【ジャンプ】2017年14号の感想!「突然の石化の謎!新連載 Dr.STONEが期待大な件」
ジャンプ14号の感想。Dr.Stone、ええやん。
・Dr.STONE
『アイシールド21』の稲垣理一郎先生×Boichi先生の新作。1ページ目の「世界中の人間は全て石になった!!」からして、インパクト大。序盤も序盤、一番最初のページから続きが気になる作品なんて、そうそうないですよ。
そこはかとなく、90年代の香りがする作画ですな。だが、それがいい。石になった鳥を運んできたときの杠ちゃん、可愛くないっすか。めちゃんこ可愛いでしょ。
大樹と千空だけが目覚めたのはなぜなのか。そもそも、何が原因で石化が起こったのか。他にも生存者はいるのか。謎が謎を呼ぶ石の世界!オラ、わくわくすっぞ!
・ワンピース
ほう、結婚式をぶちのめすためにベッジと手を組むとな。ジンベエの妥当な判断。ローの次は、ベッジと同盟か。ホールケーキアイランド編も佳境を迎えようとしているのかもしれない。
・腹ペコのマリー
なるほど、マリーの姿のときは中身がタイガで、タイガの姿のときは、中身がマリーと。女体化かつ、入れ替わり。どうやって恋愛が進んでいくのだろうか…。
・左門くんはサモナー
髪を下ろしたアンリ可愛いな。ベルゼビュートさん、アンリのこと好きでしょ、絶対好きでしょ。愛ゆえの幽閉だって!(恋愛脳)
ネビロスくんはなんだかんだいって寝返るって信じてるから。てっしーのいる左門くん側を裏切れる訳ないっしょ!
・食戟のソーマ
掲載順があああ…。初めて父親に反抗した反動で、ふんかふんかしてるえりな様、たまらん。もっとヒロイン力発揮してくれてもいいんだよ?
・火ノ丸相撲
バカはバカでも、相撲バカ。相撲が好きな者同士の対決。トリッキーな技の応酬からの、真っ向勝負とは、魅せる、魅せるねぇ。川田先生の手腕には、惚れ惚れするばかりだ。
チヒロ負けを予想してたけど、どっちに転ぶかわかんない。相撲バカ兄弟対決から目が離せない。
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【3月のライオン】第17話 感想「嵐のような香子の感情の移り変わりに惹かれる」
3月のライオン 第17話の感想。香子のころころ変わる表情と、感情が必見の回。可愛らしかったり、刺すような冷たい視線だったり。
二海堂の大人な対応
二海堂が見せた、島田さんへの気遣いがグッとくる。幼少期から病気がちで、いろんな人からの気遣いを受けていたからこそなのかもしれない。また彼のことを好きになっちゃうなあ。
「絶対にタイトルに挑戦する」と意気込む姿も格好いい。まだまだ遠い先の話だが、桐山vs二海堂のタイトル戦が実現する日を願う。モチーフになった人物的に、このセリフもフラグなんじゃないかと不安になる。
夢間近にして…なんて展開ないよな。ないよね。
天才・宗谷との邂逅
零くんと、天才・宗谷との邂逅。見た目の変わらなさ、気配のなさは人間ならざるものを感じる。これで島田さんと同い年って信じられるか?
話は少し脱線しますが、「宗谷」とは、ハチクロで竹本くんが自分探しの末にたどり着いた「宗谷岬」から来ているのか。日本最北端の地の碑がある宗谷岬。ハチクロとのつながりを感じる。
3月のライオンにおける宗谷名人は、零くんにとってたどり着くべき場所として設定されているんじゃないかと。
宗谷名人のネーミングについて、インタビューか何かで語っていないのかなあ。気になる。
vs香子
零くんと香子の舌戦。こうやって喧嘩してると、本当の姉弟みたい。実際は複雑な関係なワケだけど…。
あかりさんの笑顔、ベリーグッドです。空気を読んで退散する大人の対応が素敵。パワーオブスマイル。3月のライオンのヒロインは、あかりさんなんだよなあ。
「れいちゃん これ食べて!!」とおいなりさんを差し出すひなちゃんの素直さにもグッとくる。ひなちゃんは、癒しだ。
おいなりさん実食会@零くん家。文句言いながらもほとんど食べちゃう香子が可愛い。素直じゃないんだから、もう。
刺すような冷たいセリフを投げかけたかと思えば、おいなりさんの美味しさに喜んだり、「魔女」と呼ばれて落ち込んだり。彼女の嵐のような感情の移り変わりに、どうしても惹かれてしまう。
つかず離れず。零くんと香子は、姉弟にも他人にもなれない距離感を行ったり来たり。どうしようもないふたりの関係は、どこに落ち着くのだろう。
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特典小説で深まるソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-の物語。エイジと悠那の過去が明かされる!
