劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』感想。「僕」と「桜良」だけに通じる愛の言葉が美しい。
『君の膵臓をたべたい』の映画予告を観たときから、絶対泣いちゃうと思ってたら案の定。涙がボロボロ流れて止まりませんでした。
原作を読んだときと同じく、共病文庫のシーンは本当に涙腺がゆるんで仕方ない。映像と音楽と演技とが合わさって、まっすぐ心に刺さりました。
実写版に続き、アニメ版も素晴らしい作品になってます!
ファンはもちろん、アニメが好きで、初めてキミスイに触れる人にもオススメできる一作。できるだけたくさんの人に観てほしい。
正反対のふたり
人との関わりを避け、本の世界に没頭する「僕」。対照的に、明るくて友達も多い桜良。
「僕」の発する言葉は文学的で、どこか大人びているのに対して、桜良は年相応の高校生らしい。
正反対の二人が"共病文庫"をきっかけに、少しずつ距離を縮めていく。
「僕」が桜良に憧れていたように、桜良もまた彼に憧れていた。お互いにないものを持っていたからこそ、自然と惹かれあったのかもしれない。
二人の関係性は、恋だとか友情だとかではなく、もっと大きなもの。お互いがお互いを大切に思っているのが伝わってきました。
「僕」が桜良にいたずらされて怒ったのも、それをないがしろにするような行動をしてきたからですよね。
誰にも興味のなかった彼のなかで、彼女が大きな存在になっていたのがうかがえます。
「君の膵臓をたべたい」
二人だけに意味の通じる言葉が、彼らの関係性を表すのにふさわしい。
大切なことは目に見えない
物語のクライマックス、共病文庫のシーンが「僕」と桜良の掛け合いになっていたのが印象的でした。
桜良が「星の王子さま」の世界にいるかのような映像はアニメならでは。現実の世界ではもう会えない二人が、きちんとお別れをできた気がして、グッときました。
「大切なことは目に見えない」と星の王子さまで語られていたのを覚えています。桜良の根底にもその考えがあるのではないでしょうか。
「生きるっていうのは、どういうこと?」と聞かれたときの答えにも表れているように思います。
キャストの演技・音楽がどれもぴったり!
高杉真宙さんの演技が、コミュニケーションを避け、自分の世界にこもっている「僕」にぴったりだと感じました。
高杉さんは声優に初挑戦で、声優らしい演技ではなかった。だからこそ不器用で、桜良と出会い、少しずつ変わっていく「僕」らしさがにじみ出ていたのではないかと思います。
オーディションではなくオファーだったとのことで、抜擢した人も何かしら感じるものがあったのでしょうか。
Lynnさんの演技は、元気いっぱいで、明るく「僕」を引っ張ってくれる桜良そのもの。時に見せる不安な面も含めて、こちらもぴったりだと感じます。
ガム君の「ガムいる?」が出てくるたび、笑わせてもらいました。福島潤さんの別キャラが頭によぎって、もうダメ。
まさか「ガムいる?」が「僕」の変化を表すものになるとは、ガム君もキミスイの立役者です。
まっすぐに感情をぶつけるタイプな恭子を演じたのは藤井ゆきよさん。親友として桜良を想う気持ちが溢れていました。
ラストで原作とやや違った形だったのが、恭子ととある人との関係を匂わせる良い演出になっていたのではないかと。気づいて思わずニヤリ。
また、節々で流れるsumikaの音楽が、物語をさらに盛り立ててくれていました。
どれも作品に寄り添った曲ばかりで、歌詞を読むとより心に沁みます。ダウンロード不可避。
原作との違い
原作を完全になぞっているのではなく、アニメ版ではいくつか改変がありました。
まず、花火のシーン。音楽も相まって、かなりドラマチックな場面に!花火がめちゃくちゃ綺麗で、二人が心を通わせる瞬間を彩ってくれていました。
ラストのお墓参りのシーンでは、とある人と恭子の関係性を匂わせる形に。きっと、ほとんどの人が気づいて、ニヤけてしまったのではないでしょうか。
アニメを観て、もしまだ原作を読んでない人がいたら、ぜひそちらも触れてほしい。「僕」の呼ばれ方に注目です。
とある作品との共通点
キミスイは「四月は君の嘘」と共通するものがあると、原作を読んだときから感じていました。アニメを観て、より強くそう思います。
四月は君の嘘は、とある理由からピアノを弾けなくなった有馬公生と、自由奔放なバイオリニスト・宮園かをりが出会うところから、物語は始まります。
