とあるカワウソのつぶやき。

四月は君の嘘が大好きなカワウソ。好きな漫画やアニメについて語るブログです。

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本の感想

2018年に出会って良かったラノベ・小説のおすすめ5選!『りゅうおうのおしごと!』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『閻魔堂沙羅の推理奇譚』など

2018年のおすすめまとめのラノベ・小説編です!もともと話題になっていた作品と、アニメ化きっかけで出会うことが多かった1年でした。続きが気になる作品と、また出会えた喜びをひしひしと感じています。紹介しているなかで、気になった作品があれば、ぜひ手…

『日々の透き通るもたれ合い』はキミスイの前日譚!桜良の視点で紡がれる物語。

『日々の透き通るもたれ合い』では、ヒロイン・桜良と、親友の恭子のデートが描かれています。時系列としては『君の膵臓をたべたい』本編よりも約1年前。無邪気な桜良の可愛さと、恭子の仲の良さがうかがえます。このあと待ち受ける物語を知っているだけに、…

『父と追憶の誰かに』でキミスイの未来が描かれる!「僕」のその後はいったい…?

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の入場者特典として配布された『父と追憶の誰かに』。 キミスイの未来の話が、ふゆとあんずという二人の娘たちを中心に描かれています。アニメを堪能したあとに読むと、味わい深い。詳細な感想は避けますが、父が誰なのか、…

『テレサ・ワーグナーの事情』テレサを掘り下げるただこいノベライズ!結末はどうなる!?

『多田くんは恋をしない テレサ・ワーグナーの事情』読了しました。感想と少し解説をば。まずはじめに言わせてほしい。表紙のタイトルとサブタイトルが多田くんとテレサの手を囲むデザイン、最高か! 多田くんの小指をぎゅっと握る姿が、思いを諦めきれない…

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』死者復活を賭けた推理ゲーム、開幕!キュートな彼女は閻魔大王の娘でした。

木元 哉多先生による『閻魔堂沙羅の推理奇譚』読了です。第55回メフィスト賞受賞作!実は賞を受賞しているのよりも、表紙に惹かれて購入しました。表紙の沙羅ちゃん、めっちゃキュートじゃないですか?見た目は可愛いのに、手厳しい。たまにドジ。彼女のキャ…

『さくらのおと』佐倉綾音さん24歳の誕生日に"最初で最後"の写真集発売!インタビューに百問百答、魅力がぎっしり詰まった一冊!

佐倉綾音さんの24歳のお誕生日に"最初で最後"と銘打った写真集『さくらのおと』が発売です!発売前から増刷→重版が決定しており、すさまじい売れっぷりとなっております。『さくらのおと』は漢字カナ交じりで書くと『佐倉ノート』ですが『佐倉の音』とも読め…

『忍物語』モンスターシーズン開幕!大学生になった阿良々木くんが出会う怪異とは?

物語シリーズ『忍物語』の感想です。オフシーズンを経て、モンスターシーズンが開幕!表紙の忍ちゃんがまさに"鬼"な感じでめっちゃ好き。 大学生になった阿良々木くんが出会う吸血鬼に関する事件。神原駿河が所属していたバスケ部の後輩たちが、次々とミイラ…

【打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?】原作小説の感想「なずなと典道がたどり着いた結末は…?」

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の原作小説が、映画の公開に先駆けて発売!この夏の話題作ということで、さっそく手に取った次第です。 そもそも『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』って? 『打ち上げ花火、下からみるか?横か…

『結物語』23歳の阿良々木暦が出会う怪異!ガハラさんと交わす、ふたりだけの愛の言葉が美しい。

物語シリーズ最新作『結物語』の感想。「結」は「むすび」と読むんですね。てっきり「ゆい」かと。「それもまたムスビ」と市原悦子さんの言葉が脳裏に浮かびます。作品は違いますけれど。 結物語の語り部は、23歳になった阿良々木くん。まさか彼が警察官にな…

声優グランプリ2月号であやねると夜のお散歩デート!

本日、1月10日発売の声優グランプリ 2月号にて、あやねること、佐倉綾音さんとのデート企画が実現!ありがとう、声優グランプリ編集部のみなさん…!しかもピンナップポスターもついてくるって買うしかなくないですか? このツイート見た瞬間、速攻ポチりまし…

『掟上今日子の推薦文』今日子さんが推薦したもの、なーんだ?

忘却探偵シリーズ第2作の『掟上今日子の推薦文』を読了。まさか、前作で語り部を務めた厄介がリストラされるとは。てっきりホームズとワトソンの関係みたく、彼が今日子さんの助手的ポジションに落ち着くものかと。備忘録のラストの続きをちらっと伺い知れる…

『掟上今日子の備忘録』シリーズ第1作!今日子さんのために毎日をがんばるまである。

忘却探偵シリーズ第1弾の『掟上今日子の備忘録』を読了。本屋さんで見かけてから、気になってはいたものの、手に取るまではいかず。いつか読みたいなと思っていたら、はや2年の歳月が流れ、シリーズは8作まで膨れ上がってしまうという。他の作品も執筆しつつ…

『珈琲店タレーランの事件簿』5巻はアオヤマさんの過去の淡い想いが明かされる。

1年9ヶ月ぶりに、タレーランの新刊が発売になりました。巻を重ねても、アオヤマさんの「んぐぁ」は健在です。思えば、1巻と出会ったのはもう4年も前になりますか。美星さんとアオヤマさん、藻川さんたちが繰り広げる物語に惹かれ、「読み終わりたくないなあ…

【ガーリッシュナンバー】原作2巻の感想!「売れる声優には二通りのタイプしかない」

絶賛アニメ放送中の『ガーリッシュナンバー』原作小説2巻の感想。アニメは千歳がイベントの舞台に上がるところからスタートしましたが、そこに至るまでの経緯とは!? ガハハ!勝ったな! アニメより毒多め、ラノベ原作者の自虐多めでお送りしております。千…

【3月のライオン】月物語 第交話 つばさライオン 感想「夢のクロスオーバーに高まる!」

3月のライオン×物語シリーズのコラボ小説『つばさライオン』感想。発表されたときには、まさかのコラボにびっくり。両方のファンとしては、「俺得!」なコラボでめちゃくちゃ嬉しかったですね。 好きな作品のコラボってだけで嬉しいのに、物語シリーズから登…

『いきものがたり』感想。いきものがかりの歩んできた軌跡と、起こしてきた奇跡が詰まった1冊!

