とあるカワウソのつぶやき。

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【四月は君の嘘】第23話 感想「小さな頃から、ライバルたちはお互いを高め合う」

四月は君の嘘 第23話「MOMENTS」の感想。小説版Codaの内容をもとに、オリジナル要素も織り交ぜて映像化した形。

アバンで、かをりの宝物が生まれた瞬間を描いてるのだけでも泣けてくる…。

加えて、かをりが公生の演奏を何度も見に行っていたことがわかること、将来公生と出会う遊具ができる過程が描かれていることなど、かをり関連の細かい演出がグッとくる。

基本的には、公生、武士、絵見の幼少期を描いた物語ですが、合間に登場するかをりの健気さがたまらない。

井川絵見は、有馬公生を否定する

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公生の演奏を聴いて、ピアニストになることを決めた絵見。公生のことを絶対気にしてるのに、認めようとしない姿がいじらしい。ちょっかい出そうとして、無視されるのもご愛嬌。

ときには、腱鞘炎がひどくなるまで、必死に練習を続けることも。そこまでするのは、変わってしまった有馬公生を否定するため。自分のピアノで、公生を目覚めさせるため。

小さな頃からブレずに努力を続ける絵見。彼女の音楽が公生に響くのは、まだ少し先のお話。

ストーキング武士

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公生の強さの秘密を知るため、彼のあとをこっそり尾行する武士。どう見てもストーカーです。行動の怪しさをキャラソンが中和してくれているような。BGMで流れる凪のキャラソンがほんと良い…。

お隣の澤部さん家の縁側に座り込み、公生の演奏を聴く武士。ストーキングに住居侵入、子どもじゃなかったらしょっぴかれてるところだ。ひたすら反復練習を続ける公生に感化されて、さらに練習に打ち込むようになる。反復練習、だいじ。

本人の知らないところでも、公生はライバルに影響を与え続ける。ほんと武士って公生のこと好きだよな…。

迎えた運命の日

何度も何度も三人が顔を合わせることになるコンクールの日。絵見と武士の間にちょこんと座る公生が可愛い。

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「今日はお母さんが来る」

口元に笑みを浮かべる公生でエンド。喜んでいる公生を見ていると複雑な気分に…。早希さんが見にくる演奏会って、公生が散々罵倒されて、ひどい捨台詞を吐いちゃう場面じゃないですか。

今後の展開を知っているだけに、ね…。もちろん早希さんが公生のためを思って、あえて厳しくしていたのはわかっているんですけど。頑張った公生を褒めてあげてほしかったなと。

それにしても、特典OADのクオリティも、本編と同じく高いっ!いつかBlu-ray BOXが発売するときに、Codaを映像化してくれないかなと密かに期待してみたり。

スタッフのみなさん、なにとぞよろしくお願いします!

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