傷物語Ⅲ 冷血編 感想「始まりの物語、完結!羽川さんとのあのシーンは必見!」
傷物語 冷血編の感想です。土曜朝イチの回で鑑賞してきました!
期待でわくわくしながら迎えた3作目でしたが、相変わらずの作画の綺麗さに魅了され、バトルシーンの迫力に驚くばかり。制作発表から、長い時間をかけて映像化されただけあって、高いクオリティは健在。
今回の見所は、やはりなんといっても、羽川さんとの体育倉庫でのシーン。
熱血編であのセリフが流されたときには、劇場中の男性諸君がたぎったことでしょう。実際、目の当たりにすると、ありがとうとしか言えなくなる。羽川さん、尊い…。
阿良々木くんとキスショットの物語は、どのような結末を迎えるのか。物語シリーズファンなら必見の内容です!
良い最終回だった…?
ビルの屋上で楽しく語らう阿良々木くんと、キスショットを見てると、本当に良い最終回だった…と言いたくなる。別れを惜しむように話すふたりが微笑ましい。
ただ、このままで終わる訳ないのよね。食料調達から戻ってきた阿良々木くんが目にしたのは、人の血肉を貪るキスショットの姿。吸血鬼、だものな。
見るも無残なギロチンカッターさん、グロいです…。首ぷらんぷらんしてたじゃないですか…。人が牛や豚を食べるように、吸血鬼は人を食べるだけなのだけれど、阿良々木くんは納得できるはずもなく。
思わず飛び出した阿良々木くんは、学校の体育倉庫へ。ついに、ついに来るぞ映像化が難しいと考えていた羽川さんとのあのシーンがっ!
女の子のお届け物です
「女の子のお届け物です」
そう言って現れた羽川さん。は〜〜〜僕もメール1本でかけつけてくれる女の子のお友達が欲しい人生だった。のっけから可愛すぎるだろ。天使か。天使なのか。
密室空間で、思春期の男女がふたりっきりってもう、することはひとつだけなのでは…?
それにしても、阿良々木くんが死のうと思っているのを見抜いた羽川さんの慧眼は流石よな。惚れた男のことだからってのはあるかもしれないけれど、天才・羽川さん健在です。
キスショットを倒すと決意した、阿良々木くんのひとこと。
「胸を触らせてもらえないだろうか」
こいつッ!妙な論理で武装しているが、ただ単に羽川さんのおっぱいが触りたいだけじゃないかッ!変態・阿良々木暦、ここに極まれり。鉄血編で委員長モノのエロ本買ってたもんな〜。
私のノーブラおっぱいをモミモミしてください
羽川さんは、覚悟を決め、下着を外して阿良々木くんに向かい合う。キスショットに負けず劣らずのボリューム感に圧倒される。でかい(確信)
まじか、まじか…。阿良々木くんもぶっとんでるけど、この子も大概ですよ。揉むなら60秒以上は揉めと。その思い切りの良さ、嫌いじゃない。むしろ大好きだ!
ここからはただのエロシーン。徐々に汗をかいていく羽川さんが艶やかで、素晴らしい。眼鏡を外した彼女も美しいっ!
「阿良々木くん!ど、どうか私のノーブラおっぱいをモミモミしてください、お願いしますっ!」
懇願のセリフを強いられる羽川さん、最高か!どんどん言葉がエスカレートしていくんだもんなあ。劇場の大画面で、このシーンが見られるのは今だけ!
もう完全にセッする流れなのに、指一本触れないってどういうこと!?肩揉んだだけで終わりとか…。阿良々木くんのチキンっぷりには、ほとほと呆れるよ。
しかも、これだけやっといて、他の女の子とあっさり付き合っちゃうんだもんなあ。羽川さんが報われない…。罪な男、阿良々木暦死すべし。
vsキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
主人・キスショットとの戦いの時。坂本真綾さんのキスショットの演じ分けに震える。幼げな声から、魅惑的な声まで。それぞれの段階にあった演技が素敵です。
戦いが始まるやいなや、吹っ飛ぶ阿良々木くんの首。吸血鬼同士の戦いは、ただのパンチでさえ、必殺の一撃。ド派手なバトルシーンから目が離せない。
激しい戦いの末、明かされたキスショットの真実。最初から、阿良々木くんに殺されるつもりだった、と。死に場所を求めていた彼女が、たった一人殺されてもいいと思えた相手が、阿良々木くん。
納得できない彼が呼び出した忍野が提案したのは、みんなが不幸になる方法。誰も幸せにならない。みんな大好き、忍野忍ちゃんの誕生です。
すべての始まりの物語、完結。ここから壮大な物語シリーズが幕を開ける訳ですね。
パンフレットを読み進めていると、最新作『結物語』が1月13日(金)に発売のお知らせ!もしかして阿良々木くんと、ガハラさんの結婚式の様子が描かれたり…?期待大です。
物語シリーズは、いつまで続いていくんだろう。西尾維新先生が生きている限り、何かしらの形で続いていくような気がする。だって、魅力的なキャラが多すぎるんだもの。
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