『いきものがたり』感想。いきものがかりの歩んできた軌跡と、起こしてきた奇跡が詰まった1冊!
『いきものがたり』を約1ヶ月かけて読み終えました。いきものがかりの歩んできた軌跡と、起こしてきた奇跡が描かれる。いきものがかりの歴史を、リーダーの水野良樹さんの視点で語られる自叙伝的ノンフィクションです。
もともと、よっちゃんがTwitterで連載していたときから更新を楽しみにしていたんですよ。まさかそれが本になるなんて夢にも思わなかったなあ。しかも連載時より、かなりボリュームアップ!
語り部のよっちゃんをはじめ、書籍化に関わったみなさんに感謝の気持ちがとまらない。ありがとうって伝えたくて〜♪
ライブのMCでよく聞くおなじみの話から、初耳の話まで。いきものがかりのこれまでを、よっちゃん視点で振り返る内容になっています。ライブのMCで、3人がわちゃわちゃ話してるのを聞くのも好きな自分にとってはたまらんですよ。
いまや、日本中の誰もが知る国民的アーティストになったいきものがかり。ライブやTVでいきものがかりが歌っている姿は、とてもきらきらしていて眩しく感じる。けれど、その裏側では、僕らの窺い知れない物語がある。
普通だったら知ることのできない裏側を、アーティスト本人から語ってくれる機会なんてそうそうないですよ、ほんとに。第-1回から、第46回までさまざまなストーリーが語られ、何度目頭が熱くなったことか。
いきものがかりの3人と、たくさんの人たちが紡ぐ物語を、これからも見続けていきたい。強くそう思いました。10年経っても、20年経っても、30年経っても、その先もずっといきものがかりのファンであり続けるんだろうなと確信しています。
読み進めていると、むかしむかしによっちゃんが書いていたブログ「よっちゃんのつぶやき」を思い出したり。「きよえのとどろき」、「ほっちのささやき」と合わせて、3人のブログの更新を楽しみにしてたのが懐かしい。
ずーっと3人で話し続けるイベント形式の「いきものがたり」をやってくれたりしないかなあなんて。もしくは、今までお世話になってきた、現在進行形でお世話になっている人たちとの対談形式の「いきものがたり」とか。妄想が膨らむ膨らむ。
もちろん、よっちゃんの執筆する『いきものがたり』の続編も心待ちにしてます。早速重版がかかるくらい売れてるみたいだから、きっといつかのタイミングで出してくれると期待。
『いきものがたり』は誰にでも読みやすい文章ですらすら読めるのも魅力のひとつです。よっちゃんのストーリーテリングにぐいぐい引き込まれる。
いきものがかりを好きな人はもちろん、ちょっとでも知っている人だけの人でも、読むともっともっと彼らを好きになれるはず。ぜひお手元に1冊どうぞ。