劇場版SAO 2回目の視聴です。1回目は上映時間を間違えて、序盤を見逃す体たらくっぷり。厳密にはイチからラストまで見たのは初めてといった感じです。
2回目ともなると、展開を知っている分、細かい点に気づける。ランキング3位のラーメンマンとか、重村教授がライブ会場の様子を見守っていた部屋の勿忘草とか。娘を忘れられるはずがない教授の気持ちを表しているようで。
ラスボス戦で全員大集合のうえ、アインクラッド編の衣装でぶちかましたのはアツい。アツすぎる。王道の展開とはいえ、そこまでの持っていき方がすごく良い。
巷では「ラブラブカップルが東工大のギークをぶちのめす話」と身も蓋もない表現がありすが、この映画を見事に、端的に表していると感じます。キリトとアスナのいちゃいちゃぷりが眩しくて仕方ないですもん。末長くお幸せに…。
主役のみなさんはさておき、今回焦点を当てたいのは、エイジ。
かつては血盟騎士団の一員だったものの、死の恐怖を克服できず。大切な幼馴染が消えるそのときでさえ、立ち向かえなかったという悲しい過去を持つキャラクター。
キリトたちが光なら、エイジは影。英雄キリトと語られざる者の一人だったエイジを比較させながら物語は進んでいったのかなと。
誰もがキリトのような英雄になれる訳じゃない。SAO事件の裏側には、誰にも知られず消えていった幾人ものプレイヤーたち、攻略を諦めていたプレイヤーたちが必ずいたはず。
どちらかといえば、エイジのほうが視聴者側に近く、感情移入しやすいと思うんですよね。もし自分がSAOの世界に行ったとして、キリトたちのように攻略組で活躍することもなく、凡百のプレイヤーで終わっていたことでしょう。
映画本編で一番グッときたのは、キリトとの戦いでエイジが感情を爆発させるシーン。大切な人を失った悲しみが伝わってきて、心が痛くなる。涙をこらえるのに必死でした。
しかし、たとえ最愛の悠那を取り戻すためとはいえ、多くのSAOサバイバーを手にかけた行為は肯定できない。
ただ、その気持ちは分かってしまう。どうしようもない、やり場のない思いが。もしもう一度会えるなら。言えなかった言葉を伝えられるなら。藁にもすがるような形で、重村教授の陰謀に乗っかったのではないかと。
ところで、映画本編でエイジや悠那の描写が少ないと感じた同士はいらっしゃいませんか?
その不完全燃焼感を解消してくれるのが、3週目の特典小説『ソードアート・オンライン ホープフル・チャント』です。川原礫先生の書き下ろし!
特典が発表された瞬間、即劇場のチケット予約しましたよね。手に入れないわけにはいかない!
映画本編では深く触れられなかった、エイジと悠那の物語。ユナの歌のルーツ。なぜ悠那が危険を犯してまで、圏内を飛び出したのか。悠那が消えてしまったその瞬間の出来事。SAOサバイバーの記憶が、なぜ飴玉の形で排出されていたのか。
映画を見たSAOファンの疑問に答える一冊。
悠那が消えると分かって読み進めるのは、正直辛かった…。でも、この小説読む前と後じゃ、また映画の見方が変わってくるじゃないですか!反則だよ!ありがとう川原先生!
3回目視聴不可避。アニプレックスさんの戦略にまんまと乗せられております。
本編のラスト。悠那の歌をエイジは聴けなかったけれども、感謝の言葉を受けて、彼が今後どう生きていくのか。過去を乗り越えて、希望溢れる未来があらんことを。
FGOサントラ到着!作品を彩る名曲たちが詰まったベスト盤!
