【3月のライオン】第2話 感想「聖女あかりさんに介抱されたいだけの人生だった…」
3月のライオン 2話の感想。原作を忠実にアニメ化しつつ、シャフトらしさをちょくちょく挟んでくれるのが嬉しい。今期最も期待している作品です!
むっちり王子、二海堂晴信!
1話のラストで登場したむっちり男子。この男こそ、零くんの永遠のライバルとなる二海堂晴信である。むっちり。超むっちりである。二海堂側からのラブコールをあしらう零くんの冷たさよ。
なんやかんや押し切られて部屋にあげちゃったりしてるけどね。物語を経るごとに、零くんがどんどん二海堂に頼るようになる点も必見ですよね。アニメ化は追いつかないであろう最新12巻のお話とかとか。
vs二海堂戦は、次の3話までお預け。NHK杯でまず零くんが対局するのは…
一砂、スミスの先輩コンビ登場!
決勝に上がればテレビ中継もされる NHK杯。原作では"M"HK杯だったのが、NHK杯に変わってるのは、やっぱり放送してる局だからかな。
零くんの相手は、松本一砂。愚直な攻撃型タイプ。攻撃しかしてこない。対局中、零くんの視点だと周りが靄がかって見えているのは、盤面に集中してることを表しているんだろう。脅威の集中力。
一砂の攻撃的な将棋をのらりくらりと躱し、見事零くんの勝利!どんよりする一茶を慰めるスミスの優しさに泣いた。あかりさんの名前を出した瞬間、テンション爆上がりな一砂の正直なところ、好きよ。
あかりさーん!あかりさァーん!
対局を終えた3人が向かうのは、銀座にあるclub 美咲。普段とは違うドレス姿のあかりさんに見惚れる。もしこんな綺麗で、優しい女性が働いてるお店があったら、通いつめるまである。
持ち前のトーク力でさらっと一砂にお金を出させるあたり、さすが。このお店の看板娘は間違いなくあかりさんだよ!いつもの家庭的な姿とのギャップがたまらん。
ちらっとあかりさんが語った"悪い先輩"とは一体…。悪い先輩でも、そのなければあかりさんやひなちゃん、モモちゃんと出会ってなかったんだから複雑よね。
零くんとあかりさんの出会い
道端で潰れていた零くんを見つけて、優しく介抱してくれたあかりさん。ああ、優しさが心に沁みる…。
家に連れ帰って休ませてくれたうえに、吐き方を知らない零くんの口に手を突っ込んで吐かせてくれるなんて、優しすぎるでしょ。あかりさんと結婚したい…。
ほんとあかりさんの声が茅野愛衣さんなのは、神キャスティング。彼女のハマり役の3本の指には入るんじゃないかと思う。あかりさんも、かやのんも母性に溢れてる。ありがとう…ありがとう…。
静かに過ぎていくお盆の夕げ
家に食料も生活用品もなく、仕方なく買い出しに出かける零くん。立ち寄ったスーパーで出会ったのはなんと!同じく買い物に来ていた川本家の面々。偶然!
零くんがカップ麺や菓子パンばっかり買ってるのを見て、いじけるあかりさんとひなちゃんが可愛い。そりゃ零くんも川本家を訪れずにはいられないよね。
大量のからあげを並べ、食卓を囲むお盆の夕げ。母親や祖母の話もなく進むのはきっと、彼女たちの傷がまだ癒えていないから。
それを見て、自身のことを思い出す零くん。彼も同じく大事な人たちを失っているんだ。
徐々に見え始める零くんの過去。ゆっくりと丁寧に物語は進む。ストーリーを知っていても毎週楽しみです。