とあるカワウソのつぶやき。

四月は君の嘘が大好きなカワウソ。好きな漫画やアニメについて語るブログです。

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『五等分の花嫁』 14巻の感想。大人気五つ子ラブコメ完結!結末はいかに!?

『五等分の花嫁』最終14巻がついに発売されました。

表紙は1巻と対になるようなデザインで、見比べてみると感慨深くなる。

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五つ子集合→五つ子単体→それぞれの花嫁姿→風太郎→花嫁→集合絵と表紙の流れまでも見事。

物語が進むたび、五つ子の魅力がどんどん増していく。推しの子はいれど、どの子も好きになっちゃう。

誰が結ばれるのか分からないドキドキ感と、結果が分かったときの充実感。連載を追っていればこその感動がありました。

最終巻を通して「ああ、終わってしまったんだな…」と寂しさと充実感の両方を味わっている次第です。

平成・令和を駆け抜けた傑作。五等分の花嫁に出会えて良かったと心から思います。

風太郎の真摯な告白

風太郎が選んだのは四葉。これまでずっとそばで支え続け、応援してきたのを知っていたので、分かった瞬間は思わずガッツポーズ。

しかし、四葉は自分の気持ちを押し殺して断り逃亡。どうしてこうなった…

「後悔のないように」と何度も四葉に言われた言葉を思い出し、風太郎は走る。こけてかっこつかないのはなんだか彼らしい。

かっこつかないまま、四葉にかける言葉が心に沁みる。一筋縄でいかなかった五つ子の家庭教師。思えば、最初に味方してくれたのは四葉で。

「隣にお前がいてくれると嬉しい」「俺の支えであり俺はお前の支えでありたい」と語る風太郎の言葉はまるでプロポーズのよう。

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その言葉を受けて蘇る風太郎との思い出。自分の気持ちを押し殺そうとしても、心は我慢しちゃくれない。

かつて「嘘」とごまかしたときと似た構図。でも、今回は嘘じゃない。

四葉が本当の気持ちを伝えたのをようやく見られて感無量です。

一花は背中を押す

修学旅行で三玖に変装、物語を引っ掻き回したのが懐かしい。風太郎が好きがゆえの暴走でしたね。

文化祭を終えて、一花は風太郎からことの顛末を聞く。

「まだ付き合ってない」と聞いたときの反応を見て、まさかまた何かやらかすのでは…と思ってしまった。

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だがしかし、お姉さんは不安にかられる風太郎の背中を押す。完全に折り合いをつけた訳でもなかろうに、思い出すのは二乃の言葉。

誰が結ばれたとしても祝福したかった。四葉と風太郎を祝う一花の好感度がグッと上がっちゃいました。

三玖の成長

五等分の花嫁のヒロインのなかで、いちばん成長したのは三玖なのではないかと思うのです。引っ込み思案で、自信がなさそうにしていたのを覚えています。。

そんな三玖が風太郎と出会って、風太郎を好きになって、好きになってもらえるような自分になると決意した。

ダメダメだった料理もどんどん上達。クラスの男女の仲裁まで務めるように。

「風太郎の恋人」にはなれなかったけれど、三玖には三玖の素敵なところがある。自信が持てなかった彼女が、物語を通して成長し、自分を好きになれた。

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たとえ恋に破れたとしても、その後の人生は続いていく。成長した三玖なら、どんな困難だって乗り越えて進んでいけるはず。

一人の女の子の成長を見守れた嬉しさを感じました。

五月は五里霧中

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結局、風太郎とはキスもせず、好きにもならずだった五月。1話を読んで彼女が花嫁だと予想した人も多かったのでは。

要所要所で四葉や風太郎をアシスト。2人が結ばれるのに一役買って出た形。無事に両思いになり、めでたしめでたしのはずが、どこかモヤモヤ。

そのモヤモヤの正体は…五月のみぞ知る。友情だったのか、恋だったのか。

曖昧ではっきりしない感情が、いつしか恋に変わっていたのかもしれない。たとえそうだったとしても、風太郎は知るよしもない。

本当の気持ちは胸にしまい、綺麗な思い出が五月のなかに残っている。

二乃は諦めない

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「風太郎が好き」と気づいてから攻め気だった二乃。誰よりも姉妹思いで、だからこそ誰が選ばれても祝福したいと考えていたはず。

「謝りたい」と願う四葉と対立するのはごもっとも。謝られる筋合いなんてないものね。

四葉vs二乃の構図にヒヤヒヤしましたが、本音で語らい、今後が固まったようで何より。

四葉は自分の想いの強さを証明し続ける。二乃は風太郎を諦めない。

ガンガン攻めてこその二乃。作中では描かれなかったものの、ふとした瞬間にアプローチする姿が目に浮かびます。

最後の…

時は流れ流れて、迎えた風太郎と四葉の結婚式。

成長した五つ子たちのやりとりが微笑ましい。それぞれが、それぞれの人生で頑張っている。

四葉のピアスを開けるときの掛け声が、かつて風太郎が二乃にしたときと一緒でついニヤけちゃいますね。

幸せな風太郎と四葉の姿を見て終わりか…と思いきや。そのまま終わるはずもなく。

最後の五つ子ゲーム開幕です。ドレスが複数あったのも伏線だったか。

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見た目そっくりで、出会った頃の風太郎は見分けがつかなかったですよね。

一花、二乃、三玖、五月、そして四葉。成長した風太郎はそれぞれを見分け、言葉をかける。そのどれもが愛おしい。

「愛があれば見分けられる」とかつて五つ子の祖父は語った。

風太郎が5人を見分けられたのは間違いなく「愛」があったから。積み上げた時間が、思いがあったから。

風太郎・四葉から4人へのメッセージに感動した…!読者の自分自身も5人を見分けられたのが嬉しい。

そして、五つ子ゲームファイナルからの四葉の選択に感服。

もうトレードマークのリボンがなくても、見つけてくれる人が、認めてくれる人がそばにいる。

ところで鐘キスの件も言ってなければ、京都の件もまだ言ってなかった可能性あるな!?

「伝えたいことがもっとたくさんある」のうちの大きな出来事のひとつなのではないかと。

平成・令和を駆け抜けたラブコメ、これにて完結。毎週続きが気になって、ドキドキワクワクさせてくれたのを忘れません。

間違いなく僕のなかでずっとずっと大好きな作品でありつづけます。春場ねぎ先生はじめ、関わったみなさんに感謝!