【3月のライオン】第16話 感想「放火部?いいえ、放科部です」
3月のライオン 第16話感想。愛すべき日常回。放課部のシーン、和むなあ。
放火部?いいえ、放科部です
実験のレポートのために、林田先生と零くんが訪れたのは、放課後理科クラブ、略して放科部。
どう見ても高校生に見えないのがひとりいますね?その名も野口英作。元ネタは1000円札の人かな。CVはうえだゆうじさん。ハチクロの森田さん役ですね。
放科部のシーンで、零くんが他の生徒と仲良く喋ってる…!と感動を覚える。ぼっちからの脱却。見てるこっちが涙しちゃうよ。
「一人じゃどうにもならなくなったら 誰かに頼れ でないと実は 誰もお前にも頼れないんだ」
林田先生の名言がまた飛び出す。頼り頼られ、世界は回っていく。
不器用な零くんは、なかなか人に頼ったり、頼られたりに慣れないようだけれど。林田先生の言葉で、ハッとしていたところを見るに、これからは誰かに頼ったり、頼られたりすることが増えていきそうだ。
獅子王戦の結果は…?
獅子王戦最終局は、島田さんの勝利!憔悴しきった姿を見るに、勝ちが決まるまで、一時も気の抜けなかったのがうかがえる。
地元・山形から記者さんが取材にやってきてるのはグッとくる。地元の星、島田さん。期待を背負って、宗谷名人との対局に向かう。努力を積み重ねて、挑戦権を得た彼の姿に、感銘を受けないはずがない。やっぱり努力の人・島田さん、好きだなあ。
「研究会に入らない?」
「研究会に入れて下さい」
ふたりの台詞が被るのにほっこり。お互いに得られるものが、きっとある。研究会に入れてくださいって言うの勇気がいったろうな。だって、後藤だけを見て、島田さんのことなめてかかってたものね。
大荒れの研究会
島田さんの研究会に集まったのは、零くん、二海堂、そして重田盛夫くん。島田さんの同期のようで。CV津田健次郎さんがぴったりすぎる!ちょっとニヒルな重田くん。将棋のこととなると饒舌になるのが面白い。
研究会が進むうちに、二海堂vs重田くんの居飛車・振飛車論争が勃発!我の強い棋士が集まれば、そりゃそうなるわな。鎮火したように見せかけて、油を注ぐ零くんには笑った。
みんな、島田さんの胃をキリキリさせるのはやめてあげて!心なしか、髪まで抜けたような気がするよ。
島田さんの家を出てからも、零くんと二海堂の検討は終わらない。延長戦突入!いつの間にか将棋の話から、鳥の話にすり変わってたけどね。ほんと仲良いな、君ら。
残り6話で、どこまで進むんだろう。宗谷名人vs島田さんの獅子王戦はやるとして、その後切るところが見当たらないような。5巻以降でも好きなエピソードがたくさんあるし、全22話と言わず、クール置いて2期、3期とやってくれたら嬉しいな。
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第17話 感想「嵐のような香子の感情の移り変わりに惹かれる」
【3月のライオン】第15話 感想「A級同士のガチンコバトル!」
3月のライオン 第15話の感想。後藤と島田さんのゴリゴリガチンコバトル、たまんないっすね。どちらも歴戦の猛者感を醸し出している。
香子の歪んだ愛情
冒頭、零くんの眠る布団に潜り込む香子。
「触らないで でも離れないで」の台詞から、複雑な胸中が見てとれる。義理の姉弟が一緒の布団で寝るってイケナイ感じがして、ドキドキしちゃいますね。零くんに限って、獣にならないでしょうけど。
でも、過去回想で零くんに香子が跨ってたことがあったような…。そのときよりも、今回のは時系列は前っぽいが、はたして。
香子は、愛情に飢えている。彼女を歪めてしまったのは、他でもない父親と零くんで。将棋以外の道を、ちゃんと示してあげられていたらなあ。将棋のことしか頭にない幸田氏には難しかったか。
父と同じ棋士である後藤に惹かれたのは、将棋に対するコンプレックスと、父の影を見ているからなのかもしれない。自分に足りないものを、埋めるかのように。
後藤自身も、香子をストーカー呼ばわりするわりに、まんざらでもなさそう。時計をプレゼントしてみたり、ときには突き放してみたり。妻帯者なのに、何考えてるんだろうなーと。
零くんを見守る人々の優しさ
15話のメインは、島田さんと後藤の決勝戦ですが、時折挟み込まれるエピソードにほっこり。
なかなか家にやってこない零くんを心配する川本家の人々や、テスト範囲をかき集めてくれる林田先生、零くんに救われたと語る二海堂。
ひなちゃんの天使っぷりに心を撃ち抜かれ、二海堂の過去話にグッときて、林田先生の気遣いとドジっぷりにニンマリ。
零くんの周りは、優しさに溢れている。零くんは幸せ者だなあ。
後藤vs島田さんのガチンコバトル!