青春×音楽×ラブストーリー!アニメ化、実写化もされた人気作です。
灰色だった公生の人生が、かをりとの出会いによって変わっていく。キミスイの「僕」と桜良の関係にどこか似ているように思えてならないのです。
他にも共通点はいくつかあるのですが、すべてを挙げるのはもったいない。
「君の膵臓をたべたい」が好きな人は、ぜひ「四月は君の嘘」を。「四月は君の嘘」が好きな人は、「君の膵臓をたべたい」を。
きっと、どちらのファンにとっても、素敵な出会いになるはずです。
僕がキミスイに出会ったのは、2015年6月。図らずも四月は君の嘘が完結したタイミングで、タイトルと表紙に惹かれたのは、運命なのではなかろうか。
あのとき、本屋さんでキミスイを買うことを選んだ自分に感謝。惜しむらくは、その当時の感想を綴っておかなかったこと。
約3年が経って、アニメという形でキミスイに再び触れられて幸せです。願わくば、たくさんの人のもとに届きますように。
(記事中の画像は劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」本予告から引用しました)
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『FGO』1400万DL記念で新CM公開!カルデアで縁を結んだサーヴァントたちが描かれる!
FGO1400万ダウンロードを記念して、キャンペーンとともに、新CMが公開!
BGMはSAYAさんの『この惑星(ほし)で、ただ一つだけ』。
作詞は毛蟹さん。セイレムの主題歌『清廉なるHeretics』にも関わっていた方ですね。
タイトルも曲調も歌詞も、ものすごく好みです。早くフルで聴きたい。
第2部のEDなのでは?と予想している人もいるようですね。しかし、僕は別の楽曲がED説を推したい。分かるのはいつになることやら。
「この惑星でただ一つだけ 変わらないものがそこにはあって」
たとえ地球が漂白されようとも、変わらないものがある。主人公がサーヴァントと縁を結んで進んできたこれまでの道のりを指してるのではないかなど、想像が膨らみます。
また、CMの作画監督を務めた山田有慶さんは、Twitterで以下のようにつぶやいています。愛あるセレクトに感謝。
それぞれのカルデアで、それぞれの旅路があり、その数だけ思い出がある。素敵ですね。
新cmはプレイヤーが自分たちのパーティーで旅をしているイメージで作りました。
— uk (@uk_yamada_) August 28, 2018
気に入っていただけたら幸いです。
参加した皆様ありがとうございました!
プレイヤーの数だけサーヴァントたちとの思い出があるんじゃないかなと。
— uk (@uk_yamada_) August 28, 2018
数多くのサーヴァントが描かれている中で、注目したいのは、我が推しの武蔵ちゃん!マスターの隣にいて、相棒感がありますね。
冒頭で登場し、戦闘シーンにも!感謝…圧倒的感謝…
邪ンヌの宝具開放シーンっぽいのめちゃくちゃかっこいい!これから全力出しますよって感じがたまらない。
孔明先生、ほとんどのユーザーが周回でお世話になっているんだから、ソロカットがあるのもうなずける。
アルトリアのエクスカリバーがFGO本編で見れるのはいつの日やら。
最高のタイミングでぶちかましてくれると信じてます。グランドセイバー枠?
僕らの課金が新楽曲つきのTVCMになる。こういった形でユーザーに還元してくれるのは嬉しいですね。
最後に、登場したサーヴァントをまとめておきます。漏れがあったら教えてください!
CM登場サーヴァント
アーラシュ
マシュ
宮本武蔵
スカサハ
タマモキャット
ビリー・ザ・キッド
エミヤ
アステリオス
アンデルセン
アビゲイル
マリー
天草四郎
玉藻の前
黒髭
坂田金時
静謐のハサン
シュヴァリエ・デオン
エドモン・ダンテス
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
諸葛孔明
アルトリア・ペンドラゴン
ダヴィンチちゃん
ホームズ
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『アニサマ2018』3日目の感想レポート!予想外あり、豪華なコラボありの最終日!
