劇場版『冴えない彼女の育てかた Fine』感想。blessing softwareよ、永遠なれ…
『冴えカノ Fine』朝イチで鑑賞。原作を追い続けてきた身からするとご褒美のような劇場版でした。
大画面で恵の可愛さが!イチャイチャが味わえる!こんな贅沢ってある!?
大筋では一緒なものの、原作と節々で違う点があったり、小ネタが仕込まれていたりと、既読でもさらに楽しめるつくりになっていましたね。
そしてエンドロール後のエピローグ…大団円!という感じで最高でした!好きな作品の完結をアニメでも見られて感無量です!
恵の正妻感
劇場の大画面で見る加藤恵の可愛さ半端なくない!?
しれっと合鍵で倫也の家に入り、寝てるのを確認したうえでサンドイッチを用意してくれる。それだけでも正妻感溢れてるのに、食べかけを迷いなく口にするのはもはや嫁。
「ゲームのため」と言い訳してスカイプでイチャイチャしたり、駅のホームでイチャイチャしたり…「はよ付き合っちゃえよ」と何度心の中で思ったことか。
待望の告白シーンでは払った手を握り返すのやばくない!?とか、倫也の童貞感とか、それでも受け入れるのとか、もういろんな感情が溢れていました。
フラットどころかちょっとめんどくささすらあるメインヒロインの可愛さが目一杯詰まった劇場版。
告白のあと紅坂朱音がボールをぎゅっと握りつぶしてたのと完全にシンクロしてましたからね。松岡さんの何か握るものを持っていけとのアドバイスは的確だった…
英梨々と詩羽の決断
紅坂朱音が倒れ、窮地に陥った2人が頼れるのはたった1人だけ。散々彼女らを振り回し、情熱で引っ張ってきた安芸倫也。
ただ、彼に頼るということは自らの恋を諦め、恵を応援することでもあり…切ない。
英梨々の「あたしのこと好きだった?」のシーンの破壊力よ。好きだったに決まってるじゃないかよ、チクショー。映像と声とが合わさって、もう涙ずひずびですよ。
シャキッとしたあと涙を見せるのは詩羽のそばでだけというシチュエーションもグッとくる。さらに音楽がさらに涙腺に追い打ちをかけてくる。
詩羽は今回の劇場版では英梨々を見守る、ちょっと大人なポジションだったイメージ。恋に関しても英梨々よりかは心の整理をつけていたのかもしれない。倫也の"初めて"は奪った訳だしね。
たとえ恋に敗れたとしても、2人ならクリエイターとしてどこまでも高みで登っていける。
倫也が目指すべき目標として、ずっと先にいる。憧れでもあり、切磋琢磨するライバルであり続ける。
そんな2人の在り方が大好きです。
大団円のエピローグ!
エンドロールで『ラブストーリーは突然に』がクレジットされてて「流れてたかな?」と思っていたら、案の定長めのエピローグあり!
一瞬、バッドエンドかと…詩羽先輩、やってくれたぜ!ありえたかもしれないリアルさ。彼女と別れ話してる傍でFGOプレイする倫也には笑った。
現実のほうは、成長した倫也、恵、美智留、出海、伊織、そして英梨々、詩羽によるblessing softwareの再結成!原作のその先まで見せてくれるの幸せすぎた…
2回目の冬コミでの全員集合がちょっとあっさりめだった分、より感慨深かったですね。ちゃんと夢を叶えたんだと。
これにて冴えカノフィナーレ、大団円です!やっぱり最後は加藤恵の可愛さに持っていかれましたね。
原作のほうはMemorial第2弾が発売するようで、ロスに陥りそうな人にも朗報!一度区切りとはいえ、また何かの機会に出会えそうな気もします。
冴えカノという素晴らしい作品に出会えた喜びを噛み締めつつ、余韻に浸っています。本当にありがとうございました!
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