獅子王戦の決勝戦。後藤と島田さんの初戦は、お互い殴り合いのガチンコバトル。重厚さがウリ同士の殴り合いの迫力よ。今まで培ってきた経験と、くぐってきた修羅場の数を思わせる。
3番勝負の初戦は、後藤の勝利。どっちが勝ってもおかしくない。A級同士の白熱した戦いです。
続く2戦目。開幕前の煽り合いが面白くって。生え際を見つめる後藤と、彼のナルシストっぷりを責める島田さんと。対局は、盤に向き合う前から始まっているのです。ただ、二人とも、大人気ね…。
2戦目も、初戦と同じくガチンコ勝負。どっちも入玉して激しい戦いに!勝利を収めた島田さんの疲労っぷりが…。失ったものの大きさを知る。大丈夫かな、島田さんの毛根は…。
帰り道、後藤と香子のやり取りを見かける島田さんと二海堂。誰か、島田さんに想いを寄せる乙女はいないものか!毛根も失い、女性関係に縁がなくと、敗北感が強まっていくような。
なんのこれしき、むしろそれをバネにして後藤を破ってくれると信じております。次回、最終戦。
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【僕だけがいない街】9巻の感想!「雛月、賢也、佐知子、愛梨の視点から描かれる外伝!」
僕だけがいない街 9巻が発売です。アニメが放映されていたのが、もう1年も前。
続きが気になりすぎて、原作を一気に揃えたのも良い思い出。アニメと原作で展開は違っていましたが、うまく絡めて締めたのではないかなと。
さて、9巻は本編終了後に連載された外伝『僕だけがいない街Re』が収録!
雛月、賢也、佐知子、愛梨たちの視点で紡がれる物語。どのエピソードも、落涙必至。僕街ファンなら、買わない手はないっ!
表紙と裏表紙がもう、反則ですよね。手を四角にして、のぞき込む愛梨。その先には…。最終回を思い出さずにはいられない。
以下、三部先生自身が描いた『僕街』公式外伝の感想です。
雛月が踏み出した「明るい未来」
外伝のトップバッターを務めるのは、雛月加代。冒頭の「バカなの?」が懐かしすぎる。彼女を助けるために、悟がリバイバルを繰り返し奮闘した姿が目に浮かぶ。
てっきり悟とくっつくものだと思ってたから、子供連れで現れたときは、びっくらこいたよね…。
ただ、NTRとか言うのは無粋なもんですよ。だって、悟が昏睡してるとき、佐知子と同じくらいそばにいてくれたのは、雛月なんだから。
悟との突然の別れを経て、雛月が明るい未来を選んだからこそ、悟が記憶を取り戻すきっかけになった訳で。雛月と悟の思い出の地である"あの場所"から、一歩を踏み出すのにグッとくる。
賢也の「覚悟」
外伝のなかで唯一、前後編2話を使って描かれた賢也のお話。たまにいるよね、悟と出会う前の賢也みたいな子。
周りと自分は違うと思って、斜に構えちゃうみたいな。だからこそ、アジトでの仲間との触れ合いを通して、成長していく姿がたまらない。
賢也編では、多くの僕街ファンが知りたかったであろう、賢也から見た悟への想いが掘り下げられているのがいいですよね。
雛月のことを気づいていながら、何もしなかった自分と、踏み込んでいった悟と。ガツンと頭を殴られたような感覚だったろうな。
悟の覚悟に感化されて、仲間の良いところを吸収してどんどん成長していく賢也。何人の人に影響を及ぼすのか。まじでヒーローだよ、悟さん。
賢也もそうだけど、彼の父・母も両方とも素晴らしい人物だ。
我が子を信頼し、道を示す父。息子に不自由ない暮らしをさせるために質素な身なりを続けた母。この両親にして、この子あり。賢也を健やかに育て、見守ってくれてありがとうと言いたい。
佐知子の大きな「愛」
悟の一番の理解者であり、愛情を彼に注いできた藤沼佐知子の物語。形は違えど、佐知子もむかし、同級生を救ってると知ってほっこり。覚悟は遺伝するものなのかもね。
佐知子の日記をもとに、振り返る僕街の物語。佐知子がどれだけ、一人息子の悟を愛し、見守っていたのかがすごくわかる。偉大な母の愛。雛月を助けようとする悟の覚悟にも寄り添い、手助けもしてくれた。
何にも本気になれなかった悟。彼が初めて見せた覚悟に涙する佐知子につられ、涙がぽろり。かつては悲しい涙だったけれど、今回は違う。佐知子が流したふたつの涙に、乾杯。
愛梨の視点から見る最終回
外伝のトリを飾るのは愛梨。感動的な再会を果たした最終回の裏側で、何があったのか。どうして悟と愛梨がまた出会うことができたのか。
時が流れ流れて、写真の道に進んだ愛梨は、どうも停滞中のようで。まさか初っ端から辛い展開だとは…。
まあ、それものちにつながる伏線なんですけど。それにしても、表紙の愛梨の姿勢、たまんねえな!フェチい!フェチいよ!
