とあるカワウソのつぶやき。

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『五等分の花嫁』6巻の感想。五つ子と風太郎の"七つのさよなら"とは?別れを経て、物語は新たなフェイズへ!

6巻は七つの別れを通して、風太郎にも、五つ子にも大きな変化が訪れます。続きが気になって、ぐいぐい読み進めてしまいました。

表紙は五月!あっかんべーしてるのめちゃくちゃ可愛い。可愛すぎる。

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1巻で五つ子が全員集合して、そのあと姉妹順に描かれ、ちょうど1周した形。7巻は誰が表紙を飾るんだろう?

ついに風太郎が登場するのか、らいはちゃんか、それとも五つ子の誰かか。風太郎+五つ子、もしくは五つ子大集合と予想!

表紙の予想はこれくらいにしておいて、6巻の感想へ。七つのさよならを経て、風太郎と五つ子の物語は、新しい局面を迎えます!

巻を重ねるごとに魅力が増していく五つ子ラブコメから、目が離せません。

6巻は推しの三玖が二乃にも、風太郎にも大事な言葉を投げかけているのが印象的でした。やっぱり彼女と結ばれてほしいと願ってしまう。

零奈の正体は?

風太郎の前に現れた、約束の女の子・零奈。五つ子の誰かの変装だとして、いったい誰なのか。

池での出来事をまったく知らないあたり、5巻時点での二乃予想はまったくのハズレ。

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6巻を踏まえると、四葉では…?口調や目元がどことなく彼女に似ているような。五つ子だから、誰でも似てるといえば似てるのだけども。

しかも、零奈が消えてから、すぐあとに現れたことからも怪しい。

零奈が託したお守りが物語の鍵になるのは間違いないと考えていたのですが、まさかすぐに伏線が回収されるとは思わなんだ。

二乃とキンタロー

いまだかつて二乃がこれほどまでに可愛かった回があろうか。完全に恋する乙女な二乃が、最大級に可愛すぎる件について。

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いちいちキンタローについて風太郎に報告するのもめがっさ可愛い。幸せいっぱいな二乃を見て、こちらまで嬉しい気持ちになる。

でも、楽しい時間は終わりを告げる。風太郎が真実を告げる前に、二乃本人が気づいちゃうんだもんなあ。さすがに金髪のカツラ被っただけじゃあごまかせないか。

ただ、風太郎が「五人で一緒にいてほしい」と五つ子に触れなければ、気づかなかった可能性もなきにしもあらず。

本当に楽しそうに過ごす二乃は演技のように思えないので…

さよならを告げたキンタロー、もとい風太郎への想いは完全には断ち切れないようで。二乃の恋心の行方を見守りたい。

5人で一人前

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「私たちは一人20点の五分の一人前だから」と語る三玖。かつては横並びで、そっくりな五つ子だった。

けれども、成長し、たくさんの経験を経て、それぞれ他の子にない魅力を身につけていっている。

五つ子が家族と過ごす時間はもちろん、風太郎や、彼以外の人たちと過ごす時間。何を見て、何を感じ、何を考えるのかは五人五色。

作中の紅茶と緑茶が良い例で、元は同じ葉だけど、発酵度合いで味が変わる。まさに彼女らを表しているかのよう。みんな違って、みんないい。

また、風太郎の五つ子に対する気持ちは、今のところイーブン。誰か特定の子に偏っているとも思えない。

ただし、最終的に誰か1人が風太郎の特別な存在になって、結ばれる運命。誰しもに可能性はあるものの、1人だけしか選ばれない。

当たり前のことなのに、その結末を見たいような、見たくないような。ゲームなら五つ子それぞれのルートがご用意されているだろうに、漫画だとそうはいかないからね。

アニメ化を機に、ゲーム化されないか期待しております。本編とは別物のと捉えつつ、素直に五つ子の可愛さに浸れそう。

個人的には、おまけページの胸が1人だけ大きい89センチの子が結婚相手なんだと思います!(完全に与太話)

七つのさよなら

5巻の終盤から6巻すべて、計12話にもわたった、七つのさよなら編は幕を閉じ、物語は新たなフェイズへ!

