『五等分の花嫁』122話(最終回)感想。平成・令和を駆け抜けた傑作ラブコメ、完結!
『五等分の花嫁』が完結!
本当に良い最終回だった…としみじみ感じております。数々のシーンに心を揺さぶられ、ドキドキする展開の連続。
ときどきミステリーを読んでいるようにも、ホラーを読んでいるようにも感じたことも。
花嫁はいったい誰なのか。五つ子同士の手に汗握る駆け引きから目が離せない。
最初は三玖の可愛さにやられていたのですが、アニメを経て原作を読み返すうちに、ずっと風太郎の味方でいてくれた四葉に心が傾いていく。
そしてブランコでの独白、文化祭編での涙のキスと「四葉が報われないなんておかしい!!!」と完全に感情移入していきました。
だから風太郎が選んだのが四葉だと分かった瞬間の喜びといったらもう。本当に良かった、良かった…と感無量に。
京都での出会いがなければ今の四葉はいない。
でも、風太郎が選んだのは過去の思い出含みでなく「今」の四葉だったのだという事実。
風太郎のプロポーズ紛いの告白も、それに対する四葉の回答も最高だったな…と何度も思い返しています。
最終話「五等分の花嫁」
さて、前置きがかなり長くなってしまいました。
最終回のサブタイトルが「五等分の花嫁」なのを見た瞬間から「めっちゃ好きなやつ〜〜〜!」と心の中で叫ぶ。
最後に五つ子ゲームするって分かったときから予想できそうなもんじゃん!!!でも、頭の中からすっぽり抜けていたおかげで、素直に喜べた自分がいる。
ついに迎えた風太郎と四葉の結婚式。姉妹が風太郎に課した最後の五つ子ゲーム。
全員を見分けつつ、風太郎視点、四葉視点でそれぞれの姉妹について語る構成が見事で美しい。
一花は風太郎にけなされ、褒められて満足しているようにも胸に秘めた想いを抱えているようにも見えるんだなあ…
三玖はしっかり風太郎に抱きついており、肉食系は健在のようで。抱きつくくらいスキンシップだからね!これからもふとした拍子にしれっとハグくらいはするんだろうなあ…
五月と風太郎のいがみ合いは出会った頃を思い出す。昔の口調に戻ってるのも懐かしい。
五月だとバラすシーン、めがっさ可愛かった件。
二乃が後悔してないと言いながら涙流すのさあ…
頭で分かろうとしてても心がゴネてて、この5年間複雑な想いがあったのを伺わせる。二乃…
五つ子は愛があれば見分けられる。全員を見分けられたということは、風太郎自身、五つ子みんなに愛情を持っていたしるしだと思うのです。
地味に121話時点で予想してた順番が当たったのは嬉しい!一花と四葉で迷っていたのですが、ファーストインプレッションを信じて良かった。
「瓜五つ」な状態から真っ先に抜け出そうとした四葉。彼女のトレードマークであるリボンは、もう必要ないのだと。
もうリボンがなくとも、自分を見つけてくれる人がいる。特別だと思わせてくれる人がそばにいる。
ファイナル五つ子ゲームからの最後の四葉の選択に感服しました。めっちゃ綺麗な流れじゃん…
また、鐘キスの件は明かされるのかどうか気になっていましたが、明言はしないもののきっと風太郎は気づいたんだろうなと想像しています。
一花、二乃、三玖、四葉、五月、そして風太郎。五つ子たちに、五等分の花嫁に出会えて幸せでした!
春場ねぎ先生、五等分の花嫁に関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました!
これからもずっとずっと大好きな作品です!
原作関連の企画やアニメ2期も楽しみ。最後までアニメで見られるのを信じて。