントもあり!
まだまだ先のことなのに、ワクワクが止まらない!これだけは、パンフレットを買って確かめてほしい。
羽海野チカ先生が今後、どんな物語を魅せてくれるのか。原作がより楽しみになる、3月のライオンファン冥利に尽きる映画でした。
この作品に出会えて良かった!ありがとう!
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『冴えない彼女の育てかた♭』第2話の感想。0話はお色気回、1話は過去回だったし、実質的な2期のスタートかな。
詩羽先輩の担当回。彼女のタイツはいったい何デニールなんでしょうか。気になる。
詩羽先輩との脱稿デート!
祝・ゲームシナリオ脱稿!本屋で詩羽先輩が物語シリーズを読んでたのには笑った。レーベルを越えたコラボレーション!
安芸くんまで阿良々木暦みたいな口調になる始末。パロディ祭りじゃーい!食欲よりも性欲よりも知識欲だもんね。仕方ないね。
英梨々の口からもハガレンのあの名台詞のパロディが飛び出す。本作品を知っていれば知っているほど楽しめる冴えカノ♭。素晴らしい。
安芸くんと詩羽先輩が観た映画のタイトルは『あの雪のプリズム』。あの雪…アナ雪…。ロゴがあの花っすね…。
詩羽先輩は最後に何をつぶやいた?
デートの終盤、詩羽先輩は安芸くんに重大な決断を迫る。初稿と第二稿。どちらをゲームのエンディングとするのか。そして、自分自身のこれから。
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第二稿に興奮する安芸くんがただの消費豚な件について。ただ、素晴らしい作品に出会えた喜びはめっちゃわかる。超わかる。
それにしても、部屋にいろんな作品のフィギュアがあるのはさすが。まどマギ、Fate、SAOetc...。どれだけの関係各位が関わってるんだ冴えカノは!お金の匂いがプンプンするぜっ!
『rouge en rouge』の伊織と出海ちゃんも登場し、役者が揃ってきた感じ。波島兄妹のアホっぽい登場シーンがまたニクい演出。
2話から公開されたED映像もまた良い。1期の名シーンを振り返る形。また見返したくなっちゃうじゃんか。桜色ダイアリーのサビ、めっちゃ好きなんですよね。耳に残るメロディー。
最後に。しれっと安芸くん家の合鍵持ってる恵ちゃんが正ヒロインだと確信しましたまる。
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【四月は君の嘘】コラボネックレスの発売決定!つけるもよし、飾るもよし!
『四月は君の嘘』コラボネックレスの発売が決定しました!イヤホンに続き、まさかまさかのグッズ化です。舞台化発表といい、今回といい、びっくりなニュースが続く。
有馬公生モデル・宮園かをりモデルの2種類が発売。どちらもキャラのイメージに沿った、素敵なネックレスになっています。
有馬公生モデル。ピアノとメガネ。公生といえば、外せないふたつのアイテムがモチーフに!
「君のために弾こう」は名言。
宮園かをりモデル。ヴァイオリンと、カヌレ。かをちゃんを思い出さずにはいられない。
「私がいるじゃん」の言葉が、どれだけ公生の支えになったことだろうか。
こうやって額縁に飾るも良し。ちらりと映るMacのおしゃれ感。
価格は各5422円(税込)、2つセットが10045円(税込)となっております。ちょっと手を伸ばせば届きそうなお値段。迷ってる人は、思い切って買っちゃいましょう!