ゆっくりゆっくり丁寧に描かれる悟を見つけるまでの過程。やっぱり愛梨可愛すぎません?誰もいないところに呼びかける姿にやられる。悟じゃなくても、恋に落ちるわ。愛梨の笑顔、優勝!
ふたりがどんな未来を紡ぐのでしょうか。人気漫画家と写真家って、なんだか素敵な組み合わせ。
意気投合して、すぐ仲良くなっちゃうんじゃないかな。世界が変わったって、記憶がなくたって、ふたりが過ごした時間は、なくなったりしないもの。
また本編を読みたい気持ちがむくむくと。
外伝を読んでからだと、あのシーンで、あのキャラはどう思っていたのかと、また違った視点で読めそうで。くぅ〜!三部先生、僕街ロスを埋めてくれて、ありがとうございます!
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「僕だけがいない街」展レポート!場面ボードで物語を振り返る。
『セイレン』2017冬最高のヒロインは、常木耀ちゃんで決まり!
『セイレン』4話視聴完了です。からかい上手の常木さんに翻弄された1ヶ月。毎週見終わったあとには、「セイレン優勝!」しか言えないオタクに成り下がっておりました。常木さん可愛すぎるでしょ!
せっかくなので、常木耀ルートを振り返っての感想をば。
今回は、いわゆるグッドエンドなのかな?
まさか、キスまでしてくっつかないとは思わなかったけれど。海でイチャイチャしてからの、海中でのキス。初めてのキスはしょっぱい味がしたってか!あまりの眩しさに言葉を失ったよね。
感想を検索してみると、ものの見事に賛否両論。ぼくは好きですよ、5年後エンド。 再会したふたりが、どんな物語を紡いでいくのか。時が経っても、変わらず常木さんにからかわれる嘉味田くんの姿が見える。
どこでルート分岐を間違ってしまったのか。プールでバイトの話したのがまずかったのかも。誤解とはいえ、好感度下がった気がしますし。
物語が進むにつれて、嘉味田くんの性癖が明らかになってきたのも良かったですね。澄ました顔して、ド変態だよ!
特に3話の怒涛のフェチラッシュ。足の裏フェチは、まあわかる。何を隠そう、僕も足フェチですから。
ジャージの痕×へそを水平線に沈む夕日に例えたときは、「何言ってんだコイツ…」と驚きを隠せなかった。特殊性癖すぎでしょ。
その後もおもらし妄想するし、そそり立つパレオで先生を撃退するしで、嘉味田くんの勢いが止まらない。
性癖ネタも込みで、楽しめたルートだったなと。常木耀ちゃんは、ビッチに見えて、ちょろいヒロイン、略してちょろいん。
本編に加えて、キャラソン2曲両方とも素晴らしいんですよね。発売から延々とリピートしてるまである。
OPになってもおかしくないくらいアップテンポな『瞬間happening』。夢のために、一歩を踏み出した彼女の姿を見てからだと、2番がまた心に沁みる。
4話ラストの『アカネ色に隠して』は展開も相まって切なかったなあ。思わず言葉を失った、夕暮れのシーンを思い出す。
ところで、セイレンのゲームはきっと出るんですよね?トゥルーエンドで、常木さんがどんな表情を見せてくれるのか。
アニメを超える性癖が暴露されるシチュエーションが待ってそうでワクワク。常木耀ルートが補完されるのが楽しみで仕方ない。
アニメは残り2ルート、常木さんを超えてくるのかどうか。中の人補正も含めて、彼女が最強のヒロインなんだよなぁ。
『セイレン』で、佐倉綾音さんの代表作がまたひとつ増えたのではないでしょうか。 思わせぶりで、男心をくすぐるキャラを演じたら、あやねるの右に出る者はいないっ!
