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映画『夜は短し歩けよ乙女』の感想!黒髪の乙女、銀幕デビュー!

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なむなむ!

我が人生のバイブル『夜は短し歩けよ乙女』がアニメ映画化!公開を今か今かと心待ちにしておりました。

あの摩訶不思議な夜の出来事を、どう映像化するのか。期待に胸踊らずにはいられない!

観終えた感想は「オモチロイ!」の一言に尽きる。黒髪の乙女の可愛さ抜群、先輩のヘタレ感、ユニークなキャラたちが繰り広げる会話劇。

どれを取っても最高の映画でした。

『四畳半神話体系』とのリンクも随所で見られて、森見ファンならニヤリとすること間違いなし!

夜の街を闊歩する黒髪の乙女

夜の木屋町、夏の古本市、はたまた大学の学園祭、風がびゅうびゅう吹く京都の町中で。黒髪の乙女は夜を往く。

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個人的には"おともだちパンチ"のシーンが大好きです。乙女のたしなみ。他の四本に包まれた親指こそ、愛なのです。

たくさん面白いシーンがあるなかで、一番笑ったのは詭弁踊りでしょうか。原作からも気持ち悪さは伝わってきましたが、映像になるとよりキモカワイイ


学園祭のときのミュージカルシーンは圧巻。主役の星野源さん、花澤香菜さんを始めとしたキャストのみなさんの歌声に聞き惚れる。

『逃げ恥』のガッキーに続いて『夜は短し』では花澤さんの相手役とは!と嫉妬したのも良い思い出。ミュージカルシーンも込みのキャスティングだったのではなかろうか。

源さん、声優もイケるやん!

原作小説との違い

映画版では、原作と違うところもまた楽しめました。「ここをこう変えてくるのか!」と膝を叩いたものです。一部ですが気になった点に少しばかり言及を。

◯パンツ総番長の恋について

パンツ総番長が出会った運命の相手が、実は学園祭事務局長だった…というもの。まさかの展開でびっくりだよ!彼の女装癖を活かした妙改変。

ただ、象の尻は見てみたかったなあ。

◯東堂さんの鯉

原作では李白さんのバスに落下してきたのが、学園祭のシーンに変更に。パンツ総番長と紀子さんの恋のきっかけとなりました。

鯉だけに恋ってか!ダジャレじゃねえか!

ラ・タ・タ・タムの扱い

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黒髪の乙女が幼少期に愛読していた絵本。先輩が彼女のために必死になって手に入れたものでもあります。


原作だと、古本市の神によって本棚に戻され、先輩と乙女が同時に手を伸ばす…というロマンチックなシーンでした。

映画ではラストまで先輩の部屋にありましたね。乙女を落とす最後の鍵こそ、ラ・タ・タ・タムだったのです!

顔を赤らめる黒髪の乙女、最高か!

物語のその後が垣間見える『夜は短し歩けよ乙女 銀幕篇』

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映画化にあたって、嬉しいことがもうひとつ。来場者特典として、森見先生書き下ろしの掌篇小説が配布されるというではないですか!


1週目は「先輩」から「乙女」への手紙、2週目は「乙女」から「先輩」への手紙の形になっている模様。森見先生の著作『恋文の技術』を思い出しますね。

コミュニケーションツールが発達した現代で文通とは、なんとも趣があっていいじゃあないですか。

それにしても、特典を2週に分けるのはニクいねえ。いや、まだ2週に留まっているだけマシか。

特典商法は悪い文明!だが、夜は短し歩けよ乙女の世界をまた描いてくれるなら本望だ!いいぞ、もっとやれ!

こうして出逢ったのも、何かのご縁

本のように、すべては繋がっている。最初は難しい言葉が並んでたので、原作を敬遠してしまってたんですよね。

でも、友人の勧めをきっかけに読んでみると、先輩と乙女が語る不思議な出来事に夢中になっていく。時も忘れてあっという間に読み終えてしまいました。

それからはことあるごとに持ち歩き、すっかりボロボロになるくらいに。数ある小説の中で、いちばん思い入れのある作品です。

ただ、一つ言えるのは、森見作品に憧れて京都の大学生になった男子は九分九厘、黒髪の乙女とのアバンチュールもなく、冴えないまま大学生活を終える(個人の感想です)。

きっと原作既読組が多かろうと思いますが、まだ読んだことない人はぜひ手に取ってみてください。言葉の難しさは、先輩と黒髪の乙女の軽妙な語り口で全然気にならない。

物語に夢中になっているうちに、すらすらと読み進められるはず。

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