『多田くんは恋をしない』12話の感想。ついに明かされたテレサの真実。想いは届かないのか？

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ただこい12話では、ついに多田くんがテレサの真実を知る。

視聴者側からすると、テレサが王女なのは分かってたけれど、多田くんや伊集院は誰も知らなかったものね。

想いを伝えにきたのに、予想外な真実を伝えられた多田くんの心中たるや…はるばるラルセンブルクまで来たのに、なんと残酷な。

結ばれるにしても、そうでないにしても、最終回はきっと晴れやかな気持ちになると信じてますから！

頼むよ、ただこい！

大人びたテレサ

ラルセンブルクに戻り、髪を下ろしたテレサは大人びて見える。どことなく声色も落ちついた様子。王女たる風格が漂っている。

多田くんからもらった刀のストラップと一緒に撮った写真を大切に持ってるの、尊いよね…

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多田くんも、色違いをちゃんとリュックにつけてるんですよ。両思いなの明らかじゃないっすか…

テレサもまだ多田くんへの想いを諦めきれていないのがうかがえる。「お前らくっついちゃえよ！」と簡単には言えないのがもどかしいところ。

アレクの秘めた気持ち

シャルルの着たジャケットを人知れず抱くアレク…完全に叶わない恋をする乙女なんですが…胸が締め付けられる。

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シャルルとの結婚を前に、テレサはアレクの秘めた想いを知る。

ずっとずっとそばにいた親友が、自分の婚約者を好きだなんて思いもよらなかっただろうに。

アレクは否定するが、そんなの嘘だってバレバレ。左腕をさするのは、彼女が嘘をつくときの癖。全部全部お見通し。

見つめ合う多田くんとテレサに割って入るのは、余計な気持ちを抱かせたくないからか。ある意味、それもアレクの優しさだ。

ついに明かされるテレサの真実

テレサの本名は、テレサ・ドゥ・ラルセンブルク。未来の王女になるお方。

写真部のメンバーには隠していた秘密が、やっと明かされる。遠路はるばる好きな人に会いに来たのに、衝撃の事実を知った多田くんの胸中をはお察し。

ショックすぎて言葉も出ないだろうよ…

身分の違いに加えて、婚約者がいることまで明かされて…しかも相手はよく知ったシャルルなんですよ…

ただ、テレサが語ったのは上辺の事実だけで、本音は胸にしまったまま。そりゃせっかく会いに来てくれた多田くんに、想いを伝えたい気持ちはあるだろう。

でも、言える訳ない。自らの身分や立場を考えれば、言えるはずがない。お互いに想い合っているのに、伝えられないもどかしさ。

真実を告げたテレサも、告げられた多田くんの目にも涙。テレサを見守るシャルルも辛そうで、誰も幸せになってない…

多田くんとテレサは結ばれる？

13話のタイトルは「俺も、一生、忘れない」です。アニメのキャッチコピー「この恋を、一生忘れない」にも通じますね。

タイトル的にも、結ばれないけれど、お互いの気持ちを確かめ合い、思い出を胸に生きていくエンドか。

さすがに身分の違いは越えられないだろうし…越えてほしい気持ちはあるけどね。

でも、僕は最終回をこの目で見るまで、テレサとシャルルの結婚式に乱入する多田くんを諦めないからな！

まぁ、その展開よりも、二人の結婚式でカメラマンを務める多田くんの姿が目に浮かぶ…それはそれでかなりキツイ展開ですが。

鍵は、レイチェルが多田くんリュックに入れた手紙。テレサから多田くんに宛てた最後のメッセージ、かな。

あとは、アレクが持っているはずの「ひまわり急行恋する事件簿」シリーズ7巻。物語を動かすきっかけになるか…？

1クール追いかけ続けてきた、ただこいの最終回を見守る心の準備を、しっかりしておきたいと思います。