誰が何と言おうと、2017年冬クールNo.1ヒロインは、常木耀ちゃんです!とあるカワウソのつぶやき。は常木耀ちゃんと佐倉綾音さんを応援しています。
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【ジャンプ】2017年9号の感想!「仲間達の背中を見上げ、さらなる高みへ!」
ジャンプ2017年9号の感想。先週に引き続き、火ノ丸相撲がアツい。見せ方上手すぎでしょ。
・背すじをピン!と
むねのなかーにあるーもーのー♪ 逃げ恥マイスターの僕にとって、『恋』の脳内再生余裕でした。みくりさんも、津崎さんも可愛かったなあ。
つっちー、わたりちゃん、ひらりちゃんが3年生になって、頼り甲斐のある先輩になってるのに胸熱。「楽しそう」「やってみたい」って思えるダンスを伝えられるって素敵よね。
真澄くん、リオちゃんたちが残したものを昇華して、彼らなりの鹿高ダンス部を作り上げた。それだけでもう、こみ上げてくるものがある。ひらりんのパートナーである御門くんのキャラも濃いな、しかし。
なんか、今週のラストが、物語終盤感を醸し出しててなんだかなあ。終わらないよね…?僕は信じてるよ!
ところで、とあるカワウソのつぶやき。イチオシの柏小春ちゃんの出番はまだですか!?2年経って、さらに綺麗になった彼女を見たら…どうなっちゃうかわかんないっすよ。
・ワンピース
ブルック負けちゃったか…。さすが四皇といったところ。
「隠し玉」「三つ目族」「第三の目の真の開眼」と今週は、気になるワードがたくさん。サンジの合流も、プリンちゃんの謎も、どっちも目が離せない!
・僕のヒーローアカデミア
ミリオの個性は、地道な努力の賜物。強力な個性だが、一歩間違えば戻ってこられなくなる諸刃の剣。後ろ姿が、どことなくオールマイトと重なる。
ヒーローインターン編で、死柄木との絡みが来そうな予感!「サー」と呼ばれるヒーローの実力や如何に。
・食戟のソーマ
田所ちゃんの笑顔、プライスレス!露骨なエロじゃなくて、もっとこういうのでいいんすよ。順調な堂島チームとは対照に、いがみあう城一郎チーム。だめだ、この親子…。
・左門くんはサモナー
左門くんのネコ好きっぷりがはんぱない。真実を知ったときの左門くんの顔が…切ない。お互い触れないほうがいい黒歴史ってあるよね!
・火ノ丸相撲
ひとりじゃ絶対にたどり着けなかった。ダチ高の仲間達、師匠、ライバルたちがいたから、今の火ノ丸がいる。対する天王寺だって、仲間達との激しい稽古で培った経験が、彼を最強の座に押し上げた。
仲間に支えられた者同士の戦い。まるで決勝の最終戦のような盛り上がり。きっと火ノ丸が勝つんだろうけど、もしかしたらと思ってしまう。
部長の叫びから、新必殺技を繰り出す流れはアツすぎるでしょ。目頭が熱くなって仕方ない。
NEXT→2017年10号の感想!「挫折を知って、強くなれ!」
【3月のライオン】第14話 感想「島田さんはサブキャラじゃないよ!」
3月のライオン 第14話の感想。言葉は少ないながらも、冷静に零くんを諭す島田さんがかっこいいんだよなあ。努力の人、島田さん。
桐山零、完敗
「じゃあ続けようか」
そう促された零くんを襲ったのは、衝撃と恥ずかしさ。A級の棋士をつかまえてサブキャラ扱いとは、若気の至りも甚だしい。
島田さんはすべて見透かしたうえで、零くんの前に座っている。咳払いひとつで、目の前の相手を落ち着かせるあたり、大人の余裕、懐の深さがうかがえるようで。
対局後の感想戦も、零くんが提示した手にすぐさま返すのを見ると、経験値の差が大きいことがわかる。私怨に頭持ってかれて、冷静じゃなかった時点で、勝てる試合も何もないよ…。
恥ずかしさのあまり、走り出す零くん、青春だなあ。恥も外聞もかなぐり捨てて挑んだ島田さんにふっとばされて、頭が冷えたことだろう。まだまだ若いのだから、一度くらいは、こんな経験したっていいじゃない。きっと、これからの糧になる。
それにしても、スミスのいちごちゃんへの愛しっぷりが凄まじい…。1話たっただけで、もうデレデレ。こりゃ、当分彼女できなさそう…。
桐山零、転職!?
