【甲鉄城のカバネリ】第5話 感想「その日 人類は思い出した カバネリに支配されていた恐怖を…」
甲鉄城のカバネリ 第5話「逃げられぬ闇」感想。今週もカバネリの勢いは衰えない!
昔馴染みとの邂逅
車内でご飯を巡って争う男どもをボコボコに無名ちゃんつよい。将棋の駒を倒されてジト目な無名ちゃんかわいい。「甲鉄城の用心棒」と褒められて照れる無名ちゃんかわいい。
アバンは無名ちゃんフィーバーだった訳ですけれども。最高かよ。
甲鉄城は八代駅の近くに到着。しかし、カバネに襲われ壊滅した模様…。また駅がひとつ消えたのか…。ただ、生存者が少しでもいたのは救いか。
八代駅の生存者のなかには、無名ちゃんのの昔馴染み・榎久(えのく)の姿も。伝説の傭兵みたいだね。
榎久は兄様と呼ばれる者の耳だという。情報収集役ってところかな。片足を失っているのは見ていて痛い。
榎久が耳なら、無名ちゃんは爪。前線に立って、カバネを倒すのが使命。小競り合いのなか、彼が言った言葉が彼女の胸に突き刺さる。
「わずかでも鈍れば見限られるぞ」
その言葉に動揺する無名ちゃん。イヤな予感がするぞ。
ツンツン無名ちゃん
やぐらを撤去するための作戦を立てる生駒たちに、「一緒には戦わない」とつっけんどんな物言いの無名ちゃん。やっぱり榎久に言われたことを気にしているのか。
会議部屋から出ると、死んでしまった犬を悲しむ人々の姿。
無名ちゃんは、犬が死んで悲しむ子どもたちに「いらないって言われる前に死ねてよかった」と言葉を投げかける。太郎と自分を重ねているのだろう。ただ、子どもにそれはないでしょ…。
「お前なんか嫌いだ!出てけ」と言われ、ハッとしたような表情を見せる。
動揺した無名ちゃんは、心臓が光って苦しそうなようす。「人でいられるうちに」と榎久の意味深な台詞があったが、精神力でカバネ化を防いでいるところがあるのかもしれない。
無名ちゃん、暴走
逞生や巣刈、吉備土の力を借りて、やぐら撤去作戦開始!びびりながらも突き進む逞生、イイね!
遠回りしようとしていた生駒たちをよそに、釜場へ突っ込む無名ちゃん!カバネの巣に飛び込むなんて自殺行為か。
ばっさばっさとカバネを倒す無名ちゃんはさすが。道をずんずん切り拓く。遠回りするよりも結果として早くついたものの…穴の底から大量のカバネが現れる。せっかくカバネを倒したのに、底のカバネを刺激しただけなんて絶望的すぎ。
クレーンの操作を変わると申し出る生駒が熱い。
「お前らは噛まれたら終わりだろ!俺は噛まれてもカバネリだ!」
生駒の主人公っぷりに胸が熱くなるな。
さらにカバネを倒そうと無茶を重ねる無名ちゃんは、窮地に追いやられる。カバネに投げ捨てられ、崖下へ。それを見た生駒は、クレーンを操作を放棄して駆け出す。ツラヌキ筒で、無名ちゃんを襲っていたカバネを撃破!
このままなんとか切り抜けられるかと思った矢先。
「その日 人類は思い出した カバネリに支配されていた恐怖を…」
超大型カバネリ「黒けぶり」が現れる。戦いを重ねて強くなった「ワザトリ」を撃破したと思ったら、まさかの超大型の登場だよ。無名ちゃんは動けないし、大量のカバネリもいる。
こんなの勝てっこないじゃん。一難去って、また一難。黒けぶりをどう倒すのかは見ものですね。
兄様って一体何者なの?
無名の長である兄様とは何者なのか。
第5話では、彼の耳である榎久が登場。無名ちゃんは爪。耳、爪がいるなら腕や足がいても不思議じゃない。
榎久の「幕府が人を殺すための武器を仕入れた」という情報から、幕府に敵対するレジスタンスのような組織を率いているのかも。
また、無名のようにカバネを倒すための「爪」も複数いることが示唆されたが、カバネリをどうやって造っているのかも疑問。生駒が偶然カバネリになったときの方法をもっと洗練したカバネリ製造技術を持っているのだろうか。
まだ登場していないのにも関わらず、只者じゃない気がする兄様。彼の登場が楽しみ。一気にカバネ、カバネリの謎が明かされそう。
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