『父と追憶の誰かに』でキミスイの未来が描かれる!「僕」のその後はいったい…?
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の入場者特典として配布された『父と追憶の誰かに』。
キミスイの未来の話が、ふゆとあんずという二人の娘たちを中心に描かれています。アニメを堪能したあとに読むと、味わい深い。
詳細な感想は避けますが、父が誰なのか、追憶された誰かとは、どの人のことなのか。察しの良い人なら、読む前に分かってしまうかも。
「ふゆ」の名前からしてもうグッときちゃうよね…春、夏、秋、冬。そしてあんずのとあるセリフで笑ってしまった。絶対あの人たちの娘やんってなるもん。
「幸せになろう」と言った「僕」の未来を垣間見れて、嬉しい気持ちになりました。
残念ながら劇場に足を運べない、特典がなくなっていたという方は、何かしらの形で収録されるのを待ちましょう。
作者の住野よる先生も以下のようにおっしゃっているので、いつかは読めるようになるはずです。
劇場来場者特典「父と追憶の誰かに」は、小説膵臓の未来のお話です。1万3000文字くらい!ご事情で映画館に行けないなどありましたら、いつかこちらはなんらかの形で本に収録する予定なので、お待ちいただけたら幸いですm(_ _)m
— 住野よる (@978404105206_8) August 27, 2018
短編に加えて、住野よる先生と高杉真宙さん、Lynnさんの対談も収録されています。
また、映画の楽曲を担当したsumikaの『ファンファーレ/春夏秋冬』初回限定版には、桜良を描いた『日々の透き通るもたれ合い』が特典になっている模様。
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