FGOのサントラ「Fate/Grand Order Original Soundtrack I」がやっと手元に!発売が発表されてから、どれだけ待ちわびたことか。いつものあの曲から、手に汗握る熱い戦いで流れたあの曲まで。
3枚組、計3時間超の大ボリューム!序章から終章、はたまたイベントBGMまで、聴覚からFGOの物語を振り返れること間違いなし。
作曲家・芳賀敬太のライナーノーツつきで、理解がさらに深まる。裏話的なのが好きな僕にとっては、たまらんですよ。
各特異点で協力してくれたサーヴァントとの別れで流れる『絆』、いちばん耳にした経験が多いだろう『聞き慣れたメロディー』、最終章を盛り上げてくれた『outbreak~FGO~』と、お気に入りの曲を挙げればキリがない。
曲名見てもさっぱりなのに、不思議なもので、耳が覚えてるんですよね。この曲はあの時の…と場面が浮かんでくる。物語と音楽の密接な関係を、改めて感じる次第。
どの曲も、本当にいい曲ばかりなのですが、いちばん心に来るのは『色彩〜雪花の盾〜』でしょうか。オルゴールver.は反則だよ…。
ずっと一緒にいたマシュの別れ。ゲーティアの第三宝具を心の強さで防ぎ切ったマシュ。彼女の肉体は細胞一つ残らず消え失せ、盾だけになった風景に絶望した。
ただ、今となっては、その絶望があったからこそ、感動的なラストを迎えられたのかもなあと。
続く『色彩〜訣別の時来たれり〜』で魔神王ゲーティア戦を思い出すマスターも多いのでは。ラスボスとのバトルでOPのアレンジが流れるってアツい、アツすぎるよねえ。
実はリアルタイムで聞けなかったんですけどね…。
やけにバトル前にDLの時間が長いなと思ってたら、BGMが流れず。最終決戦だし、静かに雰囲気で戦うものだと思い込んでたんですよ。クリア後にTwitter見てびっくり。そんなことあるー?
みんなが味わった感動を、約2ヶ月越しに味わっております。絶対高まるでしょ、こんなの…。
そしてEDの『Eternity Blue』では、マシュと見上げた青空を覚えてる。忘れられるはずがない。
第1部が終わってから、何度マテリアルでリピートしたか分からない。色彩と同じく、マシュとすべてのマスターのための曲。
歌詞を読みながら聴くと、マシュとたくさんのサーヴァントたちと歩んできた軌跡が目に浮かぶ。
サントラ単体でももちろん楽しめる。でも、僕としてはサントラと合わせて、色彩→スクラップ〜別れの詩→Eternity Blueの流れで聴いてほしいなと。
マシュと、ドクター・ロマンティック。長い旅路を支えてきてくれた二人に心を馳せずにはいられない。
第1部完結後、竹箒日記で紹介されてからというもの、ランキングをうなぎ登りしていった2曲。色彩は『幸せについて私が知っている5つの方法』、スクラップ〜別れの詩は『少年アリス』に収録されておりますよ!
FGOで坂本真綾さん沼にハマった人も少なくないのでは…?
ゲーム内でもサウンドプレイヤー機能が実装されましたが、ピースやモニュメント、はたまた貴重な再臨素材が必要になってくるので、サントラ買っちゃったほうがお得かも…?
以上、FGOサントラと坂本真綾さんのあからさマーケティングでした!いずれ発売されるであろう第2弾も楽しみ!
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【FGO】1.5部Ⅰ 新宿幻霊事件クリア後の感想!ジャンヌオルタちゃんが可愛すぎた…
Fate/Grand Order-First Order- 感想「すべての始まりの物語!俺たちの課金がついにアニメに!」
【ジャンプ】2017年13号の感想!「アンナちゃんは黒魔術カワイイ!」
ジャンプ2017年13号の感想。田村先生の新連載、ここ最近じゃいちばん期待できそう。
・腹ペコのマリー
主人公が完全に男鹿。姫川と神崎を足して2で割ったようなキャラもいるし、マリーはヒルダっぽいし、神父はアランドロンだし。べるぜバブの再来かな?懐かしい。
黒魔術にぞっこんな中二病アンナちゃんかわいいよアンナちゃん。マリー(中身タイガ)とイチャイチャするラブコメ開幕ですか?予想つかないっていう点では、直近の新連載の中では、いちばん好き。
・僕のヒーローアカデミア
オールマイトグッズを避けて、サーに挑戦したデクの心意気たるやよし!