次の話に進む前に、"七つのさよなら"が何を指していたのか振り返ります。

①零奈から風太郎へのさよなら

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五つ子の誰かが零奈として風太郎の目の前に現れたのは、過去の自分ではなく、今の自分として風太郎と向き合うのを決めたからか。

約束は、あくまでも約束。それを抜きにしたとしても、再び出会った風太郎に惹かれ、彼と過ごす毎日を大切に思っている。

だからこそ、過去の自分への未練を断ち切らせて、今の自分に振り向いてもらいたいがための行動だったのではないかと

②二乃からキンタローへのさよなら(ただし想いは継続中)

相手の正体を知らずに好きになった二乃の恋は、終わりを迎えた…かのようにみえて継続中!

金太郎としてではなく、風太郎に惹かれている二乃の今後の動向に注目。

5人のなかで一番乙女なのが二乃だと感じているので、ニヤニヤ間違いなしのラブコメ展開が待っているんじゃないかと!

③二乃の過去のこだわりへのさよなら

かつては見た目も考えも一緒だった5人が、成長するにつれて、どんどん変わっていく。居心地の良かった過去にとらわれ、今を受け入れられないでいた二乃。

三玖との会話を通して、違いを受け入れ、前に進む。

吹っ切れた二乃自身もまた、たくさんの経験をして、より魅力的な女性になっていくことでしょう。

④四葉の部活へのさよなら

「あなたのため」と言いつつ自分たちの都合の良いように相手を使う連中とは離れて正解。

大会で勝ちたいという思いは大事だけども、それを強要しちゃいけねえや。ちゃんと話し合って、円満に別れられたようで何より。

⑤風太郎が家庭教師を辞め、五つ子とさよなら

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5人で協力して、期末試験の勉強をする姿から、自分の役目は果たしたと考えたのだろうか。

はたから見れば、風太郎以外に適任な家庭教師はいないのに。

辞めるときに、五つ子の父親に啖呵切るのはかっこ良かったなあ。

わざわざ五つ子たちにメッセージも残して、今生の別れかと。そんなはずはないのだけども、衝撃的だったので…

カンニングペーパーと嘘をついてまでメッセージを伝えたのは粋よな。

5人が試験中はそれに頼らないだろうと信頼して、期末試験後に開かれるのを想定していたのでは。

⑥五つ子の家とのさよなら

5人+江端さんの助けも借りて、風太郎を取り戻すための方法は、正直斜め上。まさか豪邸を手放すとは。でも、その行動に納得せざるをえない。

だって、どこにいるかより、5人でいるほうが大切なのだから。そして、5人+風太郎と過ごす日々が大切なのだから。

5人にとって、風太郎はかけがえない存在。途中で家庭教師を投げ出すなんて、認められるわけない。

用意してもらった家を出るのは、五つ子が父親から離れる意味合いもあるのだろうなと思ったり。

⑦風太郎の零奈へのさよなら

零奈が渡したお守りは、風太郎の彼女への想いを断ち切らせる役割を果たした。大切な思い出は胸にしまって、五つ子と過ごす未来に向かっていく。

5人にとって、風太郎が必要なように、風太郎にとっても、5人は必要なんだと確信させてくれた七つのさよなら編でした。

風太郎を取り戻して、笑顔いっぱいの5人を見れて幸せです。

ちなみに、②と③を一つにまとめて、二乃と五月の喧嘩を仲違い(一時の別れ)とする形もありかな。仲直りのシーンは心がほっこりしました。

もし他に思い当たる点があれば、ぜひ教えてください。

ついに顔が解禁された五つ子の父親が「娘は渡さない」と言っているのは、結末を知っている身からしたら面白くて面白くて。

いつか五つ子の誰かと「娘さんを僕にください」のご挨拶に行くときのエピソードが楽しみですね。

長編を終え、一区切りついて、この先どんな物語が待っているのやら。これまで以上に、ニヤニヤドキドキの展開があるにちがいない!

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