【FGO】『人智統合真国 シン 紅の月下美人』感想。虚淵玄によるスーパー中華英霊大戦!芥ヒナコの正体は?
intro公開から4日、11月27日のニコ生放送直後から本編スタート!本当にFGOは僕らの期待を裏切らない。
ネタバレに触れるのが怖かったので、ニコ生後からSNS断ちしてようやっとクリア!
ピックアップ2にとどまらず3までいくんじゃないかくらい、たくさん英霊が登場する中華英霊対戦に胸が熱くなりました。
第3の異聞帯は、戦が起こらない理想郷。生き死にさえ管理されていて、生きるのに困らない。そんな状況のなかでは、人々は願いを持たず、英霊が存在する余地すらない。
ある意味、争いだらけの汎人類史よりも幸せなのかもしれない。だけど、人々が画一的で、皇帝ただ1人を崇める世界には可能性がない。
だからこそ剪定されてしまった行き止まりの世界。
SINプレイ中は、中国の歴史をもっと勉強しておけば良かったと、人生で一番思ってたかもしれないです。
物語をより楽しむためには、別の物語や歴史を知っていたほうが良いこともある。 改めてそれを実感しました。
そしてヒナコの正体にはびっくり…それについては後ほど。
叛逆三銃士
SINでカルデアの召喚に応じてくれたのは、叛逆三銃士!
コラがめちゃくちゃ流行ってる「ラーメン三銃士」のパロディじゃないですか。突然登場するもんだから、思わず吹き出してしまったわ。
圧政に叛逆したスパルタクス。叛逆の騎士・モードレッド。なぜかその2人とひとくくりにされて戸惑う荊軻。まぁ秦で始皇帝といえば彼女が登場しない訳がない。
モードレッドの節々のセリフが刺さったり、スパルタクスの最期に胸を熱くしたり、荊軻の笑顔にグッときたり。
それぞれの見せ場があったのも良かったですね。
ただ、惜しむらくはスパルタクスに令呪使う前に、蘭陵王と項羽とのバトルで令呪使い切ってしまったこと。
問題なくシナリオは進んだものの、ちょっとタイミング悪かったなと。
味方バフつき宝具の蘭陵王とバーサーカーの項羽が合わさって、手がつけられない強さ。何度コンティニューしたか。
他にも初見クリアが難しいクエストがあって、やりごたえもばっちり!
集う中華の英霊たち
始皇帝側には秦良玉、韓信、項羽、謎の衛士長が登場。ヒナコのサーヴァントとして仮面を外せばびっくりするぐらいの美青年・蘭陵王も参戦です。
謎の衛士長はイラストのテイストがワダアルコさんぽくて、初見で李書文先生だと予想。
タイマン戦の宝具名を見て確信しました。単騎なのにめちゃくちゃ苦戦したし、人間が至れる強さ超えてたでしょ…
はぐれサーヴァントとして、陳宮、赤兎が登場。
陳宮は、EXTRAのラニを思わせる風貌。彼がラニに似ているのか、ラニが彼に似ているのか…
彼とはまたどこかの特異点、もしくは異聞帯で出会うことになりそうですね。
そして、自らを呂布と信じてやまない馬。「問おう!あなたが私のマスターか!?」じゃないんだよ!
勢いだけで笑っちゃいました。まじでこいつ何者なんだ。
芥ヒナコの正体は?
SINでいちばんびっくりしたのはヒナコの真の姿。
実は男の娘なのでは?と予想されていて、あからさまに情報の偽装が発覚した彼女。
まさか真祖の1人だとは予想の斜め上。いやいやマスターが真祖とかありなのかよ。
ヒナゲシ=雛芥子のアナグラムが芥ヒナコで、名前からして正体のヒントは出てたんですよね。
ヒナゲシの別名は虞美人草とも呼ばれていて、中国の伝記が由来。
項羽が出てきた時点で、もしかしたらヒナコが虞美人だと感づいていた人がいるかもしれないですね。
彼女の想いを知ると、カルデアに協力したのも納得。
ヒナコ、いや虞美人も愛する人のため生き続けた者だったんだ。
サーヴァントとして実装されるフラグが立ちまくってるので、絶対に引く。項羽と並んで幸せな姿が見たいんだ…
ところで、虞美人の服装えっちすぎない?繋がってる部分紐じゃん。ぷっつんしたらはだけちゃうのでは…?
項羽がかっこよすぎる
声優が山寺宏一さんなのも相まって、項羽が見た目もボイスもかっこよすぎるんですよね。
シナリオでそのかっこよさがさらに補強されるとは思わなんだ。ボロボロになりながらも、ただ一人の女のために立ち上がる姿は、敵ながら天晴れ。
こんなん見せられたら絶対に項羽弾きたくなる人続出でしょ…
コヤンスカヤのしたたかさ
異聞帯を超えて何度もカルデアの行く手を阻むコヤンスカヤ。SINでも相変わらずの読めなさで登場。何度も始皇帝に名前間違われてたのは笑った。
下乳が露わになったチャイナドレスが性癖に突き刺さる人も少なくないのでは?布がない部分はキツネのマークになってるんですね。
敵対していた彼女と一時共闘したのは新鮮でした。ホームズとダヴィンチが駆けつけたとき、拷問されてエグい状態だったんじゃないかと想像してしまって肝が冷える。
彼女を召喚できるのはいつの日やら。
始皇帝のスケール感が半端ない
始皇帝のサイズの馬鹿デカさには圧倒されました。建物じゃなくて始皇帝そのものとは。
終盤で、汎人類史を認めたうえで、人型になって決着をつけようとする姿勢には感服。
その後、空想樹を倒すために共闘するなんて、少年漫画の王道の展開みたいじゃないですか!
宝具がんがん回って、クリティカルでどんどん空想樹のHPを削ってくれてめちゃくちゃ助かりました。
声優はおそらく福山潤さんで、キングダムの政、皇帝つながりでコードギアスのルルーシュを思い出しますね。
空想樹・メイオール
第3の異聞帯の空想樹の名前は、メイオール。育ちきって、中に銀河が存在するというとんでもない展開に。でかい、でかすぎる。
そもそもオロチもソンブレロも銀河の名前で、今回のメイオールも同じくだから、今後も銀河つながりの名前なのでしょう。
水着メイヴちゃんの宝具で記念撮影しようとしたら、デカすぎて画面外に。これじゃ映えないよ…
無事にメイオールも伐採して、空想切除完了!
最後に農夫が語った白い服の先生はいったい誰なんですかねえ…カルデアの面々に似てたらしく、もうあの男しかいないんじゃないかなぁ。
続く第4の異聞帯の舞台はインド!その名も『創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ』。滅亡が輪廻する…字面からしてとんでもない異聞帯っぽい。
ペペロンチーノに加えて、異星の神の使いでもあるリンボマンも待ち受けているはず。
ヒナコの正体に気づいていたような口ぶりだったし、偽名だしで何者なのかまったく不明。
クリプターの良心とも言えそうなぺぺがカルデアに牙をむくのが末恐ろしい。3章が終わったばかりなのに、4章を早くプレイしたくて仕方ないです。
クリスマスイベント、2019年を盛り上げるためのシナリオで、2018年は終了かな。2019年もFGOに夢中になる日々は続きそうです。
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