君嘘ネックレスをつけて街を練り歩くと、まだ見ぬ同士との素敵な出会いが待っているはず。
ちなみにこのネックレスは日本国内だけでなく、海外へも発売されるそう。君嘘の人気は世界を越える!ぜひ全世界のファンに手にとってほしいところ。
お申し込みはこちらから。
四月は君の嘘5108(コトバ)ネックレス-TOM Projects | Tokyo Otaku Mode
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【ジャンプ】2017年20号の感想!「プリンちゃん、陥ちる」
ジャンプ2017年20号の感想。やっぱりワンピースのあるジャンプは良い。
・ワンピース
いかにして、プリンちゃんの性格は歪んでしまったのか。
小さな頃から、周りの人や実の親であるビッグ・マムでさえからも、三つ目を醜いと罵られていたから。そりゃ性根がまっすぐだったとしても、歪むのは仕方ないこと。
「なんて……美しい瞳だ…」
プリンちゃんの人生で、たったひとり。サンジだけが彼女の瞳を美しいと言った。率直な言葉が、胸を打つ。
三つ目の真の力は、持ち主が自分自身の瞳を認められたときに発動するんじゃなかろうか。サンジの言葉がきっかけになって、プリンちゃんが覚醒する未来に期待。
・僕のヒーローアカデミア
先週に引き続き、切島くんの見せ場が続く。必殺技もシンプルな拳で好きです。硬さを突き詰めた末のパンチの威力は、とてつもないものになろう。
多数のヒーロー事務所が合流して、死穢八斎會の撲滅に動き出すといったところか。
・腹ペコのマリー
Cカラーってことはアンケ取れてるのかな?喜ばしい限り!
男女入れ替わりに、トイレ・風呂問題はつきものですよね。それにしても立ちションて。タイガの有機に乾杯。
・食戟のソーマ
審査員も新キャラが登場。アンちゃんがおはだけする未来が見える。間違ってもイストワールやシャルムのおはだけはいらんからな!
・左門くんはサモナー
左門くんがついに見せた全力。認めてもらいたかったアンリマユ自身を召喚!真の姿になったアンリ、普段とのギャップがいいですね。最強vs王の激しいバトルが幕を開ける。
・火ノ丸相撲
ユーマvs四方田の勝負は、出血によりいったんストップ。先週はユーマ有利かと思いきや、今週はイーブンといった印象。
どちらも大将がどっかり構えていて、頼もしい限り。タイプは違えども、仲間を支えるのは一緒。
ユーマに勝ってほしい気持ちが強いが、一体どうなることやら。
NEXT→2017年21・22合併号の感想!「ジンベエの漢気に惚れた」
【背すじをピン!と】10巻の感想!感動のラストに涙が止まらない…
2月に完結を迎えた『背すじをピン!と』最終10巻が発売です。
表紙を見ただけでも泣けてくる。1巻と比べると、笑顔なのは一緒。それに加えて、自信たっぷりのふたり。物語を通して、成長してきたのが分かります。
キラキラ輝いてまぶしいぜ!
10巻では、夏の全国大会の終幕と、2年後の鹿高メンバーそれぞれのエピソードが描かれる。突然、2年の時が進んだのにはめっちゃびっくりしたなあ。その時の驚き具合はこちらで。
噛みしめるように、何度も何度も最終回を読んでは泣き、読んでは泣きしたのを覚えています。あの最終回は反則ですよ…!今まで読んだ漫画のなかでも、屈指の最終回。
ありがとうの気持ちいっぱいで書いた最終回の感想。正直、これ以上のものは書けないな、なんて思っております。
描き下ろしページがまた素晴らしい
ここからは少し10巻収録のあれこれについて。
10巻を買って、真っ先にカバーを外してニンマリ。最終巻でも横田先生はやってくれるぜ!背表紙もまたいいんだよな…。これだけは買った人だけの特権ですね。
そして、最終回後の描き下ろしページ!アニメのエピローグっぽい。言葉はなくとも、つっちー、わたりちゃんの成長がありありと見て取れる。御門くんのフォローもナイス!
個人的にいちばんグッときたのは、柏小春ちゃんの笑顔。彼女を推し続けて良かった。
めちゃくちゃ楽しそうな表情に、こちらまでニッコリ。御木くん・ターニャペアが帰国して、仲良し3組がやっと揃ったんだものね。
これにて、背すじをピン!と、真の完結です。たくさんの感動をありがとう。
彼らの今後を妄想するのも、楽しい。つっちーとわたりちゃんは、大学に行っても楽しくダンスを続けてる気がする。たまに地域の大会とか出たりしてね。
宮大工くんと柏小春ちゃんは、公私ともどもベストカップルになってると思います!