インターン開始して早々、若頭と遭遇する展開の早さ。デク、逃げてー!一緒にいる女の子は何者なんだ。また話がずんずん進む予感!
ブラクロといい、ヒロアカといい、画が下書きのところあったけど、大丈夫なのかね。
・左門くんはサモナー
ヨコシマの服を着てるヒロインズを見て、邪な気持ちになってる奴はどこのどいつだーい?しましまてっしー、まじ天使。
アンリはどれだけ努力しても、ダークマターを生む運命なのよね。せっかく丸くなってきた彼女は、ベルゼビュートとの戦争で禍々しい姿にならなきゃいいなあ。
・食戟のソーマ
えりな様の反逆!遅れてきた反抗期ってか。照れ顔どアップで身も心も創馬たちの仲間宣言するの可愛すぎるじゃろ〜。
えりな様が負けて絶望してるところを、颯爽と助ける創馬の画が浮かぶ。
・火ノ丸相撲
バカvsバカ、決勝戦の第1戦は、また予想もつかない展開が待っていそうで。チヒロは負けるかなーと考えていたが、どうなるかわからんぞ。これ、相撲だよな…?
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【FGO】1.5部Ⅰ 新宿幻霊事件クリア後の感想!ジャンヌオルタちゃんが可愛すぎた…
2月24日、待望のFGO新章1.5部『新宿幻霊事件』が開幕!ニコ生で公開されたPVがかっこよすぎて、何度も見入ってしまったんですよね。音楽、映像からしてスタイリッシュ!
初見時は「エドモン!?!?!?!?オオカミ!?!?!?セイバーオルタ!?!?」とあまりのスピードと情報量に脳の処理が追いつかない。公式にアップされた映像を何度か見て、やっと理解が追いついた次第。
新宿アルタ前に集うオルタ。オルタだけに、アルタってか!いいね!いい場所選定だよ!
マシュかと思っていたショートカットのサーヴァントはジャンヌオルタ。敵も味方もオルタ祭りじゃああああ!新宿のアーチャーもとい、新宿おじさんがあからさまに黒幕の演出で、逆に怪しい。
1.5部から「真名隠し」が実装され、このサーヴァントは誰なんだろう?と予想する楽しみも追加。FGOが特異なだけで、ほんとはサーヴァントの真名は隠すものなんですよね。
ニコ生で情報が解禁されたあとの、真名予想がいちばん盛り上がってたまである。いろんな情報が飛び交いまくってた記憶。クリアするまでは、ネタバレ防ぐためにネット断ちすることを決めたのです。
早く配信開始されないかなーとワクワクしていたら、安定のメンテ延長。だいたい23時頃からできるかなと予想してたので、それより早く終わって何より。
蓋を開けてみれば、1999年の新宿は絵に描いたような世紀末。ヒャッハー!という声があちらこちらから聞こえてきそうなカオスっぷり。さすが亜種特異点なだけはある。
いつも傍にいてくれた頼れる後輩・マシュはお留守番。今は亡きロマンのポジションを務めてくれる。ロマン…。わかっちゃいたけど、切なくなっちゃうな。
新宿でのお供は、セイバーオルタちゃんに、ジャンヌオルタちゃん!空前絶後のォ!超絶怒涛のオルタ祭りィ!
ジャンヌオルタの私服姿、ものすごく素敵…です…。わざわざブティックに着替えに行ってくれたのがグッド。不器用さが現れてて好き。
新宿のアサシンを倒すために、ダンスパーティに潜入。Shall we Dance? まさかドレス姿を拝めたうえに、一緒に踊れるなんて。光栄です、王。控えめな胸がグッド。
いがみあいながらも、なんだかんだ協力してくれるふたりが微笑ましい。オルタ同士、通ずるものもあるということか。
序盤登場したエドモンの正体は、あのうさんくさいホームズさんだったわけなんですが、なんと本物まで来てくれるとは!エドモン、会いたかったよおおおおお!
