【3月のライオン】第18話 感想「島田さんの"ふるさと"へかける想い」
3月のライオン 第18話の感想。終盤流れた『ふるさと』が切ない。
プロの濁流のような思考
研究会@島田さん家。相変わらず二海堂と重田くんはバチバチやってる模様。イメージが完全にスター○ォーズな件について。喧嘩するほど仲が良いとも言うもんね。
詰め将棋で静かになるふたりが可愛い。子供かお前らは!
翌日、ひとり島田さんを訪ねる零くん。仮想・宗谷名人の対局か。遥か上の実力の思考が流れ込んでくるって、どんな感じなんだろう。想像もつかない。ついていくので必死そう。
対局前、故郷について語る島田さんのセリフがグッとくる。雪しかない、たくさんあった田んぼすらなくなろうとしている、ふるさと山形。
言葉の端から、故郷への思い入れが伝わってくる。何にもないからこそ、だからこそ、故郷に錦を飾ろうとしているのではないか。三木眞一郎さんの演技が素晴らしいっ!
林田先生の言葉が泣ける
時は経て、無事零くんは2年生へ。何の成果も出せなかった、何も変わらなかったと語るけれど、そんなことないよ!普通の高校生よりも何倍も大変なのに、プロの世界で戦って、自分で稼いで。
「何の成果も無かったなんて言うなよ がんばってたよ 俺は見てたよ」
誰かが見てくれている。それだけで、救われる気がする。林田先生は、本当にいい先生だな!僕もおでん一緒に食べに行きたい。
仲良し姉妹と、ギスギス姉弟と
お重箱を取りに、零くん家を訪れるひなちゃんとモモちゃん。香子がいるかもしれないのに、勇気がいったろうな。モモちゃんなんてぶるぶる震えてるじゃないか。
「こないだの…あのひと誰!?」
直接ぶっこんできやがったー!?気になる、気になるよねえ。あんだけ張り詰めた空気だったんだもの。
姉弟と聞いて、ひなちゃんとモモちゃんは納得したようだったけれど。いやあ、素直でいいねえ。あかりさんの察しの良さはさすがです。端から見て、姉弟に見えないよあのふたりは。
心が通っていた時期もあったのに。もう戻れやしない。
川本姉妹と、香子・零くん姉弟の対照的な関係。どこですれ違ってしまったのか。
将棋。良くも悪くも将棋第一の幸田家で、他の選択肢を提示してあげていたのなら。そんなIfを考えてしまう。
獅子王戦 第三局も島田さんの負け。次回は角番の京都戦。ついに、宗谷名人が喋るぞ…!
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