とあるカワウソのつぶやき。

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『PSYCHO-PASS(サイコパス)』 SS Case.1 罪と罰 感想。霜月の成長っぷりがめざましい!

劇場版から4年、サイコパスの新作3部作『Sinners of the System』の第1弾は、霜月がメイン!成長した姿を見せてくれました。

OPの『abnormalize』のリミックスで懐かしさがこみあげてくる。

「待ちわびたサイコパスの世界が目の前に広がっている!」と高ぶらずにはいられないっ!

潜在犯の楽園と呼ばれるサンクチュアリに隠された真実とは。

霜月と宜野座が調査を進めるうち、報いを受けるべき人物が炙りだされていく。

劇場版のその先で、一係が活躍する姿を見れて感無量!1時間と短い時間ながらも、ぎっしり内容が詰まってます!

霜月美佳の成長

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アニメ2期では視聴者からのヘイトを見事に集めた霜月。

佐倉綾音さんに「視聴者に全力で嫌われてください」と監督からアドバイスがあったそうで、その狙い通りのキャラになったのではないでしょうか。

ただ、霜月が嫌いだった人も、罪と罰では彼女を見直すポイントが多々あるはず。当初は泉を悪だと疑わなかったけれど、救うべき対象だと分かった瞬間の優しさよ。

霜月には霜月なりの信念があって、それに則って言動は一貫している。

罪を犯した者は罰されなければならない。たとえ社会が許そうとも、霜月美佳は許さない。改めて作品を振り返ってみると、タイトルの『罪と罰』がぴったり。

最後のセリフでスカッと爽やかに終わったのがめちゃくちゃ好き。


正義は自分にあると信じてやまない彼女の活躍を、これからも期待したい!なんやかんやで一係に馴染んで、うまくやれているように見えます。さすが公安局刑事課のエース!

朱への敵対心バリバリなのは相変わらずですが、それもまた彼女の魅力の一つかな。

宜野座の後悔

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すっかり年長者として霜月や朱を見守るのが板についている宜野座。でも、まだまだとっつあんには遠く及ばず、オヤジになりきれてないようす。

霜月を導くのも、バトルシーンもかっこ良かった。だがしかし、一番印象的だったのは、武弥くんを励ますシーン。

たくさん後悔してきた宜野座だからこそ、もう他の人に悔いを残させたくない。狡噛を親友と呼んで、彼について語るシーンに涙腺がつい緩んでしまう。

3部作のさらに先があるのなら、また宜野座と狡噛が並んで、語り合ったり、敵に立ち向かったりするのが見れたら嬉しいですね。

猟犬vs猟犬

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宜野座とロジオンは猟犬どうしのぶつかり合い!同じ猟犬といえど、主との信頼関係は段違いです。

状況がどんどん変わっていって、目が離せない。

能登や玄沢があっさりやられるなか、ロジオンはなかなか健闘していたのでは。宜野座もギリギリで、危うく共倒れになってしまうかと…

もうちょっとロジオンがどうやって現在の考えに至って、黒幕に仕えていたのかが知れたら、敵としての魅力が増していたかもしれないなと思いました。

ただ、小山力也さんの声だけでも強敵感アリアリですよね。イケボvsイケボの耳が幸せな勝負やん…

Case.1が現在を描き、続くCase.2はとっつあんこと征陸と、須郷の過去が明かされる。

予告の「ただ、伸元が幸せになりますように」のセリフだけでも涙が…

Case.1で高ぶった熱を保ったまま、Case.2に向かいます!またサイコパスが見れて本当に幸せだ!

(記事中の画像は『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』 予告編から引用しました。)

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