『Animelo Summer Live 2018 "OK"』3日目に参戦してきました!
新しいアーティストとの出会いあり、予想外の楽曲あり、感動ありと、2018年もめちゃくちゃ楽しい1日になりました。
それぞれのアーティストのみなさんを振り返りながら、感想を綴っていきます!
豪華なコラボと予想外が飛び出した前半戦
3日目は『ミルキィ A GO GO』ならぬ『ANISAM A GO GO』でスタート!ミルキィホームズ×i☆Ris×上坂すみれ×東山奈央という初っ端から豪華なコラボ!
続く妹Sの『かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ! 』は「UMR!UMR!UMR!UMAぢゃないよ う・ま・る!」を会場全体で叫べたのは高まる…!
ORESAMAはPVと楽曲で独特の世界観を作り上げている印象があり、気になっていたアーティストだったんです。生で聴いて、さらに彼らの虜になりました。
『流星ダンスフロア』はタイトルのとおり、SSAがまるでダンスフロアになったかのよう。アニサマを終えて記事を書きつつ、エンドレスリピートしております。
スタイリッシュなステージのあとは、某Projectとよく似たTHE MONSTERSによる『Snow halation』。
演者も曲も予想外!SSAがオレンジ色に染まる瞬間を目の当たりに。3日目で一番のサプライズでした。
予想外に続いて、発表されたときから話題になっていたヘルシェイク矢野が登場!ヘールシェイク!ヘールシェイク!ヘールシェイク!
AC部の高速紙芝居を生で見れたのは貴重な経験。アニサマで紙芝居するなんて、後にも先にも彼らだけなのでは。
ヘルシェイク矢野の盛り上がりのまま、すみぺへ!ポプテピの主題歌を歌いあげます。
途中、観客席がざわざわしていて、何かと思って見上げると、ポプ子とピピ美がいるじゃないですか!特に何もしなかったけど、存在だけで面白い飛び道具みたいなもんですよね。
予想されていた蒼井翔太さんとのコラボは映像に留まる。EDを歌うと予想していましたが、残念ながら外れてしまいました。
YURiKAさんは『Shiny Ray~MIND CONDUCTOR』でリトルウィッチアカデミアとコラボしていて、彼女の夢が叶う瞬間を共有できたことに感動。
オーイシお兄さんの『オトモダチフィルム』はウーニャちゃんをゲストに迎え、PVの楽しげなダンスを披露!この曲のためにアニサマに来たと言っても過言じゃないです。
早見沙織さんの歌声は、何度聴いても美しい。普段はあまり盛り上げるイメージのない彼女が、観客に呼びかけてくれたのが嬉しい。
東山奈央さんの『灯火のまにまに』の盛り上がりっぷりにびっくり。こんなタオルぶん回す曲を持っていただなんて知らなかった。新しい発見。
鈴木みのりさん=ネギ、覚えましたし。MCが選挙演説みたいだったのは面白かったですね。
短い時間ながら、一生忘れないくらいのインパクト。ネギを見れば、鈴木みのりさんを思い出してしまうくらいに。
「お芝居が好き!歌が好き!」とまっすぐ伝えてくれた彼女を応援したくなっちゃいました。
早見沙織さんとのコラボ曲『Catch You Catch Me』はCCさくらファン、アラサーオタクを殺しにかかってるセトリじゃないですか。考えた人やべーよ。
前半ラストは鈴木このみさん!SSAを真っ赤に塗り替え、最高の形で後半にバトンをつないでくれました。
エモさたっぷりの後半戦
麻倉ももさん→雨宮天さん→夏川椎菜さんのそれぞれのソロで、後半戦の幕が上がる。1曲ずつで、それぞれのカラーを感じる曲たちでした。
ただ、正直なところ、トラセソロがシクレ扱いか~とテンション下がってしまったのは否めない。
演者に興味がない訳じゃなくて、すでに他の枠で出演決まってるのに、シクレ枠にするのはどうなのという感じ。
2017年がSOS団、氷川きよし、May'nと話題性と意外性が圧倒的で、同じくらいの衝撃を勝手に期待してしまっていたのかも。
ちなみに、雨宮天さんが出てきた瞬間、前の席のオタクが崩れ落ちたのがハイライト。
i☆Risは怒涛のプリパラ9曲メドレー!芹澤優さんのファンサービス半端なくないですか?
