とあるカワウソのつぶやき。

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【甲鉄城のカバネリ】第7話 感想「夜空に願いを」

甲鉄城のカバネリ第7話「天に願う」感想。お饅頭をほおばる菖蒲さま可愛すぎか!

つかの間の休息

顕金駅を出てから、初めて人のいる無事な倭文駅に到着。甲鉄城の改修に必要な鉄や食料、服などの物資を買い出しに行くことに。

生駒と逞生が武士をやりこめたり、鰍が商人相手に値切り合戦を繰り広げたり、菖蒲が駅の家老を粉瘤弾で懐柔したり。血生臭い展開が続いてたから、たまにはこんな日常回もいいよね。

それにしても、新しい服を着た無名ちゃん可愛すぎか!

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名前に込められた想い

短冊を見て、昔のことを思い出してしまった無名ちゃん。七夕したことあったんだね。今は亡き母親との大切な思い出じゃないか。

無名ちゃんの本名は「穂積」という。「お母さんがお前が米をたらふく食べられますようにって付けてくれたんだろうな」と言う生駒に、プッと吹き出す無名ちゃん。田んぼなんてもはやないし、自分たちの食料は…と切なげ。

明日にはカバネになっちゃうかもしれない。そんな不安を抱えながら生きていることを生駒に打ち明ける無名ちゃん。

「俺は決めた。お前を人間に戻す」

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そう約束する生駒の姿が凛々しく、かっこいい。カバネに噛まれたことがないんだったら、人間に戻れる可能性はゼロじゃない。カバネに噛まれてカバネリ化した生駒よりかは幾分か可能性はあるだろう。

夜空に願いを

買い物を終え、夜。甲鉄城の乗組員たちは、短冊にそれぞれの願いを託す。

「カバネを滅ぼして田んぼも駅も全部取り戻す」
生駒の願いに呼応して、みんなは希望に満ちた夢を天に願う。夜空を彩る花火がとても綺麗。みんなを祝福しているかのよう。

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来栖はなんて書いたんでしょうね。「菖蒲さまがたらふくお饅頭を食べられますように」とかかな。普段はクールな来栖が菖蒲さまのこととなると、タジタジになっちゃうの面白すぎるでしょ。

カバネ退治の専門家「狩方衆」

夜が明け、倭文駅にやってきたのは「狩方衆」と呼ばれるカバネ退治の独立部隊。強そうだけど、あっさりやられてしまいそうでもある。大体この手の集団ってかませになるって相場が決まってるじゃないですか。

部隊を率いるは、無名が兄様と慕う「美馬」。7話にしてついに登場!

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長髪イケメンで、周りとは一味違った雰囲気の風貌だ。無名ちゃんが彼には妹の顔を見せてるんだよなあ。

民からの信頼も厚い彼を、生駒ひとりだけが信じられないでいる。

第7話で気になった点

将軍家の関係者と、倭文の者との密会で登場した「10年前のあの日」「中央の争い」といったキーワード。

美馬が将軍家の血族であることから、「中央の争い」は後継者争いのことかなと。「解放者」と呼ばれ、優秀な配下を引き連れている彼は、後継者の有力候補と見るが、実際はどうなのか。

「10年前」はカバネが生まれたときだったりするんじゃなかろうか。そもそもカバネの始まりが謎。感染病のような自然発生的なものなのか、人為的なものなのか。美馬がカバネリを造る技術を知ってるあたり、後者な予感がする。

美馬の狙いや、カバネリをどうやって生み出したのかなど、気になる点がたくさん。謎が尽きない男であることよ。

きっと美馬と生駒は考え方の違いで対立するんだろうなーと思ったり。生駒が無名ちゃんを妹に重ねていて、美馬は実際に兄様と慕われている。ふたりのお兄ちゃん対決から目が離せませんね!


カバネリの終着点は、ハッピーエンドか否か。後半戦も盛り上がりそうだ。

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