ていうかホームズさん、変装してエドモンとして振る舞えるってどういうこと?異質すぎない?新宿だからできたのかもしれないけど、怪しい、怪しいぞこの人…。
ラストの探偵大集合は、終章のサーヴァント集結を思わせるニクい演出。僕らがよく知るあの小さな名探偵や、じっちゃんの孫もいたりするのか…?
黒幕にとどめを刺したのが誰もが知るあの台詞だったのにはアガったなー。全世界の探偵が集まったのもアツいけど、人生で一度は言ってみたい台詞で決着をつけたのがまた良い。
クリアした今ならわかる。
新宿幻霊事件は、壮大なジャンヌオルタのキャラクエだったのだ、と。
消える間際、ドレスに着替えて踊るジャンヌオルタに心を撃ち抜かれた。いやいやいや、可愛すぎでしょうよ…。クリアしたご褒美だな、こりゃ。
バレンタインイベントといい、新宿といい、ジャンヌオルタへの愛着が急上昇中ですよ!立ち絵差分で衣装違いのサーヴァントのイラストがあるのはいいね!今回のようなドレス姿は大歓迎ですよ!
あっという間、1日でクリアしてしまいました。いやー、久々の新シナリオに大満足!
新宿での死闘を終え、一息ついて、残りの3つの亜種特異点へ向かうことになるでしょう。それまで種火・宝物庫周回だっ!
それにしても、エミヤオルタはなんだったんだ…。出自も明かされずあっさりと消えてって、しれっとストーリー召喚に混ざりこむ。エミヤオルタ、通称ボブミヤの出自が知れるクエストが来るのを待つのみ。
次に新しい情報が明かされるのは、3月26日のAnime Japanのステージ。また斜め上の発表をしてくれるのかどうか。ステージ抽選当たるといいな!
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【FGO】バレンタインイベント終幕!武蔵ちゃんのプレゼントにグッときた。
デジモンアドベンチャーtri.第4章「喪失」感想。パートナーとの絆を取り戻していく物語。
デジモンtri.第4章の感想です。「喪失」のタイトルを聞いたとき、大切なパートナーとの記憶を失って、さらに失うものがあるのかと不安になった。
けれども、映画を観終えた今ならわかる。4章は、失った絆を取り戻していく「再生」の物語なのだと。
たとえパートナーの記憶がなくなったとしても、歩んできた想い出が消えたとしても、また積み上げていけばいい。
前を向く選ばれし子どもたちの姿に、大人になってしまった僕は、いたく心を打たれたのです。
感動の再会、しかし…
リブート後のデジタルワールドで、パートナーと再会した太一たち。記憶はなくとも、会えただけでも嬉しいよね。
ただ、楽しげなみんなと違い、ピヨモンだけが空を警戒しているようす。
何度も何度も歩み寄る空を拒絶する姿を見るのは、正直辛かった…。仲の良いふたりを見てきたからこそ、余計に心が苦しくなる。
他のみんなが嬉しそうにするなか、空だけが苦しそうな表情してるのが見てられない。誰か…気づいてあげて…。
ヤマトと太一が空が落ち込んでるのを察したのはいいけど、理由が分からないってどうなの。
ふたりともヘタレすぎるでしょ…。鈍感!鈍感!
「他の誰でもない お前と出会うためにこの世界に来たんだ」
そこでそのセリフ言うー!?と一番シビれたセリフ。
そのあとに、アグモンとガブモンが進化するのは反則だよ!劇伴と相まって、グッとくる。やっぱりButter-Flyは特別な曲なんです。
記憶がなくなっても、パートナーなのは変わらない。他の誰かじゃない、お互いに縁のあるパートナーだからこそ出会えたのだと。
デジモンtri.屈指の名セリフ。大人になると、涙腺が緩んじゃってダメだ…。
空の深い「愛情」に感動がとまらない
初めてピヨモンが「空!」と名前を呼んだ瞬間が、忘れられない。ずっと警戒して、心を開かなかったピヨモンがついに。強大なムゲンドラモンに立ち向かい、パートナーを守る空の姿。
自分よりも、他人のことを慮るお人好し。だけど、そのお人好しな面が、空のいいところ。彼女の深い愛情に、感動がとまらない。
絆を取り戻したピヨモンは、究極体・ホウオウモンへ進化。
続いて、パタモン、テントモンが究極進化!それぞれ、セラフィモン、ヘラクルカブテリモンへ!