花道で観客側向いて座ってて、もしそんなの間近で見たら一発でファンになっちゃうわ。
小倉唯さんは"可愛い"を具現化したら彼女になるのでは???と思ってしまうくらいの可愛さ。『永遠少年』でタオル振り回すの楽しかったです。
蒼井翔太さんはとにかくかっこ良かった。惚れる。
MCでの「OKとは恩を返すという意味」にはグッときた。アニサマがなければ、今の彼はいなかったのかもしれない。
最後の合唱でも可愛い声とかっこいい声を使い分けてたのも忘れられません。ポプテピの例の下りをやってくれるファンサービスもたまらない。
ZAQさんで盛り上がり、エモいMCが始まったところにOxT登場!
コラボで『シュガーソングとビターステップ』は反則!
ぶち上がるしかないじゃないですか! イントロ聴いた瞬間から最高潮!いやー最高のコラボが見れました。
その流れのまま、OxTへ。
『GO CRY GO 』での76回のヴォイ!は激アツ。ソロといい、コラボといい、OxTの出番といい、オーイシお兄さんに楽しませてもらったアニサマでした。
ミリオンは予習してた曲がばっちりハマって、なかなか楽しめました。『Angelic Parade♪』がお気に入り。
2019年に解散が決まっているミルキィホームズは、最後のアニサマ。
今まで出演したときの映像を流しながら、初めてのアニサマで披露した曲を歌うのは最高にエモい。
フェスで何度かお見かけしたくらいで、熱心なファンではないけれど、曲もMCも映像も相まって、3日目で一番感動した。今までありがとうございました。
JAM Projectは圧巻。『SKILL』で跳び、叫び、残った力を全部使い果たした。燃え尽きたぜ…
全員集合の『Stand by...MUSIC!!!』で〆。たくさんのアーティストが紡いできた曲のあとだと、歌詞がより深く刺さる。
この日の思い出を胸に、OK!の精神を大事にして生きていきたいですね。
コミケが終わり、アニサマが終わる。平成最後の夏、ありがとうございました。
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【ジャンプ】2018年39号の感想。残り十二番、火ノ丸全勝への道が始まる!
祝・ぼく勉アニメ化!アニメで動くヒロインたちが見れる日が待ち遠しい。
ブラクロのアスタやゆらぎ荘の幽奈のように、もしかしたら声優は新人の方が抜擢される可能性もあるかもですね。続報を待ちましょう。
ぼくたちは勉強ができない 76話
祝・アニメ化&巻頭カラー!ぼく勉については別途記事を書いたので、こちらをどうぞ。
ワンピース 915話
本編の前に、表紙のベラミーの衝撃よ。海賊を辞めて、染物職人になるとな!?
いったい彼に何があったんだ…麦わらの一味の海賊旗を新たに描きにくるフラグ?
新たに登場した"真打ち"ホールデムはあんまり強そうな印象を受けないが、とはいえ真打ちだもんな…
腹にライオンがいて、金的されてるのは笑った。ギャグキャラに見えて、実力は本物なのでは。
僕のヒーローアカデミア 195話
心操くんの戦闘スタイルとしては、相澤先生のように敵を捕まえて、能力で撹乱させるような形かな。対複数で本領発揮しそう。
ギラギラしてるのもいいね。戦闘向きの個性じゃないからこそ、A組、B組より遅れていると自覚しているからこそのギラつき。
食戟のソーマ 276話
鈴木が白馬の王子様なら、最後に姫を彼から奪っていくのは平民の創真のほうなのではないでしょうか。身分違いの恋は定番ですもの。
「チータラ 髪に付いてたぜ」は草。「芋けんぴ 髪に付いてるよ」のパロディですやん。
アクタージュ 30話
表紙はTHE 夏って感じで素晴らしいCカラー!ただし阿良也、何気安く夜凪ちゃんの髪触ってんだテメー!
