とあるカワウソのつぶやき。

四月は君の嘘が大好きなカワウソ。好きな漫画やアニメについて語るブログです。

とあるカワウソのつぶやき。

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』死者復活を賭けた推理ゲーム、開幕!キュートな彼女は閻魔大王の娘でした。

木元 哉多先生による『閻魔堂沙羅の推理奇譚』読了です。第55回メフィスト賞受賞作!実は賞を受賞しているのよりも、表紙に惹かれて購入しました。

表紙の沙羅ちゃん、めっちゃキュートじゃないですか?見た目は可愛いのに、手厳しい。たまにドジ。

彼女のキャラクターを知ってからだと、より愛着が湧いてしまう。

f:id:kwusbb:20180324210712p:plain

沙羅ちゃんにビビッときた、そこのアナタ!表紙買いしたとしても、後悔はなかろうことを保証します!

ここからは少しばかり感想をば。

閻魔大王の娘・沙羅は、死んだ人々を天国か地獄のどちらかに送るのかを決めるのが仕事。

時には現世に未練を残した人がやってくるようで。沙羅ちゃんはそんな人たちにゲームを持ちかける。

自分を殺した犯人を当てられたら、生き返らせてあげるという。ただし、制限時間のうちに推理できなければ、地獄行きの代償つき。

全四篇のオムニバス形式で、人によって違った物語が楽しめる。一気にばーっと読むもよし、少しずつ読むもよし。

僕は前者で、最初の物語を読んだ途端、夢中になって読み進めてしまいました。読了感はさわやか。

それぞれの物語の主人公とともに、頭をひねって推理を楽しめる。そして、謎解き後の物語は、胸がすく思い。

1話完結型で、アニメ化・ドラマ化しやすい作品なのでは?と感じました。なにより動いてしゃべる沙羅ちゃんが見てみたいのが本音。イメージは物語シリーズ。あそこまで派手な戦闘シーンはないですが。

推理中は画面が寂しいかもしれないけれど、そこは沙羅ちゃんの行動を映しておいてもらえれば。彼女の魅力にやみつきになる人が続出しそうだ。

かなり完成度高いのに、新人の方の作品ってマジ!?さっそく5月に続編の発売が決まっているようで、早く読みたい!

スポンサーリンク