とあるカワウソのつぶやき。

四月は君の嘘が大好きなカワウソ。好きな漫画やアニメについて語るブログです。

とあるカワウソのつぶやき。

【背すじをピン!と】9巻の感想「舞台はスタンダードからラテンの部へ!」

f:id:kwusbb:20170205205219p:plain


背すじをピン!と 9巻の感想です。ちょうど1年前は、3巻が発売し、ジャンプでは柏小春ちゃんの可愛さが爆発していたようで。もう1年が経ったのかと感慨深い。


【背すじをピン!と】37話の柏小春ちゃんが可愛すぎる件についての記事で、スマートニュースに載ったのもいい思い出。思えば、ここから柏小春ちゃんにハマりだしたのかもしれません。

9巻おまけの柏小春ちゃんもめっさ可愛かった…!たった一コマ、されど魅力に溢れてる。

さて、9巻は夏の全国大会スタンダードの部が決着!結果発表は、涙なしには読めなかった。2016年いちばん熱くて涙を流したのは、せすピン72話です!

ラテンの部に移り、初めはギクシャクしていた八巻・秋子組が徐々にかみ合っていく姿に胸が踊る。影の薄かった畔田の覚醒もアツい。チャンピオン組へ果敢に立ち向かう二組のエピソードから、目が離せない。

どこまでもアツさが止まらないせすピン9巻の感想、いってみましょう!

ユー アー ザ ニュー チャンピオン!

ついに迎えたスタンダードの部結果発表。続々と順位が発表されていくなか、残ったのは、やはり現チャンピオン・咲本・サラちゃんペアと、真澄くん・リオちゃんペア。全力を出し切った挑戦の結果ははたして…?

優勝は、真澄くん・リオちゃんペア!見事なチャンピオン交代劇!やったあああああああああああ!

f:id:kwusbb:20170205200958p:plain

ここまでの道のりを考えると、胸にこみ上げる思いがある。

最後の大会として臨んだ全国大会。リオちゃんの覚醒。万年2位のイメージを塗り替えた演技。鹿高ダンス部みんなで作り上げた必殺技。すべてが結実した結果である。

真澄くん、リオちゃん、本当におめでとう!これからもふたりのダンスが見られるのが嬉しすぎる。72話については、以下の記事でも語っているので、良ければそちらもどうぞ。

【背すじをピン!と】72話は、今年いちばんアツくて泣ける回!

物語はラテンの部へ!

続いて、ラテンの部が開幕。元・天才少年、畔田満影の覚醒と、徐々にギアを上げていく八巻・秋子組、彼らを迎え撃つチャンピオン組といったところか。

スタンダードの部に引き続き、圧倒的な実力を見せつける咲本・サラちゃんペアに、他の2組が勝負を挑む展開、ものっすごくいい。ラテンの部だって、王者貫禄の可能性は十分にある。

一次予選の見所は、畔田の覚醒でしょうか。かつて「天才」と呼ばれた少年は、続々と現れる才能たちを見るうちに、諦めてしまっていた。

しかし、愚直に挑戦し続けたライバル・後輩たちの姿に感化され、見事覚醒!生き生きしたダンスが表情からも分かる。

畔田をアゲるナオミちゃんは本当にいい女。ぴったりのパートナー同士だよ!

一方で八巻・秋子ペアは絶不調。どうしたんだってばよ…。

刹那のシンクロ

ぶつかり、いがみ合う八巻・秋子ペア。彼ららしいっちゃらしいけど、今回は特にひどい。一次予選、ギリギリ通過じゃん…。

喧嘩ばかりでどうなることやらと不安になっていたら、刹那に見せるシンクロ。

ぶつかり合い、高め合う。どのペアとも違う、ふたりだけのスタイル。仲睦まじいカップルじゃないけれど、お互いをライバルと思うからこそ生まれるダンス。調子上がってきたね!

何にも真剣になれなかった八巻が、ダンスにハマったのは必然だったのかも。スカしてカッコつける彼にぴったり。サッカー部の友達の言う通りだ。そういや、この友達の名前はなんていうんだろ。

vs咲本劇場

白熱するラテンの部は、準決勝に突入!2年生組が猛追を見せるも、やっぱり主役はチャンピオン組か。スタンダードの部は2位に沈んだとはいえ、圧倒的だ…!

準決勝が始まるやいなや、チャンピオン組と八巻・秋子組がぶつかりそうなアクシデント勃発!

不測の事態に即対応して、ペア取り替えるなんて芸当、チャンピオンにしかできないですよね。無茶苦茶だけど、見てる側はテンション上がる!天性のエンターテイナー、咲本譲治の真骨頂!

それに対して八巻は。

「戻れ!! 秋子!! お前は俺と踊ってんだろうが!!」

八巻パイセンの男気溢れるセリフにシビれるぅ!かっこよすぎでしょ。サラちゃんへのフォローも忘れないあたり、いい男っぷりに魅せられる。

vs咲本劇場

会場中を覆うチャンピオン組優勢の流れを覆さなければ、勝利はない。八巻・秋子組が披露したのは…。


得意の足技を活かしたジャイブ!ぴょんぴょん跳ねる、最速のダンス!ぴょんぴょん笑顔で、1,2,Jump!


そういや80話タイトルの「Jの閃光」ってガンダム GのレコンギスタのED「Gの閃光」が元ネタなんでしょうか。細かいネタ仕込んでくるなあ。

ジャイブを積み重ね、ここぞというときに、ド派手なキックで攻める!八巻・秋子組の勢いが止まらない!チャンピオン組、畔田・ナオミ組も加わり、誰が勝つかまったく予想がつかない。

ああもうっ…!ああもうっ…!どれだけ魅力的な物語を重ねてくれるんだ、横田先生は!

次回10巻で、ラテンの部も完結し、まさかの展開へ。ネタバレ気にしない方は、ぜひ関連記事をご覧くださいませ。

良い意味で期待を裏切り続けてくれるせすピンは、どこに向かうのか。ジャンプ本誌でも追っかけ続けていきます!

関連記事

【背すじをピン!と】10巻の感想!感動のラストに涙が止まらない…

【背すじをピン!と】8巻の感想「圧巻のラストダンス!」

【背すじをピン!と】83話は衝撃的な展開!突然の『2年後』は一体どういうこと!?

背すじをピン!と 記事一覧

スポンサーリンク