プロトタイプ 読切版『背すじをピン!と』
本編に加えて、連載のプロトタイプである読切版が掲載!思えば、読切版が掲載されたのが、ブリーチが表紙の2011年46号。
横田先生の作品がジャンプに載ったのが嬉しすぎて、まだ持ってますもん。
読み返してみると、絵のタッチが全然違う!今よりリアル寄りかな。真澄くんの顔が不気味すぎるほどに。
エピソード的には、ちょうど連載版の入部〜文化祭編を圧縮した感じ。つっちーは、読切版でもかっこいいんですよ!わたりちゃんを連れ戻すときのセリフ、好き。不器用だけど、まっすぐな言葉は心に響く。
物語は終われども…
読切から始まったせすピンの物語は終わりを迎えてしまった。
けれど、真澄くんの「"誰か"の"これから"を変える場所であってほしい」の言葉の通り、人は変わっても、鹿高ダンス部は続いていく。キャラクターたちの人生も、続いていく。
毎週毎週、楽しみで夢中になったジャンプ作品は久しぶりでした。改めて、背すじをピン!とに、横田先生に、ありがとう。
ふとした拍子に読み返して、熱くなったり、楽しくなったり、涙を流したりするんだろうな。
まだ読んだことないよって人は、ぜひとも一度手に取ってほしい一作です。
(2017.6.12追記)
ジャンプに横田先生が帰ってきた!新連載『シューダン!』も名作の予感がプンプンしてます。
横田卓馬先生の新連載『シューダン!』に期待大!ジャンプのサッカー漫画のジンクスを破れるか?
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9巻の感想「舞台はスタンダードからラテンの部へ!」
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『カルデアエース』神×神×ガチオタの座談会が最高な件。絶対ストーリーが読み返したくなる!
カルデアエースフラゲ祭りじゃあ!4月15日発売のはずのカルデアエースが続々と各店舗に入荷されたようで、マスターたちによる争奪戦が勃発した形。雑誌じゃなくて書籍扱いだからとかなんとか。
発売を心待ちにしていた身としては、ありがたい限り。早速買いに走ってきました。メロンブックスでは売り切れ。
Twitterの情報を頼りに、紀伊国屋書店 新宿本店で無事ゲットできました。
Fate関連書籍の特集も充実していて、眺めているだけでも楽しかった…!頭上には高橋李依さん、田中美海さんのサインも。
ずっといたい気持ちを抑えて、カルデアエースのために帰宅。真っ先に読んだのは『女子大生メイヴちゃん』だっ!
スーパーケルトビッチ・メイヴちゃんの輝かしき大学生活。かーわーいーいー!続編が待たれる。
さて、メイヴちゃんの可愛さを堪能したあとは、メインディッシュ。奈須きのこさん、武内崇さん、島﨑信長さんによる座談会。
ボリュームたっぷり、ネタバレコミコミで第1部を語り尽くす、贅沢なコンテンツとなっております。
順にストーリを追う形で、三人の座談会が進んでいく。同時にストーリーを思い起こして、もうダメだ。泣けてくる。
たくさんのサーヴァントたちと駆け抜けてきた第1部の特異点。そして、年末に迎えた終章。リアルタイムで、あのお祭りに参加できたことを、僕は一生忘れられないと思うんだ。
座談会の中では、作り手だからこそ明かせる「実はあの時…」のエピソードも。
一番びっくらこいたのは、ソロモンに関する記述ですね。誰が気づくねんと。気づいていた人を探したいレベル。細かすぎるこだわりに、圧巻の一言。
また、多くのマスターを陥落させ、実装が待ち望まれているとあるサーヴァントについて。
クリエイター同士の好循環で新たな可能性が生まれるのは、本当に素敵なことです。いや〜早く実装されないかなあ。
もっと三人の話を聞いていたい、もっと語ってほしいと思わずにはいられない。読み終えた今、しみじみと幸せを感じている次第。これは読まなきゃ損ですよ。
早くエドモンのドラマCDも、荊軻さん、エレナちゃんの小説も読まなくては。最高のメモリアル本をありがとう。これからのFGOも楽しみにしてます!
