【四月は君の嘘】9/24 クラシックコンサート@滋賀 レポート!
滋賀県・甲西文化ホールで行われた 四月は君の嘘 クラシックコンサートに参戦してきました。"本物"を聴ける機会はそうそうないので、今年も開催されて嬉しい気持ちでいっぱいです。
しかも、会場が甲西(こうせい)文化ホールなのもポイント高いっ!公生ですよ公生。まさかこんな偶然があるとは。感慨深いものがあります。
当日のプログラムは以下です。映画で使用された曲から、原作・アニメでおなじみの曲まで。四月は君の嘘の物語を、音楽面からたっぷり味わえるセトリに!
パガニーニ:24のカプリース 24番
ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」第1楽章
クライスラー/ラフマニノフ:愛の悲しみ ピアノ独奏版
ショパン:エチュード 作品25-11「木枯らしのエチュード」
ショパン:エチュード 作品10-5「黒鍵のエチュード」
リスト:パガニーニによる大練習曲 第3番「ラ・カンパネラ」
クライスラー:愛の悲しみ
サン=サーンス:序章とロンド・カプリチオーソ
ショパン/イザイ:バラード第1番
〜アンコールに替えて〜
クライスラー:愛の喜び
ヴァイオリンは宮園かをりのモデルアーティストを務めた篠原悠那さん、ピアノは「四月は君の嘘 トゥインクルリトルスター」で演奏を担当した古賀大路さん。おふたりの演奏に聞き惚れる。
篠原さんの演奏を聴くのは、昨年の君嘘クラコンぶり。そのときとは印象の違う演奏に驚くばかり。「私を見て」なんてレベルではなく「私を見ろ」と激しく自己主張するような。彼女の演奏にただただ圧倒され、目が離せませんでした。
古賀さんは初めまして。チャーミングなキャラも含めて彼のことが好きになりました。緊張しながら話す姿に、見ているこちらまで緊張しそうになったりして。
しかし、ピアノを弾き始めた途端、堂々たる演奏を見せる彼に心を奪われる。リストの楽曲で超絶技巧を披露していたときには「凄い」以外の言葉が見当たらず。ピアニストでもないのに、若い才能に嫉妬。何を言ってんだって感じですね…。
司会の方も仰っていましたが、演者と聴衆が楽曲のストーリーを共有しているコンサートってめったにないんですよね。僕自身、演奏を聴いているとき、セリフやシーンの脳内再生余裕でした。
観客のみなさんも、君嘘ファンの方がほとんどでアットホームな雰囲気なのも良かったです。映画公開記念と題していたものの、原作・アニメに触れていた人のほうが多かったような…。
四月は君の嘘を通して、僕らはつながっている。今回がクラコンの最終回かも、との言葉があったけれども、また開催されることを祈っています。これっきりにするなんてもったいないっ!
関連記事
【四月は君の嘘】8/20 クラシックコンサートフィナーレ2015@兵庫 感想