島田さんとの対局後、零くんは泥のように眠り続ける。気分が落ちるときは、体調まで落としちゃう不器用さな。一人立ちしたといっても、まだ17歳。どうあったってキャパオーバーしちゃうのは仕方ない。
求人紙を見つめてるけど、転職なんて…まさかまさか。一時の気の迷いでしょ。
将棋界では、天才少年の桐山零も、学校じゃただのメガネ扱い。おいおい、マジか…。ほんとに将棋に特化した子なんだなあって。一人、階段でお昼を食べる姿に涙ちょちょ切れる。ぼっちの古傷をえぐってくる。
そこへ登場したのは林田先生!生徒を思いやるいい先生なんだよなあ。将棋ファンってのもあるかもしれないけど。
林田先生の提案を「でもでも」と否定し続ける零くんへ、林田先生の名言が飛び出す。
「"でも"が100個揃えば開くドアがあればいーが はっきり言って ねーよそんなドア!!」
まったくもって、その通り。一度、素直になってやってみればいーじゃん!何もしないよりマシ。良くも悪くも、挑戦してみて見えてくるものは必ずある。
ぜひとも、島田さんの研究会に入って、さらなる高みにたどり着いてほしいものです。なかなか舐めてかかってた相手にお願いするのは図々しくもあるが、その恥なんて捨てちゃえ!島田さん側はウェルカムだよ!
次回は、島田さんvs後藤の戦い。実力のあるもの同士がぶつかる展開に、ワクワクが隠せない!
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第13話 感想「ついに、島田さんが登場!初セリフにシビれる!」
"不死蝶" 和田光司さんよ、永遠なれ〜KOJI WADA DIGIMON MEMORIAL BEST〜
2016年に逝去された和田光司さんのアルバム『KOJI WADA DIGIMON MEMORIAL BEST』が発売されました。誰もが知る『Butter-Fly』を始め、名曲がたくさん。和田さんの歌声を聴いていると、ついつい涙が…。
リアルタイムデジモン世代、選ばれし子どもたちだった僕にとって、やっぱり思い入れがあるのはButter-Fly。楽しいときも、悲しいときも、背中を押してくれた一曲です。
友人とカラオケに行けば、誰かが必ずButter-Flyを入れて、みんなで盛り上がれる。"バタフライ"と名のつく名曲は数あれど、いちばん最初に思い浮かぶのは、和田光司さんのButter-Flyなんですよ。世代を超えて、愛される名曲!
2015年11月21日、デジモンアドベンチャーtri. 第1章の公開日。劇場でButter-Flyをまた聴けたときの感動といったら。胸にこみ上げる熱い思い。イントロを聴くだけで、あの時に戻れる。新たなデジモンの幕開けに、一気に引き込まれたのを覚えています。
第1章が公開されたその日に開催された『ANIMAX MUSIX 2015』の大トリはButter-Fly〜tri.Version〜だったそうで。
それを聞いたときは、なぜその場にいなかったんだろうと後悔したものです。だって、新しいデジモンの公開日に、主題歌のButter-Flyを会場中で大合唱するなんて、胸熱すぎるでしょ…!
