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とあるカワウソのつぶやき。

四月は君の嘘が大好きなカワウソ。好きな漫画やアニメについて語るブログです。

【僕だけがいない街】9巻の感想!「雛月、賢也、佐知子、愛梨の視点から描かれる外伝!」

アニメ・漫画
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僕だけがいない街 9巻が発売です。アニメが放映されていたのが、もう1年も前。続きが気になりすぎて、原作を一気に揃えたのも良い思い出。アニメと原作で展開は違っていましたが、うまく絡めて締めたのではないかなと。

さて、9巻は本編終了後に連載された外伝『僕だけがいない街Re』が収録!雛月、賢也、佐知子、愛梨たちの視点で紡がれる物語。どのエピソードも、落涙必至。僕街ファンなら、買わない手はないっ!

表紙と裏表紙がもう、反則ですよね。手を四角にして、のぞき込む愛梨。その先には…。最終回を思い出さずにはいられない。

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以下、三部先生自身が描いた『僕街』公式外伝の感想です。

雛月が踏み出した「明るい未来」

外伝のトップバッターを務めるのは、雛月加代。冒頭の「バカなの?」が懐かしすぎる。彼女を助けるために、悟がリバイバルを繰り返し奮闘した姿が目に浮かぶ。

てっきり悟とくっつくものだと思ってたから、子供連れで現れたときは、びっくらこいたよね…。ただ、NTRとか言うのは無粋なもんですよ。だって、悟が昏睡してるとき、佐知子と同じくらいそばにいてくれたのは、雛月なんだから。

悟との突然の別れを経て、雛月が明るい未来を選んだからこそ、悟が記憶を取り戻すきっかけになった訳で。雛月と悟の思い出の地である"あの場所"から、一歩を踏み出すのにグッとくる。

賢也の「覚悟」

外伝のなかで唯一、前後編2話を使って描かれた賢也のお話。たまにいるよね、悟と出会う前の賢也みたいな子。周りと自分は違うと思って、斜に構えちゃうみたいな。だからこそ、アジトでの仲間との触れ合いを通して、成長していく姿がたまらない。

賢也編では、多くの僕街ファンが知りたかったであろう、賢也から見た悟への想いが掘り下げられているのがいいですよね。雛月のことを気づいていながら、何もしなかった自分と、踏み込んでいった悟と。ガツンと頭を殴られたような感覚だったろうな。

悟の覚悟に感化されて、仲間の良いところを吸収してどんどん成長していく賢也。何人の人に影響を及ぼすのか。まじでヒーローだよ、悟さん。

賢也もそうだけど、彼の父・母も両方とも素晴らしい人物だ。

我が子を信頼し、道を示す父。息子に不自由ない暮らしをさせるために質素な身なりを続けた母。この両親にして、この子あり。賢也を健やかに育て、見守ってくれてありがとうと言いたい。

佐知子の大きな「愛」

悟の一番の理解者であり、愛情を彼に注いできた藤沼佐知子の物語。形は違えど、佐知子もむかし、同級生を救ってると知ってほっこり。覚悟は遺伝するものなのかもね。

佐知子の日記をもとに、振り返る僕街の物語。佐知子がどれだけ、一人息子の悟を愛し、見守っていたのかがすごくわかる。偉大な母の愛。雛月を助けようとする悟の覚悟にも寄り添い、手助けもしてくれた。

何にも本気になれなかった悟が初めて見せた覚悟に涙する佐知子につられ、涙がぽろり。かつては悲しい涙だったけれど、今回は違う。佐知子が流したふたつの涙に、乾杯。

愛梨の視点から見る最終回

外伝のトリを飾るのは愛梨。感動的な再会を果たした最終回の裏側で、何があったのか。どうして悟と愛梨がまた出会うことができたのか。

時が流れ流れて、写真の道に進んだ愛梨は、どうも停滞中のようで。まさか初っ端から辛い展開だとは…。まあ、それものちにつながる伏線なんですけど。それにしても、表紙の愛梨の姿勢、たまんねえな!フェチい!フェチいよ!

ゆっくりゆっくり丁寧に描かれる悟を見つけるまでの過程。やっぱり愛梨可愛すぎません?誰もいないところに呼びかける姿にやられる。悟じゃなくても、恋に落ちるわ。愛梨の笑顔、優勝!

ふたりがどんな未来を紡ぐのでしょうか。人気漫画家と写真家って、なんだか素敵な組み合わせ。意気投合して、すぐ仲良くなっちゃうんじゃないかな。世界が変わったって、記憶がなくたって、ふたりが過ごした時間は、なくなったりしないもの。

また本編を読みたい気持ちがむくむくと。外伝を読んでからだと、あのシーンで、あのキャラはどう思っていたのかと、また違った視点で読めそうで。くぅ〜!三部先生、僕街ロスを埋めてくれて、ありがとうございます!

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