『いきものがたり』を約1ヶ月かけて読み終えました。いきものがかりの歩んできた軌跡と、起こしてきた奇跡が描かれる。いきものがかりの歴史を、リーダーの水野良樹さんの視点で語られる自叙伝的ノンフィクションです。もともと、よっちゃんがTwitterで連載…

『君の名は。Another Side:Earthbound』感想。本編がさらに味わえる外伝小説!

『君の名は。』が破竹の勢いで、たくさんの人を感動の渦に巻き込んでいる。公開前に新海監督が書いた小説を読んだときには、こんな大ヒットは想像できなかった。けれど、公開された映画を観て納得。美しい映像と、緻密に組み上げられたストーリー、RADWIMPS…

俺ガイルの渡航先生の新作!『ガーリッシュ ナンバー』で描く声優業界の光と闇。

俺ガイルの渡航先生の新作『ガーリッシュ ナンバー』の感想。今回の舞台は声優業界!軽妙なわたりん節が相変わらず心地よく、すらすら楽しく読めちゃう。しかも女の子が可愛いからね。これ、めっちゃ大事。仕事なし×やる気なしの新人声優・烏丸千歳が向き合…

小説『君の名は。』感想「広い世界で、だれかひとりだけを探して」

小説『君の名は。』を読んで、映画がより楽しみになってしまった。あのシーンをどう描くのだろう。音楽との組み合わせは。などなど、どんどん気になる点が湧いてくる。「『君の名は。』はアニメーション映画という形がいちばん相応しいと思っていた」と新海…

『小説の神様』物語は、永遠だ。物語を愛するすべての人へ贈る作品。

「小説は、好きですか?」そう問われると、間違いなく好きだと答える。読書量は、巷の読書好きの皆さんには遠く及ばないけれど。好きなものは好きなのだ。小説から、生きる活力をもらうことがたくさんある。人生を変えられたことだってある。出会って良かっ…

読むとお酒が飲みたくなる!『日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒』

『かやのみ』を見て、日本酒に興味を持った人にオススメしたい作品。『日本酒BAR「四季」春夏冬(あきない)中 さくら薫る折々の酒』は、人々の思い出に優しく寄り添ってくれている。ひょんなことから新潟の実家から、東京に一人飛び出してきた北条冴蔵(さ…

『砕け散るところを見せてあげる』結局、最後の一文ってどういうことなの?

浅野いにおさんのイラストが表紙の『砕け散るところを見せてあげる』。そのイラストの美しさと、タイトル、帯に惹かれて思わず手に取ってしまいました。作者の竹宮ゆゆこさんは『とらドラ!』や『ゴールデンタイム』で有名。恥ずかしながら、両方ともまだ未…

心がほっこり、優しくなれる小説。『晴追町には、ひまりさんがいる。恋と花火と図書館王子』

ひまりさんシリーズ第2弾『晴追町には、ひまりさんがいる。恋と花火と図書館王子』の感想!ひまりさんシリーズに出会えて、幸せ。この本に出会えてよかったと思える瞬間があるからこそ、読書はやめらんない!「お犬さま」の伝承が残る晴追町に、新しい季節が…

「恋より軽く、好意よりも深く。」可憐百景

思わず表紙買いしてしまった「可憐百景」。表紙だけでも買う価値ありだと思う。夜ノヤッターマンや、ばらかもんにかかわったなかやまさんの作品だそう。ものすごく好みの絵! 可憐百景 (ノベライドル) 作者: 文野はじめ,なかやま,小椋哲郎,幻夜軌跡,無義歩 …

NOVELiDOL(ノベライドル)はラノベ界のセンターを取れるのか?

店頭で見かけた「わたし、アイドルで、小説家なんです。」の文字。小説家でアイドル!?NOVELiDOLとはいったい何者なんだろうか。とても気になる。 NOVELiDOL(ノベライドル)とは? ノベライドルは、「文野はじめ」というキャラクターをさまざまなプロデュ…

「佐倉綾音とは、正義。」インタビューを読み終えて。

「佐倉綾音とは、正義。」B.L.T.VOICE GIRLS VOL.25の表紙が公開されるやいなや、あやねるファンを中心に、大きく話題となった。編集者は、このキャッチコピーにどんな想いを込めたのだろうか。 1万字のインタビューから見えてくるもの 1万字のインタビュー…

深夜に出会った人妻と鬼ごっこ?『晴追町には、ひまりさんがいる。はじまりの春は犬を連れた人妻と』

主人公の春近くんが好きになる相手は、いつも人妻。どういうわけか、人妻に惹かれてしまうのだ。大学二年になったのをきっかけに、一人暮らしを始めたものの、慣れないことだらけ。ずっと眠れない日々が続いていた。どうせ眠れないなら、と深夜の散歩に出か…

【備忘録】ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」を読んで考えたこと

社会派有名ブロガーのちきりんさんの新刊が出たので、早速読んでみた。 マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 作者: ちきりん 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2015/02/20 メディア: 単行本(ソフト…