と、初見時は思いましたが、役柄を考えると、カムパネルラとジョバンニは親友なんだから、これくらいのスキンシップは普通にありますよね。
阿良也と夜凪ちゃんではなく、カムパネルラとジョバンニとして見なければならなかったです。冷静さを欠きました。反省します。
「千世子ちゃんのことをこんなに好きになるなんて撮影前は思いもしなかった」と、本人は登場していないものの、好意の深さを感じる。やっぱりアクタージュは百合漫画なのでは?
ところで、阿良也の「夜凪を喰らう」発言が不穏なんですけどー!?
急に夜凪ちゃん宅に押しかけてきそうで怖い。役のためなら何をしでかすかわからんぞ、この男。
アリスと太陽 8話
音楽番組の司会の二人は、バナナマンがモチーフでしょうね。日村の特徴的な髪型のインパクトが強すぎる。
しのんちゃんの全力、いいっすね!今回もアリスと太陽が圧倒するのかと思いきや、二人のパフォーマンスが他の出演者に好影響を与えると。
実力でしのんちゃんが勝ったら、彼女の自信にもなるだろうし、今回は彼女に軍配が上がるとみた。
火ノ丸相撲 206話
他の力士の勝負の結果をまとめつつ、火ノ丸の今後の道を示して、次の相手の紹介もする。加えて、誰もがびっくりなチヒロの息子をも盛り込んでくると。
1話でこれだけの情報量をわかりやすく伝える点からしても、やっぱり川田先生の漫画構成力の凄さを感じる。
チヒロの子供の件は、単行本のおまけとかで補足してくれないかなあ。さすがに予想がいすぎる。目とまゆげがそっくりだ。
火ノ丸の次の相手は大般若、チヒロの兄でもある兵藤真磋人。学生時代からトリッキーな取口だったが、相変わらずのようで。
彼から火ノ丸は自身も気づいていない「技」を見出すのではないでしょうか。「心」の次は「技」を磨く。
残り十二番、火ノ丸全勝への道が、いま始まろうとしております!
火ノ丸だけじゃなくて、他の力士が誰と誰がぶつかるのかも気になるところ。童子切vs大包平は絶対やってくれると信じているし、盛り上がること間違いなし。
かつてのNo.1とNo.2が大相撲で相見える…?大包平、もとい加納くんの背景を知ってるだけに、余計に応援しちゃうんですよね。
童子切を倒して、刃皇に土をつける展開もありうるのではと思っています。誰よりも刃皇と稽古している力士ですからね。
また、334Pに掲載の「川田親方への漫画ぶつかり稽古」は刃皇が生まれた背景が語れていて、興味深かったですね。
相撲界だけじゃなくて、いろんな偉人の要素も取り入れられているらしく、複数の顔を持つ刃皇の底知れなさが、より彼のキャラを濃くしている。
「刃皇を泣かせる」と決めた川田先生の直観、おそるべし。
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【76話感想】祝『ぼくたちは勉強ができない』アニメ化!表紙のヒロインたちが可愛すぎる件について
【76話感想】祝『ぼくたちは勉強ができない』アニメ化!表紙のヒロインたちが可愛すぎる件について
『ぼくたちは勉強ができない』TVアニメ化おめでとうございます!重大発表といえば、そりゃアニメ化が大本命でしょうよ!
予想はしていましたが、実際発表されると嬉しいものですね。これでまたジャンプのアニメ化作品がまた一つ増えた形。次はDr.STONEかな?
制作はstシルバー×アルボアニメーションの2社体制!共同制作といえば『ダーリン・イン・ザ・フランキス』を思い出します。
stシルバーは、もともとアダルトゲームを作っていたそうで、そのあたりの知見も活かされるのでしょうか。
アルボアニメーションは、2017年7月に設立されたばかりで、新進気鋭の制作会社。この2社のコラボレーションがどんな化学反応を起こすのか、楽しみです!