偶然か、はたまた必然か。奇跡的な瞬間の、現場にはいられなかったけれど、その事実だけで胸が一杯になる。
もちろん、名曲はButter-Flyのみならず。
デジモンフロンティア OP『FIRE!!』ED『an Endless tale』『イノセント〜無邪気なままで〜』、デジモンテイマーズ OP『The Biggest Dreamer』、デジモンアドベンチャー02 OP『ターゲット〜赤い衝撃』など、聴き覚えのある曲がズラリ。
どの曲も歌詞を見つめながら聴くと、よりグッとくる。子どもだった頃には気付けなかった歌詞の奥深さよ。大人になった今だからこそ、琴線に触れる言葉たち。
明日を生きるための元気をもらえたり、ときには昔を思い出して、切なくなったり。感情を揺さぶられて仕方ない。
改めて、和田さんがデジモンにとって、どれだけかけがえのない存在だったか思い知らされる。彼が、デジモンシリーズと歩んできた軌跡。デジモンといえば、和田さん、和田さんといえばデジモンと、切っても切れない関係だ。
彼が亡くなっても、彼の遺した名曲たちは、たくさんの人々の胸に刻まれている。和田光司さん、本当にありがとうございました。不死蝶のように何度も蘇り、曲を届けてくださった姿を忘れません。
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【ネタバレ有】デジモンアドベンチャーtri. 第1章「再会」感想
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【ジャンプ】2017年8号の感想!「突然の"2年後"の意味は!?」
ジャンプ2017年8号の感想。今週はなんてったって、『背すじをピン!と』の衝撃的な展開ですよ…。
・背すじをピン!と
まさかの時をすっ飛ばし、2年後へ。せすピンに関しては、別途語っておりますので、こちらをどうぞ。
【背すじをピン!と】83話は衝撃的な展開!突然の『2年後』は一体どういうこと!?
・僕のヒーローアカデミア
雄英TOP3、個性あふれる面々で何より。波動ねじれちゃん、名前のわりにまっすぐな子だね。まっすぐすぎて、あけすけな言動は時に人を傷つけるぞ。
"No.1に最も近い"とイレイザーヘッドに言わしめた遠形ミリオの圧倒的実力よ。すり抜ける個性と相まって、A組の半数を瞬殺。なんて奴だよ、ほんとに。
・食戟のソーマ
創真の反応が、今までの読者を表しているように思えてならないのだが…。過去編を終えて、修行編へ!大人たちvs子供たちの戦いくるー?
・左門くんはサモナー
てっしーの「別に」が含みがあるように見えるなあ。今週イチ可愛かったけど。乙女の気持ちは複雑だなあ。
・火ノ丸相撲
アツい、アツすぎる。何度この作品に"アツい"と言ってきたかわからないが、そのなかでも一番のアツさ。鳥取白楼戦のすべてが、天王寺戦のためにあったといっても過言ではない。
ダチ高のみんながいたから、今の火ノ丸がある。ひとりじゃ超えられなかった壁も、みんなでなら超えられる。仲間の技を活かして、強敵に立ち向かう。アツすぎて火傷しそうだぜ…!
NEXT→2017年9号の感想!「仲間達の背中を見上げ、さらなる高みへ!」
【背すじをピン!と】83話は衝撃的な展開!突然の『2年後』は一体どういうこと!?
『背すじをピン!と』83話に衝撃を受けた。先週、全国大会の打ち上げを終え、次はどうなることやらと思っていたら。まさかの時が進みに進んで、2年後ですよ。いやいやいや、キングクリムゾンかて!
唐突な時の進みといえば、打ち切りを意識してしまうのですが、それはないと信じたい。掲載位置も悪くないし、まだまだこれからがある作品だよ!83話のタイトルは『二年後①』だし、続きがあるのは間違いない。
きっと、描かれなかった2年間のうちにも、たくさんのドラマがあったはずなんですよ。それを描かずに、2年の時を進めたのは、何か理由があると思うんだ。横田先生の英断を信じます。
さて、アツい戦いが続いた全国大会の日から2年。それぞれが歩む道は。
真澄くん&リオちゃんは、ダンスの最高峰"ブラックプール"へと挑戦するようす。挑むは世界。咲本・サラちゃんペアと一進一退の戦いを繰り広げてきたんだろうなあ。真澄くんは相変わらずだけど、リオちゃんは更にきれいになって。
ちなみに、イギリスを訪れるみちるちゃん先生の隣に、『こがねいろ』の金原みさきちゃんがいるのを見逃してないっすよ!
横田先生ファンなら、見逃すはずはねえよなあ!?そのさらに隣にいるのはきなたくんかな。彼も顔出してあげてよ!
こがねいろ、また読み返したいなあ。横田先生の短編集の発売、待ってます。
続いて、八巻・秋子組。チャンピオンに誘われた道に進んだようで。髪下ろした秋子可愛いですね?プロ1年目、真澄くんやリオちゃんの後に続けっ!
一緒にいるのは、畔田に、ナオミちゃん、麹町くんに、あとひとりは・・・誰だ?倉見さん?だとしたら、胸熱だな…。麹町くんをちゃんと待ってたのかい?
