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男性も女性もキュンキュンできる!劇場版『はいからさんが通る 前編~紅緒、花の17歳~』感想

劇場版『はいからさんが通る 前編』の感想です。予備知識まったくない状態で鑑賞しましたが、少尉のかっこよさに何キュンしたかわからない。

ちょうど舞台挨拶の回で、早見沙織さん、梶裕貴さん、瀬戸麻沙美さん、櫻井孝宏さん、そして司会の松澤千晶さんも、みなさんが口を揃えて『少尉がかっこいい』と仰ってたんですね。

その意味が映画前編を通して、ありありと伝わってくる。宮野真守さんのボイスなのずるくないですか!?誰もが認める王子様。(正直、少尉になら抱かれてもいいなって思った)

『はいからさんが通る』は大正時代を舞台に、血気盛んなじゃじゃ馬娘・花村紅緒と、誰もが認める王子様なイケメン・伊集院忍との恋愛模様を描いた作品です。

女性はもちろん、男性もキュンキュンできるようになっております。最初は声優さん目当てでもなんでも良いんです。ぜひ劇場に足を運んで見てほしい。

まさに白馬の王子様!伊集院忍のかっこよさに心を撃ち抜かれる

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「劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」本編映像

少尉のかっこよさにキュンキュンしない人がいるだろうか、いや、いない。永遠の乙女の憧れである"白馬の王子様"とは彼を表すために生まれた言葉なんじゃないかって想うくらい。

概念としては知っていたけれども「あぁこれが白馬の王子様か」と実感させられたのは初めて。

少尉と紅緒の出会いは突然に。白馬に乗ってやってきたところ、木から落ちそうな紅緒を、少尉が受け取める。はい、1キュン。物語の最初のキュンポイントきましたよ。

運命の人よ〜白馬の王子様よ〜♪と頭の中でBGMが鳴っていたのは秘密。

数あるキュンキュンシーンのなかで、いちばんは夜の木のシーンでしょうか。街の風景の綺麗さもさることながら、少尉のセリフがグッとくる。

血気盛んな大正乙女・花村紅緒

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「劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」本編映像

正直、紅緒みたいな女の子はめっちゃタイプなんですよね。男尊女卑の時代において、恋も結婚相手も自分で決めたいと思っている。かっこよく、かつ可憐で可愛い女の子。

御前の皿を割ってしまった蘭丸をかばう姿には、惚れそうになります。少尉のかっこよさとは別ベクトルでのかっこよさ。一本筋の通った紅緒に憧れる人も少なくないのでは。

男勝りで活発なところがあるかと思えば、ちゃんと女の子らしい一面もあるんですよね。

特に、少尉におんぶされて帰るときのセリフにやられた。可愛すぎるでしょう!


いつもは男勝りで活発なのに、お酒を飲んだらへべれけになっちゃう。早見沙織さんの演技が光る。

最初は嫌いだったのに、どんどん少尉に惹かれていく紅緒。前編の終盤では辛い展開も待っていますが、それでも前を向く。彼女の人生がこれからどうなるのかを見届けていきたいです。

歩く死亡フラグと化した少尉

物語の終盤に転属が決まってから、ものの見事に死亡フラグを積み上げてくれる少尉。「いやいや、こんなに綺麗にフラグ立てることある?」とすがすがしい気持ちにすらなりました。

結局のところ、死亡フラグというよりは生存フラグだった訳ですが。

日本人とドイツ人のハーフ設定と、ロシアについて勉強していた描写が活きるのねと。めっちゃ良いところで終わって、続きが気になりすぎる!

後編を待たずに、原作買っちゃいましたもんね。映画は紅緒と少尉に焦点を絞って、心惹かれ合う過程を描いているなと感じました。

往年の名作は、いつまで経っても色褪せない。今の時代に再アニメ化を企画してくれた方々に感謝。今回のアニメ化がなければ、はいからさんに触れる機会なんてそうそうなかっただろうし。

原作で予習してから、後編に臨みたいと思います!

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