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【甲鉄城のカバネリ】第9話 感想「美馬の復讐劇が、いま始まる」

甲鉄城のカバネリ 第9話「滅びの牙」感想。滅火と「滅び」がかかってるんですね。

荒れる磐戸駅

美馬を警戒して、克城は磐戸駅へは入れない。そこで美馬は、無名を利用して橋を下ろさせようと画策する。

「克城のみんなを入れるため」と騙された無名は、あっさりと磐戸駅への橋を下ろしてしまう。その先に待つ絶望を知らずに。

克城の面々に引き連れられ、わらわらと大量のカバネが磐戸駅に押し寄せる。美馬、えげつないことしよる。磐戸駅の人々は逃げ惑うも、カバネに襲われ続ける。平和な世界が一転、絶望へ。

自決した家族を見た無名の絶望した表情よ。何も知らない無名を騙した美馬、許せん。

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美馬が理想とする世界

磐戸駅を襲うのは、普通のカバネだけにあらず。滅火を核とした融合群体を人工的に生み出し、暴れさせる。なんちゅうこっちゃ…。

滅火は、ひとしきり暴れたあと、あっさりと崩れ落ちる。我を失った滅火は、見境なく人を襲い、その刃は美馬にも迫る。

美馬の頬に伝うひとすじの汗。すんでのところで滅火が思いとどまり、美馬はその一瞬をついて彼女の心臓を一刺し。美馬、容赦ねえ…。

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美馬が理想とするのは、「臆病者が死に絶え、力ある者だけが生き残る世界」。人も、カバネも等しく、強い者だけが生き残る。その世界の実現のために、臆病の象徴である金剛郭を解放する、と。

表向きはそんなところで、昔置き去りにされた復讐の意味もあるんだろうな。

無名は人に戻れる?

9話で明かされた「白血漿」の存在。ウイルスに対するワクチンのようなものか。これがあれば無名は人に戻れるのでは?キーアイテムになること間違い無し。

美馬の「何事にも燃料が必要」というセリフから、人の血がカバネの養分に、また克城内にある大きな心臓にも必要なのだと考えられる。甲鉄城の面々を拘束したのは、血が必要だから。多くの人の血を使って、何をしでかそうというのか。

このままだと滅火を使い捨てにしたように、無名も…。

生駒は弱者なりにあがいて、美馬の首を取れるか。主人公のあがきを見せて欲しい。菖蒲を救おうとして穴に落ちた来栖もきっと生きて、みんなを解放してくれるはず。来週、これ以上の犠牲が出ないことを祈る。

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