実写銀魂が帰ってきた!豪華キャストは続投、前回よりも自由奔放なネタの数々。
笑いあり、シリアスあり、バトルありと、これぞ銀魂の実写化!といえる作品になっていたのではないでしょうか。
紅桜篇に続き、真選組動乱篇を実写で見れるとは。
将軍ネタと合わさって、シリアスとギャグのバランスがちょうどいいと感じました。パロディも盛りだくさん!
ここからはネタバレ含めの感想になりますので、観てない人はご注意を!
佐藤二朗 劇場?
序盤のキャバクラはネタ自体も面白くて、ゲラゲラ笑っちゃいました。将軍が身ぐるみはがされていくのが面白すぎる。
加えて、途中に佐藤二朗劇場とも呼べるような場面も。
どんなキャラで来るのかと思っていたら、まさかの店長役。ただ、店長というより、もはや佐藤二朗役・佐藤二朗では???
キャストも笑いこらえきれてねーじゃねーか!画面越しでさえ笑っちゃうのに、目の前でやられたら、そりゃ耐えられないよね。
よくわからないことを繰り返し呟いてたのがツボ。
トッシーと土方の演じ分けがすごい!
柳楽優弥さんの、トッシーと土方の演じ分けが印象的でした。
クソオタクでなよなよしたトッシーを演じていたかと思えば、すぐさま鬼の副長・土方十四郎に切り替わる。
かっこよさとなさけなさが同居する土方を、見事に演じていたのではないでしょうか。
トッシーの演技は、本物のオタクそのもの。
そこまであからさまなオタクは今日日いないかもしれませんが、"オタク"の概念を表したかのよう。
神楽の撮影会をしている姿は本当に生き生きしてましたね、トッシー。千年に一度ネタは笑ってしまった。
橋本環奈ちゃんの本人ネタじゃねーか!
タイムリーなパロディネタ
さすが銀魂、恐れることなくパロディネタをぶっこんでくる。
映画泥棒、ラブライブ!にブラックジャック。EDには踊る大捜査線。相変わらず自由すぎる!
公開1週間前にシンカリオンとのコラボで話題になったエヴァネタも。
立木文彦さんが銀魂の実写ドラマ版で、マダオを演じるつながりもありましたが、まさかのタイミング。
そして、極めつけはトトロの猫バスならぬ、アライグマバス。大丈夫?本当に大丈夫か?
公開初日の金曜ロードショーでトトロが放映されたばかり。なんというタイミングの良さ。
エヴァといい、トトロといい、タイムリーすぎる。神は銀魂に味方したか。ヒットの追い風が吹いているのでは?
銀時を江戸で万斉と戦わせなければいけない。かつ、新撰組とも協力させなければいけない。
そうだ!アライグマバスで移動してもらえば、解決するじゃん!それがベストソリューション!
ってそんなわけあるかーい!と心の中でツッコミたくなりました。
しれっと銀時が真面目な顔して、新撰組の最後のシーンにいたの、ネタすぎるから!さっきまで江戸で万斉と戦ってたじゃん!
感想まとめ
"掟は破るためにこそある"は、物語だけじゃなくて、ネタについても触れた言葉だったんですね。
いやー、タイトルつけた人、センスありすぎるな。偉い人に怒られないかだけが心配です。
ぜひ2もヒットしたら3、4と作っていってほしい。
豪華キャストが全力でふざけ、全力でバトルする銀魂を、もっと観たいと願ってしまう。
パロディネタの件も踏まえて、銀魂はなんでもありの作品だなと改めて感じた次第です。
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