パタモンの究極進化は、3章で披露されなかっただけにやっとですね。パタモンとの辛い別れを経験したけれども、再会して「希望」ある未来を得た。嗚呼、本当に良かった…。
選ばれし子どもたちのそれぞれに焦点を当てて、成長していく姿が描かれた今までの4つの章。
主要メンバーのなかで、残るはヒカリ・テイルモンと、tri.から登場した芽心・メイクーモン。物語の鍵を握る存在だけに、どのような形で物語が紡がれるのか楽しみです。
第5章「共生」は2017年公開予定!
デジモンtri.恒例、上映後の次章キービジュアル公開!タイトルは「共生」
デジタルワールドと、人間界のバランスをどう取っていくのか。デジモンと人間の関係はどうあるべきなのか。
すべての人間にパートナーデジモンがいる02のラストに向けて、物語がどんどん進む予感。
あと2章でまとまるのかと不安な気持ちもあるが、きっと、晴れやかな気持ちになれるラストが待っていると信じて。
具体的な公開日が発表されてないのは、現在絶賛製作中なのかな?万策尽きないといいな…。
今までの公開日をずらずらーっと並べてみると、だいたい4〜6ヶ月周期で上映されてきたものの、5章はもう少し間が空きそうな気がする。10月〜12月くらいと予想。
第1章:2015年11月21日
第2章:2016年3月12日
第3章:2016年9月24日
第4章:2017年2月25日
(追記)
公開日が2017年9月に決定した模様。予想よりも早く観れるのは嬉しい!
『デジモンアドベンチャー tri.第5章「共生」』2017年9月30日(土)劇場上映開始決定!特報公開!
— 9.30デジモンtri.第5章「共生」 (@Digi_advntr15th) 2017年6月1日
「仲間を犠牲にする希望なんてあってたまるか!太一!」
「俺は…仲間の痛みから逃げない!」https://t.co/X896MBCiAH pic.twitter.com/NSWNrZTfWR
小ネタ・増えた謎
まさか、さらに謎が増えるとは思わなんだ。小ネタもちょこちょこあって、ファンならより楽しめる内容になってたのが良かったですね。
四聖獣とか、パートナーシャッフルでそれぞれが訪れた場所とか、イグドラシルとか!
無印・02はもちろん、その先のデジモンを知ってたら、もっと楽しめたはずなのに!詳しい人とめっちゃ語らいたい…。
・ヤマトに「くん」づけするガブモン
ガブモンがめがっさ可愛かったんですが!なんだあれ!お前は乙女か!と突っ込まずにいられない。太一のことは呼び捨てなのに、ヤマトは「くん」づけだもんなあ。
4章でいちばん可愛かったのは間違いなくガブモンです。
・姫川さんと西島さんの関係
太一たちよりも昔の選ばれし子どもたちだと判明したふたり。とりあえず西島さんは、ドラマの見過ぎです。見てるこっちが火傷しそうでしたよ。
大人になった選ばれし子どもたちである姫川さんと、未だ成長途中の太一たち。パートナーと待望の再会を果たしたときの違いが心にくる。長年追い求めるうちに、愛情が執着に変化してしまったのか。
どちらかというと大人組に歳が近づいてしまった身としては、彼らにも希望が見える結末があらんことを願わずにはいられない。
・イグドラシルとは
「イグドラシルってなんだ!?」と調べてみたら、デジタルワールドの神様のような存在なんですね。ゲンナイの姿を模した謎の男は、自らを「イグドラシルの意思」と語る。
人間に憤るイグドラシルが、太一たち選ばれし子どもたちの行動によって、共生の可能性を見出す流れになるんじゃないかと。
今から5章が楽しみで仕方ない。大人になった今だからこそ響く、デジモンtri.の物語。
まだ見たことないよって人は、1章〜3章、そして4章に触れてほしいなと。まだ遠い先、完結してからでもぜひ。むかし選ばれし子どもたちだった世代なら、心に刺さる場面がたくさんですよ。
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デジモンアドベンチャーtri.第5章「共生」感想。物語は最終章へ向けて、一気に動き出す!選ばれし子どもたち、デジモンたちの未来は!?