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【冴えカノ♭】第1話 感想「詩羽先輩と英梨々の初めての出会いは…?」
『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』第1話の感想です。詩羽先輩と英梨々の出会いが描かれる「冴えない竜虎の相見えかた」はGirls Side収録のエピソード。
アニメに備えて、原作を読み直していた次第。Girls Sideめっちゃ好きなんですよね。少年ジャンプ的アツさが、冴えカノにはあると教えてくれた一冊。
ふたりが"神"に挑む姿に胸が熱くなる。紅坂朱音さんはアニメにも登場するんでしょうか。気になるところ。
前置きはこのくらいにして、アニメの感想へ!
冒頭、スマホで太ももをぺちぺちする恵ちゃんにやられる。フェティッシュの極み!ありがとうございます!圧倒的感謝。
豊ヶ崎高校の竜と虎、稀代のクリエイターふたりの出会いは1年前に遡る。
英梨々が詩羽先輩にいちゃもんをつけるところから始まったのね。きっかけは安芸倫也。
今回は影が薄いのに、やっぱり中心にいるんだよなあ。さすがは主人公。
柏木エリの絵にいたく感動した詩羽先輩と。
霞詩子の小説に大きく心を動かされた英梨々と。
違う出会い方をしていれば、ひとりの作者とファンという形で良好な関係を築けていたかもしれない。だがしかし、そんなにうまく事は進まない。
「感動した方の負けよ」
詩羽先輩の言葉はブーメラン。
英梨々は霞詩子を、詩羽先輩は柏木エリをリスペクトしているのに。どうしていがみあってしまうのか。素直になれないふたりがもどかしい。
時は現在に戻り、お互い求めていたサインを1年越しに手に入れられたふたり。もじもじしてる詩羽先輩と英梨々、可愛すぎかっ!
黒タイツの描写に定評のある詩羽先輩、太ももぺちぺち恵ちゃん、モブの女の子も地味にグッとくる。足フェチの僕にはたまらない1話でした。
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【ジャンプ】2017年19号の感想!「個性をシンプルに磨き上げた強さ!シビれる!」
ジャンプ2017年19号の感想。
・僕のヒーローアカデミア
切島くんのシンプルに個性を磨き上げた強さ、シビれるくらいかっこいい。下手に小細工入れるより、倒れないで進む戦車のような強さを目指してほしいところ。
敵陣に飛び込むもよし、仲間を守る盾になるもよし。絶対に倒れない、壊れないヒーローになっていってほしい。
・食戟のソーマ
ちびっこ寧々ちゃん、めがっさ可愛くないっすか。一色先輩に敵意むき出しなのも、また可愛い。成長しても、一色先輩に翻弄されるところもグッド。
創真に負けて消えるのはもったいないよ…
・腹ペコのマリー
いや、腹ペコのマリー様、地獄の使いかよ。ユズちゃんにリビドーを感じるなど。ありがとうございました。
・左門くんはサモナー
熱いネビロスとの戦いを終えて、閑話休題。勝つならなんでもやるカス虫が帰ってきたァー!これでこそ左門くん。
散々ハンデをつけてもらっても、ベルゼビュートに勝てる気がしないんですが、それは。どう落とし所をつけるのでしょうか。
・火ノ丸相撲
ユーマは準決勝で全力出したし、今回は負けるんだろうなと考えていた時期が、僕にもありました。いやいや、これ最強の一角を喰う勢いじゃないですか。
最終ページのユーマがめっちゃいい顔してるんですよね。心底相撲が楽しいっていう。何度僕らを熱くさせてくれるんだ、川田先生は!
NEXT→2017年20号の感想!「プリンちゃん、陥ちる」
【FGO】ぐだぐだ明治維新クリア後の感想「真面目なノッブ、かっこよすぎじゃろ…!」
ぐだぐだ明治維新、メインシナリオクリアです。序盤は相変わらずぐだってるなあと、肩の力を抜いてプレイ。
しかし、ストーリーが進むにつれて、ぐだぐだイベントなのに、どんどん真面目になっていく。ノッブかっこよすぎじゃろ…。
新撰組vs織田幕府に別れて、PvPかと思いきや、最後にはまさかのレイドバトル。魔神柱再び。素材よこせ、サルバトスゥ!
年末で学習したマスターたちから「殺したかっただけで、死んでほしくなかった」に続く名言「ポイントを抑えれば長く殺せる」が飛び出す始末。一体どれだけの名言を生み出せば気が済むんだ…!
