アニメ『続・終物語』感想。反転した世界の原因は?サービスシーンてんこ盛り!
続・終物語をTV放映に先駆けて、映画館で楽しんできました。
全6話予定なのを、イベント上映では148分ぶっ通し!なかなか大変でしたが、視聴後の気持ちは爽やか。
シリーズを追いかけてきた人のための、ファンディスクのようなものですね。
物語シリーズのファイナルシーズン、これにて完結です!
真宵おねーさん!
物語シリーズが誇るロリッ子が一人、八九寺真宵。「失礼、噛みました」からの言葉遊びの下りがめちゃくちゃ好きです。
プリティな八九寺がなんと、鏡の中の世界では21歳のお姉さんに!服装はそのままに、スタイル良き大人に成長した姿を見せてくれます。
コスプレ感が若干否めないが、これはこれでアリ。
姉属性を手に入れた八九寺真宵の魅力に夢中になってしまう人も少なくないのでは。僕もその一人です。
羽川さん、意外と…
羽川さんもブラック羽川として登場。胸の大きさが反転していることに気づく阿良々木くんの変態っぷりには、ある意味尊敬の念を抱かずにはいられない。
どんだけ羽川さんのおっぱいへの思い入れが強いんだって話ですよ。
そりゃ傷物語のとき、体育館で揉まなかったのを公開する気持ちはすごく分かる。ものすごく分かる。
ところで羽川さん、下着の上下が違うルーズさが知れ渡ってしまったのは良いのでしょうか。
真面目なあの子のちょっと抜けたところを垣間見るのは、ちょっとドキドキしますね。
ファイヤーシスターズにも変化が!
火燐ちゃんは、身長も胸もこじんまりとして、服装も女の子らしいものに。ずいぶん可愛らしくなって…
月火ちゃんは着物の合わせが左右逆になってるくらいで、特に変わったところはなし。
上半身裸で、阿良々木くんの顔を洗うシーンは、兄と妹の間とはいえど、どんなプレイなんだ!
うらやまけしからん!
まったく別人な老倉育
本編とはうって変わって、ショートカットで活発な印象の老倉育。
こんな美少女が一つ屋根の下に住んでいて、部屋まで一緒で、思春期の男の子が意識しないでいられると思うか?僕は思わない。
小さな頃からずっと一緒だったから、特に意識することはなかったけれど、いつの間にか女の子らしくなった育にドキッとして、我慢できなくなる阿良々木暦みたいなシチュエーションが存在してもいいんだよ。
たとえうたかたの夢であろうと、妄想することくらいはさせてくれたっていいじゃないか。
暦と育の、あり得たかもしれない可能性。本編ではあり得なかった可能性。
ああ、どうしても切なくなってしまう。
人妻との逢瀬
うらやまけしからん!その2。反転した世界からの脱出の手がかりを求めて、神原家のお風呂に向かった阿良々木くん。
そこで出会ったのは、駿河の母でもあり、臥煙伊豆湖の姉でもある遠江。まさか劇中いちばんのサービスシーンが人妻とは恐れ入った。
あらゆる女の子に手を出してきた、出されてきた阿良々木くんがついに人妻にまで。よく平静を保っていられるものだと感心する。
夫にもしたことがないのに、人妻に背中を流してもらえるなんて、阿良々木くんは幸せ者だな。
遠江さんのおかげで、脱出のための手がかりも得られたし、サービスもしてもらえたし、一石二鳥。ありがとうございます、ありがとうございます!
反転した世界の原因は
鏡の中で世界が反転してしまっていた原因は、阿良々木暦自身の心の中。
八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、羽川翼、火憐、斧乃木余接、忍野忍、老倉育への心残りが原因だったと。
怪異にまつわるいろんな物語のなかで、救えたものもあれば、救えなかったものもある。
阿良々木暦が掬えなかったもの。救えなかったもの。
鏡の反射率にかけて、心残りを反転した世界で表現した西尾維新先生の手腕に、改めて驚かされる。
ひたぎに関しては心残りがないと言ってのけた阿良々木くんはかっこ良かったなあ。
ファイナルシーズンと言いながら、続・終物語の続きがあるのはすでに知っているので、そちらの映像化がどうなるのかも気になるところ。
TVアニメ版の1〜6話が放映されたあとに発表されるのだろうか。そちらも楽しみですね。
(記事中の画像は「続・終物語」本予告から引用しました。)
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