最後は、鹿鳴館高校ダンス部。成長したつっちー、わたりちゃん、ひらりんの姿!
ずいぶん背が伸びたねえ、3人とも。いつかのつっちーの夢そのまんまじゃん。相変わらず謎なTシャツ着てるあたり、安心感ある。
つっちーは頼り甲斐と、頼れなさが同居した感じが、たまらない。それでこそつっちーですよ。でも、ダンスのときはわたりちゃんをグッとリードするんだろうな。
わたりちゃんのお友達、たまきちゃんの成長した姿が1コマだけあったのもグッド。高校編がもっとあれば、彼女に出番があったものを…。
ところで、音楽に命かけてる先輩方、まだ卒業してないんですか。今週いちばん笑ったよ。
突然の2年後に、戸惑いを隠せないけれど、これも背すじをピン!とに必要なことだったと語れる日が来るのでしょう。偉大なジャンプの大先輩、ワンピースだって"3D2Y"を合言葉に、2年の月日を進めましたし。
さすが横田先生、僕ら読者をいい意味で裏切ってくれる。来週以降も楽しみで仕方ないぜ…!
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逆転裁判 15周年特別法廷 昼の部レポート!盛りだくさんの内容にファン垂涎!
逆転裁判シリーズは、3が至高だと末代まで伝えていきたい。逆転裁判が生まれてから、2016年で15年。15周年を記念して行われたイベントに、参加してきました!
豪華ゲストに製作陣のみなさんも参加と、開催前からワクワクが止まらなかったですよ、ほんとに。
実際参加してみると、書き下ろしシナリオの特別法廷あり、裏話あり、朗読劇あり、バラエティコーナーあり、新情報ありと盛りだくさんの内容に!もーめっちゃ笑って大満足。
正直、逆転裁判シリーズをプレイしてたのが何年も前で、好きな気持ちだけが残ってたんですが、特別法廷を終えて、ファン熱再燃。逆裁愛を感じるステージを見せられて、高まらない訳ない!
開始前に、各作品のPVが流れてて、懐かしさで胸いっぱいになりましたもん。思い切って、未プレイの大逆転裁判をぽちー。まずは、途中で止まってる6を進めてから。しばらくは逆裁逆裁言うアカウントになるかもですね。
大満足の15周年特別法廷 昼の部をピックアップしてレポートです!記憶違いなどあれば、コメントくださいませ。
時代が逆裁に追いついた!?
開始直前、なるほどくんと御剣検事による、諸注意のアナウンス。
普通ならスタッフの人がやるところを、キャラがやってくれるとは嬉しいサプライズ。アクアリウムとサイリウムを間違う御剣検事が可愛かったですまる。
まずは、逆転裁判特別法廷の映像からスタート!掛け合いが懐かしすぎる。なるほどくんと真宵ちゃんが一緒に「異議あり!」を言うシーンで、3の名シーンを思い出すなど。感動的なシーンなのに、パロディで使うなんてw まーた3やりたさがむくむくと。
DL6号事件が時効を迎えた2016年が過ぎ去ったと聞いて、ついに時代が逆裁に追いついたかと。いや、逆か。2016年にしては、作中のデバイスが古いというネタには笑わずにはいられなかったですね。
映像のあとは、キャストのみなさん、製作陣のみなさん登場!今だから言えるトークを繰り広げます。巧さんとキャスト陣の食い違いには、会場中から「異議あり!」が聞こえそうな気がしました。
オドロキくんと心音ちゃんは元気いっぱい!
続いて、逆転裁判4〜6の特別法廷。作中では明かされていないはずの"あの秘密"がここで明かされてしまうのか!?とドキドキしっぱなしでした。蓋を開けてみれば、オドロキくんの歌のへたっぴさしか印象に残ってねえ…っていうのは言い過ぎか。
トークでは、オドロキくん役のKENNさん、心音ちゃん役の潘さんの自由奔放さと元気さに圧倒されっぱなしでしたね。キャラに引っ張られて声大きいんだもの…。
椅子に座るとき、間違えて座っちゃってあたふたする潘さんがものすごく可愛かったです。
言及したいところはいっぱいあるけれども、やっぱり忘れられないのが、KENNさんオンステージでしょう。「ほんとは歌うまいんだぜ〜」と舞台の中央に立ち、スポットまで浴びて披露した歌声は。
「Sugar‥‥Sugar‥‥」
まるで生でオドロキくんが歌ってるようなダミ声。どうしてこうなった…。会場を大爆笑の渦に巻き込んでくれました。この歌ネタ、この後もちょこちょこぶっこまれるようになったの、最高かっ!
