【Project-Itoh第1弾】屍者の帝国!死者蘇生技術が発展した世界観にわくわく!
前売券にブックカバーがつくということで、買ってしまいました。
『屍者の帝国』、『虐殺器官』、『<harmony/>』は
若くして亡くなってしまった伊藤計劃の小説。
著書は少ないながらも、
SF小説として評価が高く、ファンが多いという印象があります。
以前から読みたいとは思うものの、まだ手を出せていなくて…
その3部作が10月、11月、12月と3ヶ月連続でノイタミナから
Project-Itohとしてアニメ化されることが決定しています。
第1弾は、10月4日に公開される『屍者の帝国』。
伊藤計劃の絶筆した原稿を円城塔が完成させた一作です。
舞台は、「死者蘇生技術」が発達し、屍者を労働力として扱っている19世紀末。
主人公ワトソンは親友フライデーとの約束のとおり、
彼を違法に屍者化することを試みる。
ワトソンは、技術と魂の再生への野心をとある機関に見込まれ、
まるで生者のように意思を持ち、言葉を話す最初の屍者を生み出す技術が
記されているという「ヴィクターの手記」を捜索しにいく…。
あらすじを読むに、蘇らせた死者に魂は宿ってないようで。
動きはするけど、話もしないし、感情もないってところでしょうか。
キャッチコピーは
「求めたのは、21グラムの魂と君の言葉」
痺れますね…!
ワトソンの行く末、フライデーに魂は宿るのか。
もしそうなれば、生者と屍者の違いとは。気になります。
原作未読なので、読んでから映画に臨むか、
読まずに映画を楽しむか、迷うところです。