日輪礼装を外す賢いフレンド多数。目に見えてゲージの減りが鈍化したのには笑った。ご多分に漏れず、自分も素材求めてぐるぐる周回しておりました。
何をおいても、今回のイベントの功績は信勝くんを生み出したことではなかろうか。男も女も虜にする罪な弟。
守りたかった、この笑顔。彼のイラストがどっと増える勢いに戦々恐々としておりました。文明開化の音がするネ!
最後まで敬愛する姉のために有り続けた信勝きゅん。別れ際のセリフが泣けるぜ…。まぎれもない、彼も信念を持ったバーサーカーであった。
真のラストバトルは、誠と誠がぶつかり合う熱いバトル。土方さんvs沖田さん!負けるわけにはいかない戦いが、ここにある。
沖田さん大勝利〜!此度のぐだぐだイベントは幕を閉じたのでした。金色の茶室が似合うね。
沖田さんといえば、ショップのボイスが可愛すぎてじゃな…。「新撰組だけに!新撰組だけに!」って何それカワイイ。親父ギャグかます沖田さんもカワイイ。
ぐだぐだ明治維新、やっぱりぐだってるネタ満載なところも魅力ですよね。
ライオンの顔した西郷どん。
お前ら、ぐだぐだイベントでも喧嘩してんのかよ…。直流と交流はどうあっても交わらない運命なんですね。
今回のイベントで一番笑った衛宮丸。まさかUBWをこんな形で使うとは思わなんだ。
旗に詠唱が書かれてるのが細けえ!全然気付かなかった。
さすがメディア姐さん!メタ発言もなんのその!SN組、強し。
新しいノッブも続々登場。影の功労者は釘宮さんなんじゃなかろうか。
織田信長×新撰組の夢のコラボレーション!時代を超えた織新同盟!
おしん…おしんて。このネタが通ずる人が、今のFGOプレイヤーに何割いるのやら。
土方さんに、茶々、極めつけは信勝くん。稀代のバーサーカー祭り、ここに集結!ネタに真面目に楽しませてもらいました。
さてさて、次はどんなイベントが待っているのかなー?贋作英霊の復刻?それとも、1.5部Ⅱがくるー?
何が来るにしても、わくわくしながら待っていようと思います。
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『夜は短し歩けよ乙女Walker』は聖地巡礼に欠かせない一冊!花澤香菜さんの京都散策時の写真も収録!
映画『夜は短し歩けよ乙女』の公開に合わせて、ムック本「夜は短し歩けよ乙女Walker」が発売されました。
「◯◯Walker」と名のつく雑誌は多数出版されていますが、夜は短しのはタイトルともかかっていて、個人的にグッときます。Amazonだと花澤香菜さんの生写真がついてくると聞いて、即ぽち。
『夜は短し歩けよ乙女』のストーリー紹介、完成披露上映会レポート、姉妹作である『四畳半神話体系』の特集まで!夜は短しの世界をより楽しめる充実の内容となっております。
湯浅監督が作品に入れ込んだお遊び要素も紹介されていて、また映画が観たくなることうけあいです。ダルマのお酒キープのところは気づいたのに、他もあるとは!
特にオススメしたいのは、聖地巡礼特集。黒髪の乙女役・花澤香菜さんが京都を散策している姿が拝めるだけでも元が取れる。
見慣れた京都の地に花澤香菜さんがいるだけで、なんだか嬉しい気持ちに。ありがとう…ありがとう…。
そして、全53ヶ所にもわたる聖地紹介は読み応えばっちし!夜は短しだけではなく、森見先生のデビュー作『太陽の塔』から、最新作『夜行』まで。力の入れっぷりが半端ない。
実際に聖地巡礼をするときに役立つMAPつき。この雑誌を手に京都を巡る人が続出するかも?
映画観ただけでも京都に行きたくなってるのに、より行きたさがマシマシになってしまった…。いつか夜は短しWalkerをお供に、京都を巡る旅をしようと決意したのでした。
ちなみにWalkerとは別にオフィシャルガイドブックなるものも発売されているようで、こちらにも花澤香菜さんの撮り下ろし写真があるとな!?
おのれKADOKAWAー!ありがとうございます!
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