メイキング映像で振り返る舞台版
続いて、舞台版『逆転検事』から3人のキャストが登場!舞台やってたの、初耳でした。みんなイケメンで眼福…。御剣検事も、イトノコ刑事も、矢張までもかっこいい…だと…?
舞台の練習風景から、本番までのダイジェスト映像を流しながら、キャストのみなさんが生コメンタリーをする形で進む。舞台は舞台で、また違った逆裁の世界が見られそう。
もしかしたら再演もあるかもとのことなので、開催された際には参加したいですね。
声優さんたちの生朗読劇がたまらない!
大逆転裁判ステージは、生の朗読劇からスタート!まさか朗読まで聞けるとは思ってなかったので、素直に嬉しい。龍ノ介がヒロインの「寿沙都(すさと)」さんの名前を言い切れてないのに笑う。
登場時、花澤さんがちょうど逆側だったんですが、朗読終わってから僕が座ってる側に来てくれて、心の中でガッツポーズ!手前のMCの方々のお水で顔が隠れてたのは、ちと残念だったけれども。
自己紹介で「すさと」を噛むざーさん、超可愛かった。花澤香菜さんは天使だと再認識した次第であります。
大笑いの逆転シリーズ 大感謝祭
ひととおり作品の紹介を終え、バラエティコーナーへ!1つめは、いわゆる画像大喜利。キャストのみなさんのクリエイティビティが試される。
いろいろ面白い回答はあったんですが、一番笑ったのは、なるほどくんと真宵ちゃんが面会室で向かい合うシーンにて、近藤さんのひとこと。
「本当に…僕の子なのかい?」
サイテー!男として一番言っちゃダメなセリフだぞー!会場大爆笑、なるほどくん本人が言ったみたいで、二重で面白い。ちゃんと責任取らなきゃダメだぞ!
2つめは、絵心一本勝負!「サイバンチョ」をテーマに、チームのみなさんで大きなキャンバスに絵を描く。BGMと会場の手拍子に合わせて、みんな踊ってたのが楽しかったな〜!
耳から楽しむ逆転裁判
イベント終盤戦、SUPERBAND「ジャスティス」のみなさんによる生演奏!逆転裁判の音楽が生で味わえるのは贅沢過ぎる。
セトリは以下。
1.成歩堂龍一〜異議あり!2016
2.ゴドー〜珈琲は闇色の薫り
3.逆転裁判1〜3 追求メドレー
追求メドレーでは、会場中の「くらえ」から始まり、手拍子で楽しく聞けたのが嬉しくて。岩垂さんいわく、演奏の難しさは度外視して、ファンのみなさんが好きそうなものをセレクトしてくれたとのこと。その心意気に、グッとくる。
昼の部、夜の部両方の参加者が結構多かったことを受け、夜の部は違う曲で…と語っていたけれど、実際どの曲が演奏されたんでしょうか。私、気になります!ファンサービス旺盛で嬉しい限り。
逆裁シリーズはまだまだ終わらないっ!
演奏のあとは、お知らせコーナー。ゲームとのコラボやら、スーツケースの発売やら、いろいろありましたね。
最後は、キャスト陣、製作陣の代表のみなさまのコメントで〆。会場からはけていくとき、近藤さんと下野さんの「異議あり!」で締めたの、尊い…!夢の共演じゃないですか!
会場が暗転し、ついに終わってしまったか…と余韻に浸っていたら、大逆転裁判2のPVが公開!ラストの人影にひときわ盛り上がっていたのですが、その正体は果たして…。
そもそも大逆転裁判をやっていないのが悔やまれる…。絶対追いついてやるからな!
製作陣のみなさん、キャスト陣の逆裁愛が詰まった素晴らしい特別法廷に大大大満足です!ただただ、ありがとうと伝えたい。
再燃した逆裁愛を冷ますことなく、まずは6をラストまで駆け抜けます。ついで大逆転裁判。既シリーズもやり直してしまおうか…。嗚呼、特別法廷の特典DVDも見なきゃ…。アニメも…。
少し逆裁から離れていた分を、今から取り戻す所存であります。また20周年の記念イベントでみなさんに会える日を信じて。