ジャンプ表紙のヒロインたちの表情も、個性が出てて可愛いですね。
文乃は大きく口を開けて喜びいっぱい。理珠は嬉しさもありつつ、頑張らねばと思っているのか、口元が引き締まっている。うるかはいえーいって感じで、こちらも嬉しそうな様子。
あしゅみー先輩はドヤ顔。さすが先輩、どっしりと構えておる。
桐須先生は、不器用なウインクとピース!
生徒たちが喜んでいるし、めでたい機会だしで、彼女も合わせてくれているのではないでしょうか。いまいち乗り切れてないのが可愛らしくて、ほんますこ。
成幸はWピース!ヒロインたちが前面に押し出されつつも、中心は彼なんですよね。
ここからは76話の感想を。巻頭カラーで、袴姿のヒロインたちを拝めて眼福。ジャンプの表紙に加えて、二重の喜び。
アニメ化の発表に合わせて、うるかの海外留学という物語で大きな意味を持つ回をぶつけてきました。
勉強を頑張れば頑張るほど、成幸との物理的な距離は遠のくとは、彼女の健気さに涙が出てくるわ…
ずっとそばにいると思っていたうるかが遠い場所に行ってしまう。当たり前だった存在がいなくなると知ったとき、成幸の心に変化が起きないはずがない。
「知的なメガネ男子がタイプ」と答えるうるかのインタビューを読んでも自分のことだと気づかない鈍感成幸くん。ラブコメ主人公の宿命よな。
ただ、さすがに留学を知ったら動揺して、平常心じゃいられないでしょう。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」と鴨長明の『方丈記』に記されているように、人と人の関係性もずっと同じままではない。
ヒロインレースから脱落したとの見方もあるようですが、僕は逆なのではないかと。別れ際に、グッと成幸の心を掴んで離さなくなる可能性もありますよ!
また、うるかの才能を認めて、背中を後押しした桐須先生の心情にも注目したい。
うるかが留学にチャレンジするのを聞いて、目を閉じてなにやら思うところがあるようす。
うるかを過去の自分と重ねているのか、それとも顔に出さないだけで祝福しているのか。
うるか関連で、先生の過去が明かされる線はありそうなので、そちらにも期待したいですね。
アニメ化発表とともに、うるかが大きな転機を迎えた76話。留学がヒロインレースの結果にどのような影響を及ぼすのか、気になります。
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『ゆうべはお楽しみでしたね』2019年にTVドラマ化!ドラクエⅩをきっかけに始まるシェアハウスラブコメ!
ヤングガンガンとガンガンONLINEでW連載中の『ゆうべはお楽しみでしたね』が2019年にTVドラマ化決定です!
先程、DQX夏祭り@大阪で発表になりましたが、「ゆうべはお楽しみでしたね」2019年TVドラマ化決定しました!
— ヤングガンガン (@yg_gangan) August 25, 2018
続報は今後、ヤングガンガンでお伝えしていきます!
コミックス第5巻は明後日の27日発売ですので、よろしくお願いします(*'ω'*)! pic.twitter.com/uJ7Vvt8vlZ
知人に勧められてから1巻を読んで、どハマりしたのが良い思い出。ドラクエⅩと、ささいな勘違いから始まるシェアハウス生活。
草食系男子と、ギャル系女子。見た目も、性格も正反対。そんな二人が少しずつ距離を縮めていくのが微笑ましいのです。
ドラクエⅩを知らなくても、楽しめるし、知っていたらより面白いはず。この作品をきっかけに、いろいろドラクエⅩに関する知識が増えていくかも。
キャストはいったい誰になるんだろう。「もともとドラクエⅩをプレイしてました!」って人なら信頼度が高まるなあ。地味目男子と、派手目女子。
ドラクエ好きの俳優・女優だと、たくみ役は二宮和也さんや松坂桃李さん、みやこ役は本田翼さんや桐谷美玲さんとか?想像が膨らみますね。
家で二人がドラクエをプレイしている描写が多いので、その点をどう映像化するのかにも注目したいです。
ひそかに応援してきた作品が映像化するのは嬉しい!ドラマを観なくなって久しいですが、この作品は絶対観ます!
