【3月のライオン】第7話 感想「二海堂のアツい言葉が心に突き刺さる」
3月のライオン 第7話の感想。零くんと高橋くんの会話シーン、好き。ひとつのことに向き合うもの同士、伝わるものがある。
「逃げなかった」って記憶がほしかった
偶然出会った高橋くんが、零くんに問いかける。一年遅れで高校に通い始めたのはなぜかと。将来を見据える真剣なまなざしは、中学生にしてはしっかりしている。
零くんがたどたどしく語った言葉が、ちゃんと伝わったのが分かって、見ているこっちまで嬉しくなっちゃう。逃げたり、さぼったりした記憶は誰にでもある。その記憶をそのままにしておくか、克服しようとあがくか。
零くんは、辛い道かもしれないけど、後者を選んだ。自分と向き合う零くんのこれからを、見守っていきたい。
大切なことは
川本家に、高橋くん来訪!真っ赤な顔で固まるひなちゃんが可愛い。憧れの人が家にいるって、そりゃ緊張するのも分かる。
晩御飯のカレーがめっちゃ美味しそうで、完全に飯テロな件。カレー+からあげ+温泉たまごの組み合わせは最強。3月のライオンは、将棋アニメでもあり、飯テロアニメでもあるんだなあ。食べたくなるごはんがいっぱい!
ご飯を終えた高橋くんが、ビデオデッキを借りて映したのはNHK杯。テレビに映る二海堂を見てびっくりする一同。そういえば零くんも出てませんでしたっけ。案の定零くんの一戦が始まり、ついに身バレ。「部活」って言ってごまかしてたもんね…。
「"潔い"と"投げやり"なのは 似ているようで違うんだ!!」
零くんを想う二海堂の言葉がアツい。さすが零くんの親友。涙腺がついつい緩んできちゃう。
二海堂のアツすぎる言葉にブチ切れる零くんが面白くって。なんだかんだいいコンビだよなあ。互いに研鑽し合い、高め合っていく。ライバルであり、親友でもある。まさに青春だよ!
プロ棋士ふたりによる将棋講座
「私にも将棋教えてくれる?」
ひなちゃんのお願いに応えるべく、道具を選ぶ零くん。そこへ、二海堂がひょっこり現れる。将棋教えたさがムンムンと伝わってくる。ほんといいコンビだな、君ら。
実際教えるとなると、零くんが伝え方下手なところにふふっと笑みがこぼれる。悪気はないんだろうけど、最初から小難しい言葉をだーっと言われてもとっつきにくいよね。
その点、二海堂は自前の絵本まで用意して、イメージから教えるのはうまい。二海堂の意外な一面を見た。
いい話だなあとほっこりしていると、EDにすべてを持っていかれたっ!
ニャー将棋音頭の衝撃よ!ニャーたちの動きがものっすごいキュート。この歌があれば、ひなちゃんも、モモちゃんも将棋を楽しく覚えられるね!
なんだか僕まで将棋やりたくなってきちゃった。まずは駒の動きを覚えるところから始めてみようかな。3月のライオンが、将棋の普及に貢献してるのは間違いない!