【彼女はろくろ首】新世代のラブコメ!鹿井ちゃんの可愛さに首ったけ!
Kindle版の1巻がたまたま無料お試し中だったので読んでみた『彼女はろくろ首』にはまってしまいそう。前々からタイトルと絵柄が気になっていた作品でして。1巻を読んだ感想をつらつらと語っていきます。
主人公の鹿井なつきちゃんは高校1年生。黒髪ショートカットで制服がよく似合う女の子。何の変哲もない普通の女子高生に見えるが、彼女にはある特徴があって…。
『彼女はろくろ首』そのタイトル通り、鹿井ちゃんは自分の首を伸ばせる「ろくろ首」なんです。
ろくろ首ってご存知ですか、みなさん。日本の妖怪の一種で、首がながーーーーーく伸びるものと、首が独立して浮遊するものの2種が存在するそう。その区別でいくと、鹿井ちゃんは前者。
授業中に寝ぼけて前の席の子に頭から突っ込んだり、遅刻を防ぐために頭だけ校門をくぐったり、いろんな場面で彼女の首が伸びる伸びる。
しかも、それを周りは驚くどころかナチュラルに受け止めてるんですよね。この作品の世界ってろくろ首などの妖怪変化が普通に暮らしている世の中なのか。1巻を読んだ限りでは、他の妖怪は見当たらないけれど。
『彼女はろくろ首』の魅力はなんといっても、鹿井ちゃんの可愛さにあるでしょう!照れて首が伸びちゃったり、首筋に冷たい缶を当てられて悶えちゃう姿はたまりません。
特に、マンションのお隣に住む幼馴染の一樹(いつき)くんとのやりとりで照れまくる鹿井ちゃんが可愛すぎて。
鹿井ちゃんに課された課題を手伝うために「ウチ来る?」とさらっと聞いてくる一樹はギルティ。聞かれたときの鹿井ちゃんの反応よ。恋する乙女、鹿井ちゃんは彼に翻弄されっぱなしなのです。
1巻のラストでは家の鍵をなくしてしまった一樹くんが、鹿井ちゃんの家に上がりこむという展開に…!!
密室空間でふたりの距離は急接近。鹿井ちゃんのことを女の子として意識してない風の一樹くんだけど、もしかしたら、もしかするかもしれない。彼だって思春期の男の子だもの。続きが気になりすぎる。どうなる、次回!
ろくろ首の女の子と鈍感な男の子のイチャコラが楽しめるのは『彼女はろくろ首』だけ!超おすすめです。