"不死蝶" 和田光司さんよ、永遠なれ〜KOJI WADA DIGIMON MEMORIAL BEST〜
デジモン カテゴリーの記事一覧
【FGO】バレンタインイベント終幕!武蔵ちゃんのプレゼントにグッときた。
FGOバレンタインイベントが終幕!いや〜走った走った。まさか持ってる鯖全員の礼装を集めるとは思わなんだ。メイヴピックアップにピー万使うとは思わなんだ。いろんな意味で、思い出に残るイベントでした。
開始前には、久々のメンテ延長に胸が熱くなったものです。これでこそFGOなんて言えるほど古参ではないですが、メンテといえばFGO。FGOといえばメンテみたいなところある。
長時間のメンテが明けて、待望のバレンタイン開始っ!いちばん最初にチョコをもらったのは、宮本武蔵ちゃん!
チョコというか、うどんとお団子ですけれど。不器用ながらも、マスターのために努力してくれるところが◎!手取り足取りうどんの打ち方教えてください。
1月に引いててよかった…。自分の好きなものをプレゼントしてくれる武蔵ちゃん、可愛すぎるでしょ。大好き。恋愛に慣れてないところが、ほんとに素晴らしい。愛でて愛でて、絆10、スキレベ10、レベル100目指して頑張ります。
さてさて、他にも印象に残ったサーヴァントのみなさんを紹介していきましょう!
ジャンヌダルクオルタちゃん。彼女からチョコをもらえるなら、一時間だって、何時間だって待つさ。
顔チョコのインパクトな。美味しくいただきましたァ!ごちそうさまです!だまくらかしたシェイクスピア、ナイスだぞ!彼はラ・グロンドメント・デュ・ヘインの餌食になったことでしょう。
オジマンディアス様。術ロイヤル級ではお世話になりました。心臓鬼周回。プレゼントのお返しのスフィンクス、可愛すぎない!?グッズ化待ったなし!
ただ、成長したら、EXアタックのでかいスフィンクスに成長するのかな?カルデアにそんなスペースあるんです?
あーっ!娘のようにはしゃいだあとのスカサハさんかわいいー!あーっ!もっと娘の頃のような可愛さを見せてくれてもいいんですよ!照れ顔たまらん。
ドジっ子、サンタオルタリリィたそ〜。成長してもある意味ドジっ子でしたからね。納得。
水着玉藻。彼女、絶対ビーストの素質あるでしょ。目覚めたらベッドインしてるやーつ。嗚呼、玉藻なら本望だよ。
たくさん、たくさんの物語をありがとうライターのみなさん。みなさんの血と汗と涙がつまったシナリオのおかげで、バレンタインイベントを堪能できました。まだ引いてないサーヴァントも欲しくなっちゃったもんね。
甘いバレンタインが終わり、もうすぐ待望の1.5部が始まる。公開されたおじ様のイラストの考察を読んでるだけでワクワクがどんどん高まる。新宿で、どんな物語が待っているのか。配信が楽しみでしかたないっ!
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【ジャンプ】2017年12号の感想!「サンジとルフィ、再会!溢れた本音」
ジャンプ2017年12号の感想。どんどん作品が入れ替わっていく…。1号で2作品終わったの、最近じゃあんまり記憶ないんだけど、いつぶりだろうか。
・ワンピース
サンジとルフィがやっと再会!長かった…。本音を漏らすサンジにグッとくる。麦わら一味、ヴィンスモーク家、ビッグ・マムたちが入り乱れる結婚式は、波乱の予感しかしない。
ところで、ジャッジの仮面を外した顔が隠されていたのが気になる。大きな傷があるとか、実はサイボーグ化してるとか。来週休載なのがな〜〜〜!