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映画『ペンギン・ハイウェイ』感想。ひと夏の冒険と、お姉さんと、おっぱい。
平成最後の夏、また一つ名作が生まれてしまった。『ペンギン・ハイウェイ』は、爽やかで夏にぴったりな映画となっております。
小学生のひと夏の冒険、研究。魅力的なお姉さん、そして、おっぱいが詰まっている。ある種、おねショタ作品ともいえるのかもしれない。
日々、大人に向けて、成長を続けるアオヤマくんの姿を見て、シャキッとせずにはいられない。
アオヤマ君の基準では、とうの昔に大人になったけれど、彼のように向上心を持てていないのが恥ずかしいところ。
少し不思議で、ノスタルジックな雰囲気も併せ持つペンギン・ハイウェイに夢中になってしまいました。
お姉さんの魅力たっぷり!
年上の魅力が詰まったお姉さん、最高か…と何度噛みしめたことか。
歯科助手のおっぱいの大きいお姉さん。男のロマンでしょ。おっぱいが大きいのは、母なる海という意味もあるのでは。
ミステリアスさと無邪気さが同居する、素敵な女性ですよね。リアルにいたら、さぞかしたくさんの男を虜にしたでしょう。
蒼井優さんの演技もお姉さん感に溢れていて、目からも耳からも、お姉さん成分を楽しめる作品でした。
おっぱい、おねショタ、お姉さん
「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心が大変平和になるんだ」 は、後世に残しておきたい名言だ。
小学4年生にして、この真理にたどり着くとは、アオヤマ君はただ者じゃない。
物語のいたるところでお姉さんのおっぱいがアップになったり、幾度となくおっぱいというセリフが出てきたり、おっぱいへのこだわりが半端ない。
お姉さんとお母さんのおっぱいを比較して考えるシーンがあったが、良い着眼点だと思う。何が違うのか。なぜお姉さんを見ると嬉しくなるのか。
「それは、恋だよ」と教えてあげたくなった。淡い初恋。
同じクラスのハマモトさんが自分のことを好きだとはまったく気づかないアオヤマ君。お姉さんにしか目がなく、一途ですね。
お姉さんの部屋にお邪魔するシーンは、アオヤマ君の気持ちになってドキドキしてしまった。好きな人の部屋に行くのは緊張するもの。
もしアオヤマ君が高校生くらいなら、一線を超えた可能性もなきにしもあらず。
しかし、そんな気配はみじんもなく、彼の真摯さを感じたシーンでした。
心が汚れていてすまない…
お姉さんの正体は?
物語の終盤、アオヤマ君はお姉さんが人間ではないと結論づけます。
ペンギンやジャバウォックを生み出せる能力、海から離れると体調が悪くなること、海と彼女の体調が連動していることを考えると、つながりが見えてくる。
ただ、お姉さんはアオヤマ君のいる世界では、海からエネルギーを得なければ活動できない生命体。けれど、海の中の世界では、普通の人間なのではと考えています。
アオヤマ君の世界を表とすると、海の中の世界は裏。
お姉さんは、穴を埋めるために選ばれた、裏の世界の住人なのではないかと。彼女が海辺の街で生まれ育った記憶は、偽物なんかじゃない。
表と裏の世界の均衡が崩れてしまうのを防ぐために、何かしらの抑止力が遣わした存在。それがお姉さん。
Fateでいう抑止の守護者的な。アオヤマ君とお姉さんの別れのシーンは、まるでマスターとサーヴァントの別れのよう。
彼らの別れが余計にウルっときたのは、好きな作品によく似ていると気づいたからかもしれない。
裏の世界に帰ったお姉さんは、表の世界の記憶をしっかり覚えているはず。
いつか成長したアオヤマ君が会いに行ったときに、笑顔で迎えてくれる…なんてベタな展開を妄想しました。
再会するまでにお互いが経験したこと、これからのことを、机を挟んで楽しそうに語らう姿が目に浮かぶ。
そのときには、アオヤマ君は苦いコーヒーも難なく飲み干せる、素敵な大人になっているでしょう。
アオヤマ君が、お姉さんと再会する未来を信じています。
(記事中の画像は、『ペンギン・ハイウェイ』 スペシャルトレーラーから引用しました。)
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