・僕のヒーローアカデミア
サーも重度のオールマイトオタク。サイドキックを務めてたときはどんな気持ちだったのか。幸せで胸がはちきれんばかりだったんじゃないのか。
サーの「予知」はとりうる行動がわかるってだけで、確定した未来じゃなさそう。いくつもの選択肢が見えるってことなのかな。デクを煽ったのもわざとだったりして。
・ポロの留学記
新連載第3弾。1話完結型のちょっとコメディっぽい枠?左門くんみたいな感じかしら。
・食戟のソーマ
えりな様、人気投票1位おめでとう!秘書子との1、2フィニッシュ!めでたいっ!ふたりのエピソードとか書き下ろしてくれていいのよ…?
・左門くんはサモナー
ツッコミがなけりゃ、てっしーじゃない!女子神・サタナキアのキレキレのアドバイスには笑った。凹ませて最後に高額な商品を買わせるって、完全に悪徳商法じゃねえか!
・火ノ丸相撲
最終決戦に向けての、対戦相手紹介回。ダチ高が勝てるヴィジョンが浮かばないのがなんとも…。火ノ丸と草介の対峙は滾るよね。お互い成長した者同士。どんな熱い戦いが待っているのか、想像もつかない。
四月は君の嘘コラボイヤホン到着!〜開封の儀〜
ONKYO×四月は君の嘘コラボイヤホンがようやく到着!注文から約4ヶ月、待ちわびておりました。購入したのはE700Mの公生モデル。さっそく開封していきましょう!
パッケージ正面。ロゴに、桜がひらひらと。
背面。四月は君の嘘といえば、ピアノは外せない。公生の演奏が聴こえてきそう。
側面にもこだわりのデザイン。OPにも登場していた青い目の黒猫ですね。物語途中から、黒猫はかをりのメタファーにもなっていました。
もう一方は、「ニャー」と鳴き声が聴こえてきそうな黒猫のイラスト。かわいいっ!
パッケージを開くと、ラフな格好の有馬公生くん!付属のクリーナークロスは、OPを思い出します。
ついにイヤホンとご対面!
二色のコードが絡まっているのが、デザイン的に素晴らしい…。ピアノの黒と、桜のピンク。まさに、四月は君の嘘を象徴するふたつの色です。
黒猫とピアノの彫刻もまた素晴らしい…。
ポーチに入れて、いつでもどこでも持ち運び可能!
取り出すときに、ちょっと苦戦したのはここだけの秘密。これから開封される方がいたら、無闇矢鱈にコードを引っ張るのはやめましょう。ケースのほうをあれやこれやといじるのです。
さて、記念すべき初使用は、四月は君の嘘 第22話。だって今日は2月18日ですもの。今年は曜日までぴったり奇跡の一致。君嘘ファンにとって、忘れられない一日です。
イヤホンはてんで門外漢ですが、普段使っているイヤホンとはまったく違う聴き心地にびっくり。聴き逃していた細かい音までちゃんと聴こえるような。音楽はもちろんのこと、台詞の息遣いをありありと感じられる。
四月は君の嘘コラボイヤホンで、君嘘の物語を耳から楽しむ。これ以上の贅沢があるだろうか。いや、ない。
公生の演奏で泣き、柏木の名言で泣き、かをりの手紙で泣き。僕の原点は、やっぱり四月は君の嘘だと再確認。いつまで経っても、僕の心に住み続ける。一生忘れられない作品です。
22話を鑑賞したあとは、光るなら、君嘘キャラソン、サントラの流れ。完全なる君嘘DAYを過ごしております。
君嘘コラボイヤホンの使用感も、デザインにも大満足!なぜ僕は、佐倉綾音さんみたく4種類全部買わなかったのか…。使用、鑑賞、保存、布教用でちょうど4つ。昔の自分に言ってあげたい。全部買えよ、と。
でもいいんです。僕は手元にあるE700Mの公生モデルを大事に大事に使っていきますので。君嘘イベントのとき持ち出すのは必須。クラシックコンサートでは、君嘘コラボイヤホンをつけた人をたくさん見かけるんだろうな。
ONKYOさん、本当に素敵なイヤホンを制作してくれてありがとうございました!使い倒します。
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第22話 感想「僕らは誰かと出会った瞬間から 一人ではいられないんだ」